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きっと、うまくいく(2013) 3IDIOTS 404本目

ストーリーが秀逸!きっと、うまくいく ( 3IDIOTS)

出演:
ランチョー役 アーミル・カーン
ファラン・クレイシー役 R.マドハヴァン
ラージュー・ラストーギー役 シャルマン・ジョシ
ピア・サハスラブッデー役 カリーナ・カプール

監督:ラージクマール・ヒラーニ
お勧め度★★★★☆


正直に言うと、私はずっとインド人が苦手だった。
私が出会ってきたインド人が単純にたまたま、稀に見るクソだっただけで、それをすべてのインド人に当てはめては絶対にいけないとわかっていても、あまりにもそういう確立が高かったので、「インド人」というだけで敬遠していたところはあった(ごめん!)
あ、これは男のインド人に限りますけど。
特に女性にだらしなく、なぜかインド人に好かれた私はいろいろ嫌な経験をしたもんだった。
でも、それを言うと、「差別だ!」とか言われそうだったので、誰にも言ってなかった。
それが、ひょんなことから、台湾人の友人がぽろっと「私、インド人って苦手」といったことから、「ブルータス、おまえもか!」と共感しあった。
そんなこんなで、インド人男性への私のイメージが払拭されることはしばらくなかった。
でも、それが実はすばらしいインド人男性に二人も出会って、やっぱり私が出会った男達が単にクソだったと確信した!
それは友人の会社の上司のインド人と、私の会社の上司のインド人。
二人ともそれはそれはジェントルマンで、女性にもリスペクトを忘れないすばらしい人だった。
そんなわけで、今はインド人が苦手ではない私。
もしそういう思いをしている方がいたら、のどうでもいい情報ですが。

そして、実は私はインド料理が大好きだけれど、インド音楽が苦手。
特に女性のフニャララした声をきくと、なにか戻しそうになる(失礼!)
たまに、インド料理屋でそういう音楽が入っていると、とたんに食欲がなくなってしまうからやめて欲しいんだよね~。
これ、共感する人あんまりいないか。

そんなわけでインド映画もあまり見ません。
急に音楽がかかって滑稽な歌とダンスを繰り広げるところも全然面白さを感じないし。
おそらく、これがミュージカル映画が嫌いな人の感覚なのかなぁ。
いや、全然違うし!(と言ってみる)
そんな私のインド感を変えてくれた名作!

「10年後にここで、誰が成功しているか確かめよう」といったチャトルに呼び出されたファランとラージュー。
彼らはインドの工科大学ICEの同級生。
しかし親友のランチョーは卒業してから行方がわからなくなっていた。
その行方を突き止めたというチャトルと彼を探しにいくが…。

探しにいく課程でランチョーという男がどういう人間だったか、が語られていくのだけれど、そのエピソードがすごい!
なんというか、キャラがみんな個性的で、素敵。
さらに、この映画の面白さはダンスや音楽ではなく、ストーリーなんだな!
実際インド映画にありがちなミュージカルシーンは2回しかありません。
その2回もいらない、といいたいところだけれど、結構重要。
特に1回目のテーマソング後の衝撃的な展開は、やはり音楽あっての展開なんだろう。

すばらしいのはストーリ構成。
伏線がちりばめられていて、そのちりばめ方も自然。
どうでもよさそうなエピソードが後でちゃんとつながっていく。

例えば
なぜ舞台が工学大学か?
最初に自殺した学生についてランチョーが学長に言う台詞「これは自殺じゃない、殺人です」の意味。
ピアの姉の子供がお腹の中で蹴ること。
勉強したいならとりあえず征服を着て学校にもぐりこめというランチョーのアドバイス。
苦し紛れに学長に言い訳したインバーターのその後。
チャトルが取引しようとしている偉大な科学者ワングルについて。

これらが後から「あ!そうだったのか!」ってなる瞬間が面白い!

すべてにおいてとても練られたストーリーなんだなぁと思ったよ。
この映画は実に3時間近くもの大作で、たとえ音楽のシーンを短くしたとしても、もともとそんなにないから、それ以上にいろんなエピソードが詰め込まれている!
これ、途中にインターバルがあるんだけれど、映画館でも休み時間あったのかなぁ?

映画に出てくるインドは私が知っているインドとはちょっと違っていて、美しい景色がたくさん登場します。
そのあたりも見ていて気持ちがいい。
そして、ピア役のカリーナがなかなか美しい。
時々特大の鼻ピアスしている時があって、「インドってああいうピアス流行してんのかね?」と思っちゃった

そしてもう一つ、この映画のすごいところはやっぱり俳優たち。
大学生の役を演じている3人を見て、「ずいぶん似ている俳優を集めたなぁ」と思ったら、

3人とも大学生役と10年後を両方演じてた!

あらー!
似てるなぁとは思ったけれど、気がつかなかったわ。
特にアーミルなんかはオーバー40にして19歳の役。
インド人は老け顔だけど、それでも違和感なかったなぁ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
笑って泣いて、至極のエンターテイメント映画でした!
ただ、一つ難点なのは英語とヒンドゥー語が交じり合っていてしかも英語はインド訛りなので聞き取りづらい!!
字幕か吹き替えをオススメします。


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