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アイズワイドシャット(1999) EYES WIDE SHUT 396本目

意味の分からない映画=難解な名作という謎解釈 アイズワイドシャット(EYES WIDE SHUT)

出演:
ビル役 トム・クルーズ 
アリス役 ニコール・キッドマン

監督:
スタンリー・キューブリック
お勧め度★★★☆☆

トムクルーズが好きです
トムがきゃあきゃあ言われていた頃(今も言われているけれど)は全然興味はなかったけれど、
トムが34歳くらいに出演した「ミッションインポッシブル」を見てから、大好きに。
ちなみに私が以前住んでいたサンディエゴという町は、トップガンのロケ地としても有名。
映画の舞台となった「カンザスシティー・バーベキュー・レストラン」がある街です。

そんな彼が当時の奥様と出演した話題作!

なんの不満もなく幸せに暮らしていると思っていたニューヨークの開業医ビル。
しかし彼が妻の性の告白を聞いてから、歯車が狂っていく。
そして二人が出した結論とは…?

この映画、エロ描写が取りざたされて有名ですが、いってもそれほどではありません。
それとも、カットされたエディションだったのかしら?
夫婦のセックスシーンも話題になりましたが、それほど激しいわけではなく、
どちらかというと美しく、そして意味深なシーンになっています。
なので、それを期待して見た人(そんな人いるかどうかわかりませんが…)はがっかりしちゃうかも

夫婦役で出演しているトムとニコール。
当時は本当に夫婦でした。
しかし映画公開から5年後の2001年に離婚。
また、監督は映画製作が終了し、公開前に亡くなり、遺作となってしまった事でも話題に。
ニコールは体にメスをいれていない感じがいい。

だけど、この映画、全然意味わかんないのよね。

意味のわからない映画=難解な名作と思われているけれど、凡人にははっきりいって、モヤモヤさせるだけで終わったわ。
結局夫婦にとって一番大切なのはセックス!ってそういう事?
それを延々2時間半かかって見せられたってこと?

その他にも結構謎が多い映画です。
例えばコスチュームを借りに行った店にいた、店主の娘。
リーリー・ソビエンスキーが演じています。
めちゃめちゃ若くてかわいくて、妖艶です。
Leelee_Sobieski,_2012

どうやらあやしいアジア人と何か怪しげな事をしていたみたいで、
1日目は店主にしこたま怒られますが、
再度店に行ってみると、またそのアジア人達が!
そして、店主も娘も意味深な表情をします。

でも、だから何!?

っていう。
ここはご想像にお任せということでしょうか?
そういうことってあるよね?ってこと?

昔の友人から興味深いパーティーの話を聞かされて参加するビル。
まず、顔がわからないように仮面をつけているのに、なぜかバレバレ。
確かに、タクシーで来たのは彼だけだったからおかしいと思われたのかもしれないけれど、
仮面をつけて屋敷に入った後にもすぐにバレてる。
みんないつも同じ仮面をつけているから、新人さんがわかっちゃうのかしら?
なんだか都合が良すぎて不思議だわ

ビルはいろんなところで妻以外の女性と関係を持とうとするんだけれど、いつも寸止め。
なので、トムのそういうシーンはかなり少ないです。
そこはなかなかドキドキさせられて面白かったけど

監督のスタンリー・キューブリックはこの作品を「最高傑作」といったらしいけれど、
「時計じかけのオレンジ」くらいに意味のわからない映画だった。
たぶんトムクルーズじゃなかったら見なかった。
でも、そういう意味で後を引く映画だし、結末が気になる映画。
それなのに、

結局どういう結末なの?

という疑問を残し終わるのでした。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
実際にトムとニコールが離婚してしまったからなのか、
映画だというのに「きっとこの夫婦も数年後に離婚するんだろうな」と筋とは全然関係なしに思ってしまうのでした。

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パンズ・ラビリンス (2006) EL Laberinto del fauno 395本目

ファンタジーと間違う!パンズ・ラビリンス(EL Laberinto del fauno)

出演:
オフィリア役 イバナ・バケロ
パン役 ダグ・ジョーンズ

監督:
ギレルモ・デル・トロ
お勧め度★★★☆☆

アメリカにいる時はアメリカ以外の外国映画を見ることがほとんどなかったけれど、
日本人は日本にいるといろんな国の映画を見てると思う。
字幕をみるのがちょっと面倒な時もあるけれど。
今回は表紙がちょっとかわいくて、「ラビリンス」という名前からもファンタジー感が満載だったので、見てみました…!

内戦で父親を亡くしたオフィリア。
身重の母とともに、再婚相手の大尉のもとへ。
そこで出会った妖精からオフィリアが地底の王国の姫だと知らされ、
数々の試練を乗り越えるように言われるが…

この映画は第79回アカデミー賞で撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞しているので、
さぞかし楽しい映画なのだと思って見ましたが…。

なんだこのグロテスクな映画は!!

Don’t judge a book by its cover!
いや、悪い意味で。
しかも文字どおり、表紙のかわいらしい映像に惑わされてはいけません!
大げさにグロいです。

まず最初に地底の王国についてのさらっとした説明があります。
つまり、その時の姫がオフィリアだと。
彼女は記憶をなくして地上にいるのだというのです。

最初にオフィリアが出会う妖精。
彼女は「妖精さん」なんていいますけど、

ただの虫です。しかも結構気持ち悪い虫です

私だったら、恐れおののいて払いのけてしまうレベルの虫です。

彼女に待ち受ける、乗り越えなくてはならない試練。
これも結構なレベルで気持ちのわるい経験をしないといけないという拷問。
まあ、試練だからね。

一つ目の試練の洞窟の中もG達(たぶん)のような虫が沢山いて、最終ボスのカエルもかなり気持ち悪い。
しかもそこへ、なぜか一張羅で行ってしまうオフィリア。
子供だなぁ。

二つ目の試練。
食べちゃダメって言われているのに食べちゃう。
子供だなぁ。

っていうか、本当に姫なのか!自覚ないよ!

と思ってしまう。
まあ、これは子供を勇気付けたりするようなファンタジーでなく、欲や弱さを持ったリアルな人間をあらわしているからなんだろう。

継父の大尉もかなり残酷で、彼の行動もかなりグロい。
なぜバツイチ子持ちの母親と結婚しようとしたのか、いまいちわからない。
跡継ぎがほしかっただけなのだろうか?

さて、パンズラビリンスとは、パンの迷宮ということなんだろうけれど、
映画の中に出てくる迷宮の番人の名前もパン。
そしてこのパンとはギリシア神話に登場する牧羊神だとか。
でもどう見ても悪魔
初対面で悲鳴もあげずに話を聞いているオフィリアの肝っ玉にびっくり!
これは本当に姫かもね。

さて、この迷宮や試練の存在自体が本好きのオフィリアの妄想なのか、それとも現実なのか、
それは確実には語られませんが、ヒントはいろいろちりばめられています。
そして悲しいラスト。
ただ、見方によってはハッピーエンドなのかも、という不思議。

いったいこの映画、なんだったんだろう…という虚無感に襲われます。
特に楽しいファンタジーを期待してみた人はこのショックは大きいはず。
ただただ、グロくてホラーな映像を見せられるという。
確かにオフィリアが気持ちのわるい生き物から逃げるシーンなんかは、手に汗握り、
そのキモさもグロさも含めて映像もすごく面白い。

途中に出てくるマンドラゴラの根。
こういうアイテム好き
引き抜くときのマンドラゴラの悲鳴を聞くと死ぬというアレ。
今回はすでに引き抜かれているマンドラゴラを魔術に使う。
牛乳に浸して、毎日自分の血を二滴たらすと願いが叶うとか。
これは映画だけの創作かと思ったけれど、そういう魔術もあるらしい。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
確かに裏切られ感は半端ないけれど、印象に強く残る映画。
痛いのや、グロいのが苦手な人は注意!

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幸せのレシピ(2007)NO RESERVATIONS 394本目

なんということもないホッコリストーリー 幸せのレシピ(NO RESERVATIONS)

出演:
ケイト・アームストロング役 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ニック・パーマー役 アーロン・エッカート
ゾーイ役 アビゲイル・ブレスリン

監督:
スコット・ヒックス
お勧め度★★★☆☆

アメリカに住んでいた時はよく見ていた「Food Network」
一日中食に関する番組だけを放送するチャンネルです。
「料理の鉄人」のアメリカ版”Iron Chef”も見てた。
Iron Chefを生み出した日本なのに、Food Network的なチャンネルがないのが残念。
うちのBossも好きでいつも見ていた。
料理の映画も好き。
と、いってもこの映画、料理人の映画ですが料理にはそれほどスポットライトは当たってません。
料理を作るシーンは結構あるけれど、やっぱり人間関係メインの映画だからかな?

完ぺき主義のケイト。
厨房で働く人間も、メニューも、それを食べるお客さんも自分が決める。
ある時、彼女は姉の訃報を聞き、お店を休む事に。
復帰してみると、イタリアかぶれの新しいシェフが厨房に!

この映画は2001年のドイツ映画、「マーサの幸せレシピ」のリメイク。
残念ながら私はオリジナルを見ていないので、なんともいえないのですが、
これは完全に役者に支えられた映画だ!と思ったよ。

おそらく主人公ケイトは料理の腕は一流だけど、人間として何か欠けている、
人とコミュニケーションができない、という設定なんだろうけれど、
厨房にいる彼女はみんなとそれなりに仲良くやっているし、ただ料理にこだわりがあり、まっすぐなだけ。
趣味が料理というまじめな人。
全然嫌な女じゃない。
これがもっと嫌味な女だったら、彼女の変わっていく姿を目を細めて見ることができたんだろうけれど、
彼女は結構いい女なので、幸せになって当然だと思う。

とにかく大きなドラマのない映画!

当然のように新しいシェフ、ニックと恋に落ちるんだけれど、
そのあたりもまあ、さらっとしています。
そしてちょっと別れたりもしますが、たいした展開にもならず。
引き取った姪と確執があるのか、と思いきや、それほどでもなく、
とにかく事件は何も起こりません!
ただ、ほっこりといい女といい男の生活を美味しそうな食事が彩るという映画。
それなのになぜかちょっと面白い。
おそらくそれが女優力。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが美しく、時々かわいいから見とれちゃう。
ニック役のアーロン・エッカートのキスの仕方がいい
そこはキュンとしました。

ちょっとだけ確執があるとすれば、店のオーナーとケイト。
でも、そもそも、ケイトの事を心配してセラピーに通わせたり、休みを取らせたり、
かなり理解のある素敵なオーナーです。
だから、オーナーの心変わり的なこともなんだかよく分からず。
最後、彼女が登場しなかったのが、なんだかモヤっとしたなぁ

素敵彼氏のアーロン・エッカート。
200px-Aaron_Eckhart_by_Gage_Skidmore.jpg
見たことあるけど、誰?って思うかもしれない彼。
「サンキュー・スモーキング」に出演していました。
笑顔がキュート。

姪っ子役のアビゲイル・ブレスリン。
Abigail_Breslin_by_Gage_Skidmore.jpg
私の大好きな映画、シャマラン先生の「サイン」でデビュー。
とにかくかわゆい!
こんな子供が欲しい!
今ではすっかり大人ですが「ザ・コール」にも出演していました。

ちなみにケイトが勤めている” "22 Bleeker”というレストランですが、
残念ながら実際にNYにはありません。
これは住所が店名になっているのですが、この住所、全然角地でもなんでもないし。
実際にはマンハッタンの70 Bleecker street and Charles streetで撮影されましたが、
ここもそのレストランではなく、撮影のためにセットを作った場所だとか。
こんな素敵なレストラン、行ってみたかったなぁ。

もしもケイトがもっとビッチで姪っ子がもっと問題児だったら、
全然違った刺激的な映画になっていたと思うけれど。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
これはこれで、それなりに素敵な映画です。


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Author:ロココ
いらっしゃいませ。カフェへようこそ!
ここでは素人目線で映画について言いたい放題、アメリカから映画レビューをお届けしています。→日本に帰国しました!
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