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秒速5センチメートル (2007) 454本目

音楽PVでないことを祈る  秒速5センチメートル

出演:
遠野 貴樹役  水橋研二
篠原 明里役  近藤好美
澄田 花苗役 花村怜美

監督:
新海誠
お勧め度★★★☆☆

この前、「君の名は。」がテレビで放送されてましたね!
実はこの時、うちのBossが重大な告白を!
「実はさ、この映画、あんまり意味がわからなかったんだよね」
だって!
まさかの!
仕方がないので、いろいろ説明しながらまた見ました。
うん、なかなか面白い。
よくできたアニメです。

その頃、他にも「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」なども見て、さらにこの「秒速5センチメートル」も見ていたのだけれど、レビューしていなかったので、再視聴しました!

東京の小学校に通う貴樹と明里。
明里の引っ越しをきっかけに、学校は離れてしまうが、文通を続けていた。
ある日、貴樹も引っ越しをすることになり、貴樹は思い切って明里に会いにいくことに。
そこから2人が大人になるまでの物語。

この映画は「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」の三作からなる映画です。
貴樹はこの三作すべてに登場します。

まずなんか、このタイトルがカッコいいよね

いったい何のことなんだろう?と興味をそそられます。
映画の始まりですぐに語られますが、「桜の花びらが舞い落ちる速度」だそうです。

1つ目の「桜花抄」は中学生になった貴樹が東京から栃木へ明里に会いに行く話。
確かに栃木って、東海道線で一直線だけど、中学生にしたら微妙に遠い距離なんだろうね。
雪のせいで遅延したりして不安が募ります
この貴樹という主人公、ナレーションは過去の自分を振り返っているのか、それとも中学生の貴樹の心の声なのかわかりませんが、

こんな中学生いる?ポエマーか!

僕たちの前には未だ巨大すぎる人生が、茫漠とした時間がどうしようもなく横たわっていた。

とか言う?
中2だからか?

女の子ならわかるけど、男の子がこんな考え方するかね?
とにかくリアリティーがない。
貴樹を見てるとむず痒くてしょうがない

あと、冬に暖房のない小屋で寝たら

寝るなー!死ぬぞ!

流石に一泊する予定ではなかったと思うのだけど、親に連絡もせずに平気なのかね?
どうでも良いことが凄く気になる映画でした。

二つ目は「コスモナウト」。
種子島で高校生になっている貴樹。
新しく花苗というカワイイ女子が登場します。
このころ貴樹はさらに辛気臭くなっていて、

花苗はいったい貴樹のどこが好きなの?

しかも一緒に帰ろう!なんて思わせぶりな貴樹。
嫌だなぁ。

三つめは「秒速5センチメートル」。
映画のタイトルになっているほどだから、このエピソードが一番大事なんだろうと思いきや。
なんと若干15分!
しかもセリフはほとんどなく、大部分が音楽。

これ、PVじゃないよね?

音楽は山崎まさよしの名曲「One more time, One more chance」。
この曲は確かに素晴らしい。
でも言わせてほしい。
そもそもこの曲は別の映画のために作られた曲で、「月とキャベツ」というこの曲の映画がすでにあるのに!

これは「月とキャベツ」の音楽なんですよ!

いやあ、もう1996年の映画だし、今の若者は知らないだろうし、みんなも忘れているだろうから、ってこと?
実際、2005年にこのシングルは生産終了してるから、新しく発売して良いでしょう!ってこと?
皆の記憶が「月キャベ」から「秒速」の主題歌へと変わっていくのですね・・・

しかし、確かにこの映画にピッタリとした曲と歌詞。(いや、そういう風に作ったんだろうけど)
この楽曲を見つけて「これだ!」と思ったのか。
最後は思いっきり音楽堪能させてくれますし。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
なんだか鬱々とした映画なのですが、とにかく美しいということは言えます。
そして、PV風に映像を作っちゃうところは「君の名は。」にも繋がるような気がします。
このどうしようもない結末がちゃんと「君の名は。」で改修されたということで、必要な経緯だったのでしょう!

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シング (2017) SING 435本目

これぞ神キャスト!シング (SING)

出演:
バスター・ムーン役 マシュー・マコノヒー
ミーナ役 トリー・ケリー
ジョニー役 タロン・エガートン
マイク役 セス・マクファーレン
ロジータ役 リース・ウィザースプーン
アッシュ役 スカーレット・ヨハンソン

監督:
ガース・ジェニングス
お勧め度★★★★☆

トレイラーを見た時からずっと見たいと!と思っていたこちら。
いつもなら吹き替えは全然興味ないのだけど、今回は吹き替えも気になって、両方見ました。
しかもすでに数回リピートしている!
ベタだけど感動の名作

子供の頃に舞台に魅せられて、劇場主となったバスター・ムーン。
しかし経営難に陥り、火の車状態。
新たな劇場の目玉として、賞金1000ドルの歌のオーディションを開催することに。
しかし、事務員の手違いにより、賞金が10万ドルに!
集まった訳アリのオーディション参加者に本当のことを言えないバスター・ムーン。
いったいこのオーディションはどうなってしまうのか!

この映画、キャラクターの特徴がとてもよくできているので、「これ、別にアニメじゃなくても、動物じゃなくてもよくない?」って思ってしまいます。
それくらい良い。
ただ、人種的なイメージをつけさせないため(そうはいっても英語の発音とかからゾウは黒人だろうなぁと思っちゃうけど)に、動物っていう設定はなかなか面白い。
でも、動物でなければならない理由はないように思いました。
キャラデザも限りなく人間に近づけていて、「ああ、こういう人いるよね」って思わせる。
ストーリーもありがちっちゃあ、ありがちなのだけれど、盛り上げて落として、盛り上げる!っていう安心の構成。
これがまた良い!

でも、私が最高に好きなのは

キャストが素晴らしいってこと!

最近吹き替え版と言えば、集客を狙ったキャストが多くて、オリジナルのクオリティーをかなり下げてしまっている悲しいケースが多いのだけれど、これは違いました!
もちろん、話題性はあるけれど、それ以上に「歌」に重きを置いたキャストになっていて最高だった!
同時に、決して英語版のキャストと地声が似ているというわけではなく、日本語版は日本語版として、ピッタリくるような配役をしているところも素晴らしい!

まずは主役のバスター・ムーン役、マシュー・マコノヒー。
345px-Matthew_McConaughey_-_Goldene_Kamera_2014_-_Berlin.jpg
数々の名作映画に出演し、若い時はそのプレイボーイっぷりが素敵でしたが、歳をとって渋くてカッコよくなった!
私の大好きな映画「ウェディングプランナー」にも出ています。
どう見てもマシューと日本語版の内村光良は似ても似つかないんだけれど、どちらもなぜかピッタリ!

そしてジョニー役のタロン・エガートン。
Taron_Egerton_SDCC_2014.jpg
彼には驚きました。
歌がうますぎ!
「キングスマン」で有名な彼がこんなに歌がうまいとは!
学生時代にコンクールで優勝したこともあるとか。
今はミュージカルでも活躍しています。
日本語版は大橋卓弥。
これも歌声に関しては文句なし。
キャラクターにもピッタリあっています。
ただ、欲を言えば彼は俳優ではないので、普通のセリフの部分がタロンのようにはいかなかったかも・・・。
いや、でも、かなりのクオリティーです。
素晴らしかった。

そして何と言ってもぴっくりなのがミーナ。
英語版はトリー・ケリー。
Tori_Kelly,_2016_Toronto_Film_Festival-1
文句なしの歌声。
そして日本語版はミーシャ。
本当にミーシャが吹き替えしてくれて嬉しい!
彼女ほどミーナを表現できる歌手はいないでしょう。
そして驚きなのが、ミーナのおどおどとしたセリフ部分もすごく上手!
ミーシャにそんな才能があったなんて・・・!

ロジータ役のリース・ウィザースプーン。
Reese_Witherspoon_at_TIFF_2014.jpg
彼女のパンチのある歌声にもびっくりしました。
しかもあんなテイラースウィフトの歌いにくい歌を歌いあげている。
日本語版は坂本真綾。
声優で歌手なので、安定のキャスト。

アッシュ役も驚きました。
英語版はスカーレット・ヨハンソン。
Scarlett_Johansson_Césars_2014
そして日本語は長澤まさみ。
歌にももちろん驚いたけれど、声優としての演技も素晴らしかった。
実際「君の名は。」でも驚いた。
女優としては上手でも声優としてはちょっと・・・という人が多い中で、長澤まさみは長澤まさみと気が付かせずにキャラクターを押し出してくれる。
むしろ、テレビドラマより自然。
日本のスカーレット・ヨハンソンと呼ばれているとかいないとか。
でも、声は全然違います。
それでもこのアッシュというキャラには両方ぴったりしているから凄い。

声優と俳優が混じっていると声優がうますぎて浮いてしまうことがあるんだけれど、今回はキャストが素晴らしかったのでそういうこともなく(ジョニーはいいんです、これで)どちらも1つの独立した映画として楽しめました。
こういう映画もあるんだなぁ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
続編が制作されているようです。
しかし、ここからどうやって続けるんだろう・・・。
でも、次回作でも同じキャストで見たい!

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9 ~9番目の奇妙な人形 (2010)9 411本目

世界観最高!9 ~9番目の奇妙な人形(9) 

出演:
9役 イライジャ・ウッド
7役 ジェニファー・コネリー

監督:
シェーン・アッカー
お勧め度★★★☆☆

もともとは監督のシェーン・アッカーが2005年にUCLAのアニメーション・ワークショップで課題として製作した短編がもとになっています。
この短編を見たティム・バートンの目に留まり長編映画に!

人類が滅亡した世界。
目が覚めた9は自分と同じような人形がいることを知る。
いったいなぜ彼らは作られたのか、そしてなぜ人類が滅亡したのか?!

短編の方も見たのですが、短編はさらに背景があまり語られないので、雰囲気重視です。
ただ、その雰囲気がイイ!

廃墟感最高!

予告編からワクワクさせてくれた本作ですが、正直最初に見たときはハテナだったよ。
どちらかというと肩透かし…。
なぜなんだろうと考えてみる。
そもそもなぜ世界がこんなに荒廃しているのか、という理由が後に語られるんだけれど、おもったよりフツーの理由。
普通というより、映画に「ありがち」な理由。
人類が滅亡して、機械と人形しかいない世界って、まあ、そういうことです。
「ターミネーター」的な?
そして、オープニングで9を作ってくれた博士みたいな人が9が未完成なまま亡くなる感じ…、どこかで見たような…。

シザーハンズか!!

いや、内容は全然違うんだけど、テイストが一緒。
ああ、ティム・バートンだからそりゃそうか。
そんな感じでどこかでみたなぁというテイストなのでワクワク感がどんどん消えていく…。

人形が作られた「理由」というのがこの映画の謎でもあるんだけれど、その理由も結構フツー。
まあ、そうだよねって感じ?
人形も博士が作った創造物であることには変わりないんだけれど、機械=人形ではない。
そこは重要。
なんだかすごい謎(どんな謎だったら納得するのかって話はありますが…)があるのかと思ったけれど、案外予想できる範囲のものでした。

ただ、とにかく、映像や人形達の動きは魅力的。
カチカチした音と人形のやわらかい感じがマッチしていてゾワゾワします。
アクションもあり、見ごたえ満載

だからこそ、ストーリーの奥深さがもっと欲しかったなぁ。
9の台詞に”I started this, now I need to finish it”というのがあるのだけれど、まさにその通り。
しょっぱなから

なにやってんだよ~9~!!

というシーンがあります。
でも、まあ、最終的には必要な作業だったんだろうけど、なんとなく9が疫病神のように見えて、
もう少し説明というか、そのあたりを強調するようなストーリー作りをしてほしかったなぁ。

一応、お話にちゃんと結論が出るんだけれど、最後もなんとなく終わる感じで、この先どうなっちゃうんだろう…

主人公9を演じているのはロードオブザリングで有名なイライジャ・ウッド。
200px-Elijah_Wood_by_Gage_Skidmore.jpg
最近なにしてんのかなぁと思ったけれど、映画にはコンスタントに出演しているようです。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
雰囲気や設定は最高に面白いです!
だからこそストーリーの薄っぺらさが逆に際立ったのかも。
でも、この廃墟感を一度は味わって欲しい!

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コララインとボタンの魔女 (2010) CORALINE 403本目

ちょっとだけホラー コララインとボタンの魔女 (CORALINE)

出演:
コラライン・ジョーンズ役 ダコタ・ファニング
メル・ジョーンズ役 テリー・ハッチャー

監督:
ヘンリー・セリック
お勧め度★★★☆☆

クレイアニメが好きです
特にウォレストグルミットシリーズ。
そしてストップモーションアニメも結構好きです。
それがこれ、「コララインとボタンの魔女」。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」もおんなヘンリー・セリックの作品です。
キャラクターはとてもかわいいとは言い難いんだけれど、なんともいえない魅力があります。

ピンクパレスアパートに引っ越してきたコラライン。
自分をかまってくれない両親に不満をもっている。
引越し先で偶然見つけた封印された小さなドア。
あけてみるとそこは壁だったのだが、ある夜、そのドアが別の世界に通じていることを発見して…。

ヘンリー・セリックらしい、ちょっとダークなホラーファンタジーです。
キモかわいい感じがなんともいえない雰囲気。

途中、アドベンチャーチックなシーンではドキドキワクワクもさせてくれて、なかなか楽しませてくれます。
実は私、これは映画館で見ました。
確か3Dだったような気がする。
そして、それほど面白かったような気がしなかったけれど、見返してみたら、まあまあ面白かったです。
なぜ最初それほど面白いと思えなかったのか考えてみると、

①なぜ引っ越してきたのか明確にわからなかった。
たぶん、両親の仕事(園芸関係)なんだろうけれど、引っ越してきた両親もあんまりハッピーな感じじゃないんだよね。
②「子供のいる家族にはアパートを貸さない」と言っていたのに、貸したのはなぜか。
子供のいる家族に貸さない理由は大家の双子の姉妹が失踪したことが関係しているんだと思うんだけれど、今回貸し出した理由については特に触れていない気がする。
単に空き部屋にしたくなかっただけなのかなぁ。
③2階に住んでいるボビンスキーさんが、別の世界の住人のように変人。
そうなると、今の世界と別の世界の区別がつきづらくなって、なんだか分かりづらかった。
④3Dがごちゃごちゃしていた。
背景とか、いろんな小物とか、アイテムとか、見所いっぱいなんだけれど、3Dになるとなんだかゴチャゴチャ感がまして、目が疲れたんだと思う。

改めてみてみると、細かいところまでとても精巧にできていて、とても素敵だし、1時間40分くらいなので、中だるみもないはずなんだけど…。
たぶん、最大の問題は私がコララインに共感できなかったことなんだろうなぁ。
私はあんまり両親に不満を感じたり、自分の現実に不満を持ったりしたことがないのかも。
幸せだなぁ。
でも、そういう思いを抱いたことがある人には、今自分の目の前にある現実と理想についていろいろ考えさせるところがあるのかも。

さて、そういった意味ではおそらくこの映画(もともとは児童文学なので)の教訓としては現実に不満があっても本当に「別の世界」
が最高!ってことにはならないんでは?
ということかな?

コララインの声は今は素敵な女性に成長したダコタ・ファニングが演じています。
200px-Dakota_Fanning_Very_Good_Girls_Premiere_(cropped).jpg
あんまり声を聞いて、あ!ダコタちゃん!とは思わないけれど、好奇心旺盛な元気な女の子を上手に演じています。

そしてお母さんのメル役はテリー・ハッチャー。
200px-Teri_Hatcher-_World_of_Color_Premiere_21.jpg
最初気がつかなかったけれど、「別のママ」になった時に「なんか聞いた事がある声だなぁ」と思った!
そしたら、彼女だった!
「デスパレートな妻たち」でおなじみのテリー。
あの役のせいか、母親!って感じがすごくする。

そういえばエンドロールの最後に” For those in the know Jerk Wad”とあって、なんのことだろう?
って思った人いなかった??
これは当時コララインの映画のHPで募集していたナイキのコララインモデルに応募するシークレットコードだったのです!
こんな感じのスニーカーらしい。
無題
実際に当選した人のブログとかも見たから、本当にプレゼントがあったみたい!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
大好き!というわけじゃないけれど、雰囲気のあるなかなかの映画です。


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雲のむこう、約束の場所 (2004)383本目

「君の名は。」の元ネタ?雲のむこう、約束の場所

出演:
藤沢 浩紀役 吉岡秀隆
白川 拓也役 萩原聖人
沢渡 佐由理役 南里侑香

監督:
新海誠
お勧め度★★★☆☆

やばい!!
今月まったく更新せずに11月を終わらせてしまうところでした!
こんな臨時休業ばかりのカフェに足を運んでくださった方、ありがとうございます
いろいろと彷徨っておりましたが、やっと、やっと一つの場所にセトルすることが決まり、新居にネットも接続しました!
U-NEXTのお試し期間は終了し、現在Netflixのお試し中です。
使っているのはもちろんアマゾンファイアースティック!これ、本当に便利です。
他にもアメーバTVやYou Tubeもテレビで見れるっていうのが嬉しい。
アマゾンプライム会員でなくてもアマゾンアカウントを持っていればOK!
U-NEXTにはなかった「ウォーキングデッド」をシーズン1からフルエピソードコンプリートに挑戦中。
逆にアメリカに住んでいた時に見ていたドラマは全然日本で公開されていないので、見れないのですが
日本語字幕も吹き替えもなしでいいから放送してくれないかなぁ……ってそれは我儘言いすぎか!
またNetflixのお試しが終了したらいろいろ検討してみようと思っています。
さて、そういうわけで、今も絶賛人気中の「君の名は。」の新海監督のアニメを見てみました。

1996年の日本。
日本は戦争によって南北に分断されていた。
青森から北を蝦夷と呼び産国家群ユニオンは蝦夷に巨大な塔を建てていた。
青森に住んでいる中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は蝦夷の地の塔に憧れ、いつかそこへ行こうと飛行機づくりを密に行っていた。
その計画がクラスメイトの沢渡佐由理に知られ、彼女も共犯に。
しかし突然彼女が姿を消し、そして3年が過ぎた・・・。

初めてこの映画を見た感想は、

物凄く壮大な映画だけど、とにかくわかりづらい!

書きたいこと沢山あったんだろうけれど、それを90分にギュウギュウに詰め込んだらすごいことになっちゃった!って感じ。
ただ、予感や期待や余韻が漏れまくっていて、この映画が好き!っていう人の気持ちがわかる気がする。
とてもワクワクするのに、とても悲しい。

まずこの映画の設定ですが、なぜか日本が南北に分断されていて、青森から北は蝦夷(エゾ)と呼ばれている。
未来の話かと思ったら、分断されて塔が作られたのが「戦後直後の1974年」ってことになっていて、1996年という時代設定。
「戦後」っていったいなんの戦争なんだよ!ってことも語られず、蝦夷を支配しているというユニオンなる組織についても詳しくは語られません。
それ故に北海道がものすごい暗い未開の地みたいな怖さで迫ってくる。
そのちょっとぶっ飛んだ設定を受け入れられるかどうかでこの映画を楽しめるかどうかは決まってくるかも。
南北が分断されたせいで1996年の日本は今と全然違っています。
軍国主義の雰囲気が漂っているし、廃墟も沢山あるみたい。
いったい何がどうなってこうなったのかわからないけれど、「あったかもしれないもう1つの日本」ということみたい。
それがまた、ワクワク度を増しているといえばそうだし、なにこれ?と思ってしまう人もいるかもしれない。
そして、蝦夷に立っている巨大な塔。
その塔の存在も謎だらけ。
ただ、その塔を恐怖の対象でなく、あこがれの対象としてとらえた2人の中学生の男子と1人の中学生女子の青春がとても眩しい。

キャラデザはあんまり可愛くないけれど、相変わらず美しい映像。
青森が舞台っていうところもいい。
どこか実際に舞台になっているところがあるのかなぁと思ったら、結構ありました。
青森のベイブリッジが見える場所とか。
舞台になっている「南蓬田駅」ですが、実際に「蓬田駅」というところはあるのですが、この映画でモデルになっている駅はここではなく、「蟹田駅」らしいです。
青森、特に津軽は私にとって大切な場所なのでなんか嬉しい。
ちなみに津軽郡という場所は今は実際にはありません。
津軽郡は南、西、東、北、中津軽郡に分かれています。
そして個人的には津軽の中心は弘前って思っているので、その辺りが出てきてほしかったなぁ。
でもそうすると北海道からはかなり遠くなってしまうので、設定的に難しいか……
ただ、映画で使われている場所は今はかなり変わってしまっているみたいなので、聖地巡礼とまではいかないかも。

本当に謎めいたストーリーなのですが、「君の名は。」を彷彿させるようなシーンがいたるところにあります!
例えば「夢」がモチーフになってるところや、男の子が女の子を助けようと頑張るところとか、そして、浩紀と佐有里が手を合わせるシーンが「君の名は。」のシーンにそっくり!
これ新海監督が好きなシーンなのかな?
とにかく、「君の名は。」より複雑でもっとダークだけれど、これが下地にあるって思うとまた面白く見れる。

この映画の結末。
これがまたわかりずらい。
でも、いろんな所にヒントがちりばめられている。
例えば佐有里の浩紀の名前の呼び方。
「ヒロキ君」と「藤沢君」。
そして、全部見終わったら是非もう一度最初のシーンに戻ってほしい。
最初見た時にはつい見逃しがちだけれど、大人になった浩紀が最初に出てきているんだ。
そんでもって、最初にもどると「あれ?」そういうことだったの?って思う。
全部見てから最初に戻る。
そうすると「えー!」ってなる。
凄く切ない
是非これを体験してほしいものです。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
いろいろ粗削りだけれど、深い映画。
何度も見るとさらに深い映画。


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