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探偵はBARにいる(2011) 410本目

名推理はあまりしない、探偵はBARにいる(2011)

出演:
探偵役 大泉洋
高田役 松田龍平
沙織役 小雪
霧島敏夫役 西田敏行

監督:
橋本一
お勧め度★★★☆☆

札幌には小さい頃よく行っていました。
でも中学生くらいから行かなくなってしまって久しい…。
きっと昔と全然ちがうんだろうなぁ。
小さいときはススキノとかも行けなかったから大人になって札幌を満喫したい
そんな札幌が舞台の映画。

ススキノのバー「ケラーオオハタ」に探偵である「俺」あてに電話してきた「コンドウキョウコ」。
彼女の依頼をうけたばかりに俺は雪の中に生き埋めに。
依頼はともかくとして、この事件の真相を突き止めると決めた俺の周りで奇妙な事件の点と点が線になり、
「コンドウキョウコ」の本当の目的があきらかに!!

北海道が生んだ名俳優「大泉洋」の主演映画です。
なんだかこのちょっとノスタルジックな設定がいいね
探偵がバーを根城にしてるとか、ポンコツの車に乗っているとか、相棒が異常に喧嘩が強いとか、依頼人にすぐ惚れるとか、奇妙なセクシーウェイトレスがいる喫茶店に入り浸っているとか、ナレーションが多いとか。

大泉洋が演じる探偵「俺」(これ、原作でも名前が明かされてないんだって!(劇中で名前を呼ばれてないとは全然気がつかなかった…!)
はルパン三世とシティーハンターの冴羽僚を足して二で割ったような男とでもいうのでしょうか?
コミカルな部分とシリアスな部分のバランスがなかなか良いです。
しかも、

イイカラダしてる~!

びっくり!
なんとなくそういうイメージがなかったので、(失礼!)見てびっくり!
映画のために少しは鍛えたのでしょうけれど、もともときっとイイカラダだったんでしょう。
顔からのイメージでそう思えないところもちょっとコメディーで好きです。

ススキノが舞台になっているということで、ロケ地めぐりも面白そう。
ただ、舞台になっているバーは残念ながら実際にはないとのこと。
でも、このバーの雰囲気を味わえるお店があるのです!
それが「Sake Barかまえ」です。
なんと、ここは映画に出演しているバーのマスターが実際に経営しているバーだとか!
おお!これこそ、本物の「ケラーオオハタ」。
初めてのバーは入りにくいけれど、なんとなく映画見て来ました~!っていうのはアリかも。

そしてまずいコーヒーとセクシー(?)なウェイトレスが有名な「喫茶モンデ」
こちらは「トップ」という喫茶店でしたが、閉店してしまっています。
その代わり「バール トップ」という名前で生まれ変わり、ここであのナポリタンが味わえるようです。

さて、肝心のストーリーですが、探偵といっても名推理はあまりしません
ただ、彼の独特の手法でいろんなところから情報を得るのが得意。
胡散臭いフリーライターという肩書き(つまり、この時も偽名なのね)を振りかざして事件のヒントを探る。
この情報を繋いでいって事件の核心に迫る!という流れ。
ただ、残念なのは、謎として存在する放火の理由について、なんだか弱いなぁと。
殺人のためではないと思うのだけど、地上げのために放火する?
だとしても、何かしらの事故やミスが現場であったのだと思うのだけれど、そこまでは解明されず。
本当に単に不幸な連鎖だったのでしょうかね…。

主人公無敵説はやっぱり存在して、結構簡単に人を殺してしまうやくざが探偵だけは殺さない(かたぎには手を出さないってことか?)とか、銃を乱射しても当たらない、ボコボコに殴られても死なない仕様です。

あとは敵キャラのキャラクターが濃すぎる
日本映画に多いのですが、なぜか異常さを際立たせるようなキャラ設定にしたがる傾向があるように思います。
ただでさえ、キャラ濃いのに、ハナピとかシタピとか必要だったかなぁ?
小説だと、キャラを際立たせるためにいろんな描写をしなくちゃならないけれど、映画だとそれは必要ないとは思うのですが、敵役の外見が特殊というのはテンプレなのでしょうかね…。

ただ、最初の電話の「コンドウキョウコ」ですが、

声でわかっちゃうよね!

と、思いました。
いろいろとミスリードさせる部分もあり、面白いのだけれど、もうちょっと気を使ってほしかったなぁ。
小説だと音が聞こえないから、後から真実がわかってどんでん返し!となるんだけれど、映画では難しいね。

コメディー色の強い映画ですが、最後の方はシリアスで、なにか切ない感じです。
まあ、結婚式でそんな事しなくていいじゃん!とは思いますが。
その終わり方もなにかノスタルジックなかんじ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
こちら続編があります!
今度見てみます!


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アデライン、100年目の恋(2015)THE AGE OF ADALINE 409本目

ただただ美しい物語 アデライン、100年目の恋(THE AGE OF ADALINE)

出演:
アデライン・ボウマン役 ブライク・ライヴリー
エリス・ジョーンズ役 ミキール・ハースマン
ウィリアム・ジョーンズ役 ハリソン・フォード

監督:
リー・トランド・クリーガー
お勧め度★★★☆☆

昔ゴールデンゲートブリッジを越えた先の町に住んでいた頃、サンフランシスコには結構遊びに行ったりした。
道端にいるホームレスにおびえたりしながら、チャイナタウンの無愛想なサービスや、コリアンタウンと化しているジャパンタウンにいったり、海辺でアシカを見たりした。
でも今思うと、もっといろんなサンフランシスコを楽しみたかったなぁ。
ゴールデンゲートパークも数回行ったけれど、ゆっくり散歩を楽しむってことはなかった。
なんか、そういうなんでもない旅したいね。
それと、サンフランシスコってなんでこんなに絵になるんだろう
そのサンフランシスコが舞台。

アデラインは偶然の交通事故で不老の体となってしまった。
そのため、長い間一つのところにはとどまらず、名前や職業を変えて暮らしていた。
あるニューイヤーパーティーで、エリスに出会い、恋に落ちるが…。

女性とアンチエイジングは切っても切り離せない間柄。
いいわぁもしも、年をとらないとしたらいいわぁ
確かに、大切な人とどんどんお別れしていくのは辛いけど。
おそらくそれがこの映画のテーマ。
アデラインは不老の体を手に入れたというのに、かなり生きにくい人生を歩んでいます。
愛する人と年老いていくことの大切さを教えてくれる映画。

この映画、リアリティというものは全然なく、いくら年齢を面接で聞かないアメリカといっても、ソーシャルセキュリティーの問題とか、身元を明かさずに簡単に就職できないだろうし、銀行口座だってそうだし、いろんなところで不都合がでてくるはず。
ちょっとした悪いテクニック(免許書の偽造など)でそれを回避しているんだろうけれど、実際やろうとしたら、大変だろうなぁ。
自分の身元を明かさずに暮らすってことはさ。
だって、水道やガスを引くのにもソーシャルセキュリティー番号言わないといけないし。
まあ、でも外見を見られなければ100歳近くても別に怪しまれないか。

その点、アデラインが賢いのは、目が見えない友達がいるっていうところ。
それなら全然怪しまれない。

アデラインは一度FBIに付けねらわれたのをきっかけに名前や職業を都度変えて暮らすようになった。
ただの「長生き」では済まされないからね。
でも、こんな美女を一目見たらきっと忘れないだろうけど。

そんな中、エリスという素敵な人に出会います。
エリス・ジョーンズ役ミキール・ハースマン。

うーん、そんな素敵なかなぁ。
私のタイプではない
でも、いい体しています。

その彼の家に行ったら、昔の彼のウィリアム・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が父親だった!
ハリソン・フォードは素敵。
おどろいたのは、彼の若い頃の役者の声がハリソン・フォードにそっくり
吹き替えかと思ったら、実際にその役を演じているアンソニー・イングルバーの声です。
若き日のハン・ソロのオーディションも受けたという彼。
残念ながらその役は勝ち取れませんでしたが、とにかく似てる!

そして主役のアデライン役のブライク・ライヴリー
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ちょっとスザンヌ似の美女。
アデライン役は当初キャサリン・ヘイグルが候補にあがったのですが、育児のため断念。
次にはナタリー・ポートマンというア案もありましたが、結局ブライク・ライヴリーに。
ドラマ「ゴシップ・ガール」で有名な彼女ですが、本当に美しい!
清楚な感じが好きです。

ストーリーはまあ、たいしたことはなく、ただ、この映画の雰囲気が素敵なので見入ってしまいます。
何か予告編を見た時はもっと凄いないようの濃いストーリーを期待していたのですが、そうでもないっていう
美しい人達の優しい物語。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
あー!サンフランシスコ行きたくなる~!


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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1995年) 408本目

子供恋愛 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1995年)


出演:
島田典道役 山崎裕太
及川なずな役 奥菜恵
安曇祐介役 反田孝幸

監督:
岩井俊二
お勧め度★★☆☆☆

こちらはアニメではなく実写映画の方のレビューです。
今年、アニメが公開されて、「なぜ今頃アニメ化?」と思ったと同時に、「そういえばそんな映画があったなぁ」と。
あ!でもまだ見てなかった。
確か奥菜恵がでてたっけ?
と思って見てみました。

同級生の典道と祐介は親友だったがなずなの事が好きだった。
なずなはプールで勝った方と花火に行く賭けをする。
二人がそれぞれに勝った場合のIFの物語。

これ、当時はいろいろと話題になって、かなり評価が高かったように記憶しています。
もともとはテレビドラマとして作られたため、45分という映画としては脅威の短さ!
ただ、

45分以上は見れん!!

これが私の素直な感想でした。
二人の男の子が一人の女の子を好きになって「もしも僕だったら…」っていう映画なんだけれど、
別にあからさまにSFとかそういうのではなく、たぶん単純な妄想なのでしょう。
だからこそ、自分が聞いてない言葉は聞けないし、知らない情報は妄想の中でも知らないまま…。

明確にはわからないけれど、役柄的には小学校6年生でしょうか?
ノスタルジックな淡い恋心ってことなんだろうけれど、さすがに私は小学生の恋愛には没頭できなかった…。
当時主役の男の子達は12歳くらいってことだから、本当に小学生だったのかもしれないけれど、

小学生の男の子ってこんなに幼い??

子供の恋愛をノスタルジックな気持ちで見ることができない私…(ごめんなさい)。
当時の奥菜恵は14歳。

12歳と14歳じゃあ全然違うよ!

確かに、小学生くらいの時は女の子のほうが断然成長が早いのですが、それにしても男の子と奥菜恵との色気の差がありすぎて…。
とにかく奥菜恵はむちゃくちゃかわいくて色気があります。

ただ、男の子達の演技はとても自然でその分ちょっと照れくさい。
中には自然すぎて活舌が悪すぎて聞き取りにくい子も(それもリアルにいるよね)。
小学生くらいの成長がバラバラな男の子達もかわいい。

主役の典道を演じた山崎裕太。
今もTVなどで活躍しています!

そしてもう一人の男の子祐介役の反田孝幸も舞台などで活躍しているとか。

この映画、面白かった!という人がいたら、どのあたりが良かったか、教えてくださいな。
残念ながら私にはハマらない映画でした。
本当にたいしたストーリーじゃないんだよね。
これ、どうやってアニメ化したんでしょう。
ちょっと気になる。


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プーと大人になった僕 (2018) CHRISTOPHER ROBIN 407本目

とにかくギュっとしたくなる映画 プーと大人になった僕 (CHRISTOPHER ROBIN)
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出演:
クリストファー・ロビン役 ユアン・マクレガー
イヴリン・ロビン役 ヘイリー・アトウェル

監督:
マーク・フォースター
お勧め度★★★★★(Just adorable!)

私はディズニーキャラクターの中ではプーさんが一番好き
だから実写化されると聞いて、嬉しいような怖いような。
なぜかディズニーランドでパレードとかに出ているプーさんって、違くない?
全然可愛くないよね。
不思議な事に
それを知っているから、どんな風になるのか、怖かった。
でも、予告編を見た時点でワクワクがとまらなくなった!
なにか、少しくたびれたようなプーさん。
モフモフしていて、とにかくギュッとしたくなるプーさん。

100エーカーの森で仲間達とすごしていたクリストファー・ロビンにも別れの時が。
そしてクリストファーはすっかり仲間達の事を忘れた大人になった。
ある日、社員のリストラがかかった大事な時期、家族との休日を返上して仕事をする事に。
一方、クリストファーを待ち続ける100エーカーの森では異変が!

この物語はプーさんとクリストファー・ロビンが小さな頃に100エーカーの森で過ごした時代から始まっています。
始まりはまさに本の世界。
私はクラシックプーも好きだから、読んだ事のあるエピソードが映像になっているのも可愛かった。
そして映画は大人になったクリストファー・ロビンと再会して、いろんなアクシデントに巻き込まれながら進みます。

私は少なくとも3回は号泣した!

ふと見ると、映画館で横の女性も泣いていたから、「よかった!私だけじゃない!」と思ったけれど、
うちのBossは「ここ、泣くとこかな?」と言っていたから、プーさんへの思い入れの度合いによって楽しめるかどうかが決まるのかも。
その3回について、まず1回目は最初のプーさんとの別れの場面。
「100歳になっても覚えている」といったクリストファー・ロビンに「その時僕は何歳?」と聞くプーさん。
「99歳だよ」という会話とクリストファー・ロビンがお決まりの一言”Silly old bear”とやさしく言うところ。
この雰囲気、とてもとても美しくて、悲しくて、泣けました。

2回目は大人になったクリストファー・ロビンと再会した後に昔の気持ちになってギュッと抱き合うシーン。
そして3回目はエンディングです。
ポロポロと涙が止まりませんでした!!

とにかく、心にジーンときて、暖かい気持ちにさせてくれる映画。

ただ、この映画を最大限楽しむには、やっぱりこの物語について知っていないといけない。
例えば、キャラクターの性格を知っていないと、世間知らずのぬいぐるみがドタバタ劇を演じているだけみたいに感じてしまうかも。
まず、クリストファー・ロビンなんだけれど、彼は100エーカーの森に住む仲間達からは一目置かれる存在。
子供なのになんでも知ってるし、みんな凄く彼のことを尊敬している。
そして、ラビットとオウルは実はぬいぐるみではなく本物の動物です。
(じゃあなんで、30年後にも100エーカーの森にいるの?という疑問はなしで
その他はぬいぐるみなんです。
怖がりのピグレットと、ジャンプが大好きでトラブルメーカーのティガー、とにかくネガティブなイーヨー、そして小さなおつむのプーさん。
その他、ズオウとヒイタチについても知っておくといいと思う。
ズオウとヒイタチは架空の動物で、プーさんの想像上の生き物です。
とにかくみんなこのズオウとヒイタイを怖がっていて、(見たこともないのに)その勘違いエピソードもほのぼのします。
彼らは勘違いや思い込みが本当に多くて、とんでもないおっちょこちょいなのです!
それを知って見ると、「ああ、いつものアレね」って感じでワクワクします。

それを踏まえて、大人になったクリストファー・ロビンは最初、そんなプーさんのことをすっかり忘れて普通の大人になっているので、プーさんのやる事いう事にちょっとイラッとしています。
映画を見ながらイラッとしたあなた!!
あなたもクリストファー・ロビンと同じ「ただのつまらない頭の大きな心の小さな大人」になっていますよ
そのクリストファー・ロビンがだんだんと昔の事を思い出して、「おつむの小さな心の大きな」大人になっていきます。

ただ、クリストファー・ロビンが直面している問題-仕事-についても凄く理解できる。
社員のクビがかかっているのです。
当然、真剣にやらないといけない!
週末も返上するのはしょうがないことのような気がします。

クリストファー・ロビン役のユアン・マクレガー。
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聡明なクリストファーが大人になった感じが凄く現れていていい!
イギリス英語も素敵です。

その妻、イヴリン役ヘイリー・アトウェル。
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キャプテン・アメリカのペギー・カーターで有名。
なんとなく古い時代の美女って感じよね。

そしてプーさんの声はジム・カミングス。
最近のプーさんとティガーの声は彼が演じているので、とてもしっくりきてる!
彼の一言一言の言い方が本当に「プーさん」していて、いちいち感動!

この物語には名言がたくさんあるといわれていますが、代表的なのは
“Doing nothing often leads to the very best kind of something”
映画の要所要所ででてきます。
「何もしない」をするって、とても難しい。
普段時間に追われてやることがいっぱいあって…!
それでもプーさんが教えてくれる「何もしない」の大切さ。

あと、私が好きなはプーさんが好きな赤い風船。
“Balloon makes me happy”
風船だけで気持ちを楽しくしてくれるって素敵
そういうもの、たぶん昔はあった。
あるだけで嬉しかったもの。
手にしているだけで楽しかったもの。
そういうのを忘れて、いろんな欲がでちゃってるんだなぁ今。
でも、プーさんは、風船があったら楽しいでしょ?って普通に聞く。
そこでもまた涙でちゃうよ。

そういう意味で、これは大人向けの映画かな?っていう気がしました。
もちろん、プーさんたちのかわいらしさを堪能することは子供でも楽しめるけれど、
それ以上に、大人にとってはいろんな深い感情がわきあがってくる。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
とにかくいろんなところで素敵な映画。
ぜひ、過去のプーさん作品を見てから行って下さい!
きっと気持ちのよい涙に出会えます。


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殿、利息でござる(2016) 406本目

至極まじめな映画です!殿、利息でござる

出演:
穀田屋十三郎役 阿部サダヲ
菅原屋篤平治役 瑛太
浅野屋甚内役 妻夫木聡
先代・浅野屋甚内役 山崎努
とき役 竹内結子
遠藤幾右衛門役 寺脇康文
千坂仲内役 千葉雄大

監督:
中村義洋
お勧め度★★★★☆

私は歴史が苦手で、昔はあんまり興味がなかったんだけれど、年をとったせいか、最近はやたらに昔のことが気になったりします。
昔の人がどういう暮らしをしていたか、とか、昔の道具とかに魅かれたりして…
この興味が学生時代にあったら、もっと歴史を勉強したんだろうに…。
時代劇もあまり見ていなかったのですが、最近は抵抗なく見ます。
特にやたらと美味しそうにお酒とつまみを食べるシーンが多くて、どんなに美味しいものを食べているのか気になる…。
まあ、たぶん、質素なもんなんだろうけど。
さて、そういう時代のお話。

1766年(明和3年)仙台藩の宿場町吉岡宿では「伝馬役」という宿場町間の輸送を行う役目が課されており、
藩の直轄ではない吉岡宿は助成金もなく、その負担で町が困窮していた。
なんとかしようと策を練り、藩へ金貸しをし、その利息を伝馬役の費用にあてようという前代未聞の大作戦を行うことに!!

この映画のすごいところは、実話ってところです。
もちろん100%ではないんだろうけれど、町中でお金を集めて藩に貸付し、利息によって町を困窮から救ったという話は実話みたい。
すごいことを考える人がいるもんだねぇ。
しかも、それを9年ちかくかかって実行にうつしている。
よくその間に町が潰れなかったと思うけど、とにかく、現在の3億円にあたる千両を一生懸命集めるお話です。
その中にはいろんな人間の思惑があるんだけれど、全体を通して思うのが、

日本人っていい人ね

そういう感想。
ただ、実際にはお金を出した人と出さなかった人の間でのイザコザや、その後自分のした事を自慢したりする人がでないように、
お金を出した人は決してその事を人に話さないという約束等があったらしい。
そこも含めて日本人らしいなぁと。
そんな人間が東北にいたことが誇らしいです。

また、この浅野屋の先代が子供たちに教えていた「冥加訓」という江戸時代の儒学者関一楽の教えもまたすばらしい。
人間が人間であるべき姿を教えている。

「人が人を苦しめてはいけない」

映画では淡々と9年の歩みが描かれているけれど、もちろん、その間にも町は大変な苦労があったんだろう。
途中、

え!また1年経っちゃったの?!

と驚かされますが
しかも、最後の最後で無理難題を押し付けられたりとドラマ性たっぷり!

阿部サダヲ主演でこの映画の表紙を見た人達に言わせれば、

おもしろおかしいコメディーだと思ってみたら、かなり騙された!

という意見もあるとか。
確かに、決して重たい演出はないけれど、とても感動的なまじめなお話です。
しかも、今までここまですごい話がなかなか知られていなかった(実際「人に話すな」といわれていたから仕方がないけれど)というのもなんだか不思議。
本当にたくさんの日本人に見て欲しい名作です!

さて、この映画の原作は「武士の家計簿」などで知られる歴史学者磯田道史の「無私の日本人」の中の「穀田屋十三郎」に描かれていて、もともとは吉岡宿の窮地を救った町人達の記録「国恩記」を元にしている。
「武士の家計簿」の映画を見た人から「自分の地元にも涙なしで語れない話がある」と紹介され「国恩記」を調べたことから始まっている。
そして出版した「無私の日本人」はどんどんと人づてに伝わり、最終的には監督の奥様までいったとか。
そんな運命を経て映画化されました。

役者人も豪華でとても安定した映画。
大肝煎役の千葉雄大がずいぶん若いなぁと思ったけれど、年齢に関わらず生まれた身分に寄るっていう江戸時代を象徴しているような気がして、そこもなかなかです。

また、お殿様役の羽生結弦もなんだかとてもぴったりでした。
当日までキャストに明かされなかったサプライズキャスティングっていうのも、いいね!

さて、実話ということで、映画に出てきたそれぞれのモデルになった場所を探してみると、まず、酒屋だった浅野屋ですが、今は分家の浅多屋が伊達藩主が命名した3酒のうち、「春風」と「露夜」は現在も販売しているようです!
ホームページはこちら

そして穀田屋さんはというと、今もちゃんと営業している酒屋さんで、宮城の地酒を販売しています。
なんだかすごいね。
映画にでていたあの人の子孫がいらっしゃるんですよ!

では菅原屋さんはというと、映画の最後で菅原屋のお茶が有名になったという話しがあるのですが、子孫の方はまだ吉岡宿の近くにいらっしゃるようですが、お茶屋に関する情報は調べられませんでした。
宮城県に「菅原園」という似た名前のお茶屋があるのですが、創業が1855年ということでしたので、これは違うのかなぁ?

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
映画の表紙をみてとんでもないおふざけ映画だと思った人!
そういう人にこそ、絶対見て欲しい。
いい意味で裏切られます!
この映画を見て吉岡宿を訪ねるという旅もなかなか良さそうです!


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ビリギャル (2015) 405本目 

勉強は努力すればできるようになる! ビリギャル (2015)


出演:
工藤さやか役 有村架純
坪田義孝役 伊藤淳史
森玲司役 野村周平

監督:
土井裕泰
お勧め度★★★☆☆

私が常日頃から思っている事なんだけれど、
人間の能力って、そんなに大差ないって思っている。
運動能力は別だけど、仕事をしたり勉強したりする能力自体にはそれほど差がないと思っている。
所詮人間は脳の数パーセントしか使っていないわけなのだから、使える能力なんてたかが知れている。
差があるのは努力と経験の差。
逆に言うと、誰かにできて私にできないことはないと思っているし、私にしかできないこともあまりないと思っている。
何度もいうけど、運動能力は別ね。
特に勉強に関して言えば、単純に勉強した量に比例して「できる」ようになるんだって受験を経験しているから身をもって知っている。
学年でいつもトップクラスの友人になんでそんなにいい点数取れるの?と聞いたら「やったことある問題だったから」って言ってた。
それを聞いたとき、やっぱりそうか、と思った。
天才でない限り、勉強は努力と経験でなんとかなるもんなんだ。
でも、努力や経験をするのに必要なもう一つの要素がある、それが「時間」。
時間を無駄にしてきちゃうと、それを挽回するのって、かなり大変なんだよね~

放任主義で育てられた「さやか」は高校2年生にして小学4年生程度の学力しかなかった。
しかし、慶応大学に入学すると決めたさやかは坪田先生の指導のもと、受験戦争へ!

とにかくなんだか元気になれる映画です。
素行不良だったさやかが、受験を乗り越えるまでの課程を描いた映画で、2時間弱あるけれど、中だるみもなく一気に見れました。

この映画は実際にあった坪田先生が担当した教え子がモデルになっていて、彼女も慶応大学に入学しています。
ただ、真実より若干大げさに描いているところはあるかも。
実際にさやかが言っていた高校は結構名門高校らしく、学校では落ちこぼれでしたが、それほど頭が悪いわけではなかったらしい。
まあ、もともと、私は人の能力に差はない、と考えているから、その通りなんだろうけど。
そして、入学した慶応大学の学科は試験が3教科ではなく、選択式プラス小論文だったらしく、得意な英語で受験しただろうから、本当の意味で私立大学の入学試験科目全てにおいて好成績だったわけではないかもしれない。
それでも、小学4年生のレベルから、普通の高校生まで成長したんだから、やっぱり坪田先生はすごい!

坪田先生が映画の中でいう、とても素敵な言葉があります。
「ダメな生徒などいないと思うんです。ダメな指導者がいるだけですよ」

そのとおり!!

そして、ダメな親がいるだけです!
子供の教育はその子供の能力以上に両親による影響が大きいと思う。
父親は弟にばかり興味を示し、母親は放任主義とあっては、勉強ができるようになるはずない。
この両親が本当にダメダメ
結局彼女がちゃんと大学受験を乗り越えたからこその美談になっているけれど、こういう親の元にそだった子供は本当にかわいそう。
ただ、この映画の良いところは、

悪い人、誰もいません!

そんなダメ親でも、最終的にはとても愛情にあふれた両親だったとわかる。
この人達の教育はとても褒められたものではないけれど、愛情あふれた素直な両親だったことで、さやかは救われたんだなぁ。
そして、クソみたいな指導者も、結局それほど悪い人ではなかった。
それは安田顕が演じているからかな?
何か憎めないの。
ただし、勉強に関しては100%坪田先生のおかげです。

坪田先生の教育方法はいろいろと参考になるところが多い。
まんがで歴史を学ばせたり、小さな進歩も褒めたり、それでも悪いところはちゃんと指摘する。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
なにか行き詰ったときや、迷ったとき、勉強ってゴールが明確だからいいなって思う。
そして努力を裏切らない。
何かに行き詰った人、新しいことをはじめたい人にオススメ!
さやかの頑張りっぷりを見ていると元気がでる映画です。


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きっと、うまくいく(2013) 3IDIOTS 404本目

ストーリーが秀逸!きっと、うまくいく ( 3IDIOTS)

出演:
ランチョー役 アーミル・カーン
ファラン・クレイシー役 R.マドハヴァン
ラージュー・ラストーギー役 シャルマン・ジョシ
ピア・サハスラブッデー役 カリーナ・カプール

監督:ラージクマール・ヒラーニ
お勧め度★★★★☆


正直に言うと、私はずっとインド人が苦手だった。
私が出会ってきたインド人が単純にたまたま、稀に見るクソだっただけで、それをすべてのインド人に当てはめては絶対にいけないとわかっていても、あまりにもそういう確立が高かったので、「インド人」というだけで敬遠していたところはあった(ごめん!)
あ、これは男のインド人に限りますけど。
特に女性にだらしなく、なぜかインド人に好かれた私はいろいろ嫌な経験をしたもんだった。
でも、それを言うと、「差別だ!」とか言われそうだったので、誰にも言ってなかった。
それが、ひょんなことから、台湾人の友人がぽろっと「私、インド人って苦手」といったことから、「ブルータス、おまえもか!」と共感しあった。
そんなこんなで、インド人男性への私のイメージが払拭されることはしばらくなかった。
でも、それが実はすばらしいインド人男性に二人も出会って、やっぱり私が出会った男達が単にクソだったと確信した!
それは友人の会社の上司のインド人と、私の会社の上司のインド人。
二人ともそれはそれはジェントルマンで、女性にもリスペクトを忘れないすばらしい人だった。
そんなわけで、今はインド人が苦手ではない私。
もしそういう思いをしている方がいたら、のどうでもいい情報ですが。

そして、実は私はインド料理が大好きだけれど、インド音楽が苦手。
特に女性のフニャララした声をきくと、なにか戻しそうになる(失礼!)
たまに、インド料理屋でそういう音楽が入っていると、とたんに食欲がなくなってしまうからやめて欲しいんだよね~。
これ、共感する人あんまりいないか。

そんなわけでインド映画もあまり見ません。
急に音楽がかかって滑稽な歌とダンスを繰り広げるところも全然面白さを感じないし。
おそらく、これがミュージカル映画が嫌いな人の感覚なのかなぁ。
いや、全然違うし!(と言ってみる)
そんな私のインド感を変えてくれた名作!

「10年後にここで、誰が成功しているか確かめよう」といったチャトルに呼び出されたファランとラージュー。
彼らはインドの工科大学ICEの同級生。
しかし親友のランチョーは卒業してから行方がわからなくなっていた。
その行方を突き止めたというチャトルと彼を探しにいくが…。

探しにいく課程でランチョーという男がどういう人間だったか、が語られていくのだけれど、そのエピソードがすごい!
なんというか、キャラがみんな個性的で、素敵。
さらに、この映画の面白さはダンスや音楽ではなく、ストーリーなんだな!
実際インド映画にありがちなミュージカルシーンは2回しかありません。
その2回もいらない、といいたいところだけれど、結構重要。
特に1回目のテーマソング後の衝撃的な展開は、やはり音楽あっての展開なんだろう。

すばらしいのはストーリ構成。
伏線がちりばめられていて、そのちりばめ方も自然。
どうでもよさそうなエピソードが後でちゃんとつながっていく。

例えば
なぜ舞台が工学大学か?
最初に自殺した学生についてランチョーが学長に言う台詞「これは自殺じゃない、殺人です」の意味。
ピアの姉の子供がお腹の中で蹴ること。
勉強したいならとりあえず征服を着て学校にもぐりこめというランチョーのアドバイス。
苦し紛れに学長に言い訳したインバーターのその後。
チャトルが取引しようとしている偉大な科学者ワングルについて。

これらが後から「あ!そうだったのか!」ってなる瞬間が面白い!

すべてにおいてとても練られたストーリーなんだなぁと思ったよ。
この映画は実に3時間近くもの大作で、たとえ音楽のシーンを短くしたとしても、もともとそんなにないから、それ以上にいろんなエピソードが詰め込まれている!
これ、途中にインターバルがあるんだけれど、映画館でも休み時間あったのかなぁ?

映画に出てくるインドは私が知っているインドとはちょっと違っていて、美しい景色がたくさん登場します。
そのあたりも見ていて気持ちがいい。
そして、ピア役のカリーナがなかなか美しい。
時々特大の鼻ピアスしている時があって、「インドってああいうピアス流行してんのかね?」と思っちゃった

そしてもう一つ、この映画のすごいところはやっぱり俳優たち。
大学生の役を演じている3人を見て、「ずいぶん似ている俳優を集めたなぁ」と思ったら、

3人とも大学生役と10年後を両方演じてた!

あらー!
似てるなぁとは思ったけれど、気がつかなかったわ。
特にアーミルなんかはオーバー40にして19歳の役。
インド人は老け顔だけど、それでも違和感なかったなぁ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
笑って泣いて、至極のエンターテイメント映画でした!
ただ、一つ難点なのは英語とヒンドゥー語が交じり合っていてしかも英語はインド訛りなので聞き取りづらい!!
字幕か吹き替えをオススメします。


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コララインとボタンの魔女 (2010) CORALINE 403本目

ちょっとだけホラー コララインとボタンの魔女 (CORALINE)

出演:
コラライン・ジョーンズ役 ダコタ・ファニング
メル・ジョーンズ役 テリー・ハッチャー

監督:
ヘンリー・セリック
お勧め度★★★☆☆

クレイアニメが好きです
特にウォレストグルミットシリーズ。
そしてストップモーションアニメも結構好きです。
それがこれ、「コララインとボタンの魔女」。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」もおんなヘンリー・セリックの作品です。
キャラクターはとてもかわいいとは言い難いんだけれど、なんともいえない魅力があります。

ピンクパレスアパートに引っ越してきたコラライン。
自分をかまってくれない両親に不満をもっている。
引越し先で偶然見つけた封印された小さなドア。
あけてみるとそこは壁だったのだが、ある夜、そのドアが別の世界に通じていることを発見して…。

ヘンリー・セリックらしい、ちょっとダークなホラーファンタジーです。
キモかわいい感じがなんともいえない雰囲気。

途中、アドベンチャーチックなシーンではドキドキワクワクもさせてくれて、なかなか楽しませてくれます。
実は私、これは映画館で見ました。
確か3Dだったような気がする。
そして、それほど面白かったような気がしなかったけれど、見返してみたら、まあまあ面白かったです。
なぜ最初それほど面白いと思えなかったのか考えてみると、

①なぜ引っ越してきたのか明確にわからなかった。
たぶん、両親の仕事(園芸関係)なんだろうけれど、引っ越してきた両親もあんまりハッピーな感じじゃないんだよね。
②「子供のいる家族にはアパートを貸さない」と言っていたのに、貸したのはなぜか。
子供のいる家族に貸さない理由は大家の双子の姉妹が失踪したことが関係しているんだと思うんだけれど、今回貸し出した理由については特に触れていない気がする。
単に空き部屋にしたくなかっただけなのかなぁ。
③2階に住んでいるボビンスキーさんが、別の世界の住人のように変人。
そうなると、今の世界と別の世界の区別がつきづらくなって、なんだか分かりづらかった。
④3Dがごちゃごちゃしていた。
背景とか、いろんな小物とか、アイテムとか、見所いっぱいなんだけれど、3Dになるとなんだかゴチャゴチャ感がまして、目が疲れたんだと思う。

改めてみてみると、細かいところまでとても精巧にできていて、とても素敵だし、1時間40分くらいなので、中だるみもないはずなんだけど…。
たぶん、最大の問題は私がコララインに共感できなかったことなんだろうなぁ。
私はあんまり両親に不満を感じたり、自分の現実に不満を持ったりしたことがないのかも。
幸せだなぁ。
でも、そういう思いを抱いたことがある人には、今自分の目の前にある現実と理想についていろいろ考えさせるところがあるのかも。

さて、そういった意味ではおそらくこの映画(もともとは児童文学なので)の教訓としては現実に不満があっても本当に「別の世界」
が最高!ってことにはならないんでは?
ということかな?

コララインの声は今は素敵な女性に成長したダコタ・ファニングが演じています。
200px-Dakota_Fanning_Very_Good_Girls_Premiere_(cropped).jpg
あんまり声を聞いて、あ!ダコタちゃん!とは思わないけれど、好奇心旺盛な元気な女の子を上手に演じています。

そしてお母さんのメル役はテリー・ハッチャー。
200px-Teri_Hatcher-_World_of_Color_Premiere_21.jpg
最初気がつかなかったけれど、「別のママ」になった時に「なんか聞いた事がある声だなぁ」と思った!
そしたら、彼女だった!
「デスパレートな妻たち」でおなじみのテリー。
あの役のせいか、母親!って感じがすごくする。

そういえばエンドロールの最後に” For those in the know Jerk Wad”とあって、なんのことだろう?
って思った人いなかった??
これは当時コララインの映画のHPで募集していたナイキのコララインモデルに応募するシークレットコードだったのです!
こんな感じのスニーカーらしい。
無題
実際に当選した人のブログとかも見たから、本当にプレゼントがあったみたい!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
大好き!というわけじゃないけれど、雰囲気のあるなかなかの映画です。


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検察側の罪人 (2018) 402本目

役者頼り映画!検察側の罪人 (2018)
検察側の

出演:
最上毅役 木村拓哉
沖野啓一郎役 二宮和也
橘沙穂役 吉高由里子

監督
原田眞人

お勧め度★★★☆☆

私はそんなにキムタク好きというわけではないけれど、
若い時にキムタクを見て、「こんな美しい人がいるなんて!」と感心してしまったことはあります。
あの時代にドラマではかなり話題作に出演していたけれど、
映画でこれといって代表作がない彼。(私の意見ですが)
さて、これが代表作になるのか?!

東京地検の検事・最上毅と同じ刑事部に、元教え子、沖野啓一郎が配属された。
沖野は老夫婦刺殺事件の容疑者、松倉重夫を取り調べる事になる。
そして松倉はかつて最上がかかわった女子中学生事件の関係者でもあった。
松倉に固執する最上に疑問を持ち、やがて検事を辞めることになる沖野。
事件の真相と最上の意図とは?!
検察側の罪人とは誰のことか?!

老夫婦殺しの容疑者の中で浮かび上がった松倉という男が、昔最上(キムタク)がいた寮の女の子を殺した容疑者と一緒だったというところから、
少しずつ最上の歯車が狂い始めます。
もともとなんとなく、学生時代のこの事件がきっかけで最上は「悪いやつには絶対に罪を償わせる!」という強い意識が生まれたのかも。
でも、それが真実から目を背けさせる結果になるとは…。

この映画はサスペンスかと思いきや、事件の謎解きなんかは全然ありません。
どちらかというと人間ドラマなんだろうな。
そこがちょっと残念
検察なんだから、最上の過去や交友関係なんかは簡単にわかりそうなもんだし、
それなのに、最上の詰めが甘すぎてちょっとヒヤヒヤする。
そういう楽しみ方はできるけれど、もう少しひねって欲しかったなぁ。
最上が昔の事件に固執する理由もいまいち。
殺された女子の事が好きだったから?それだけ?

もう一つのエピソードとして、最上の友人という人がどんな困った事になっているのかもあまり語られず、だけどすんごいことに巻き込まれている様子
そして、その奥さんと周りの人が「トリック」を思わせる異様な集団で、映画の中でかなり浮いています。
そこがまたバランスとしてはかなり危うい。
笑ってしまっていいのか、真剣に受け取るべきか。
っていうか、「泣き女」とかアレ、なんだったんだろう。
そういう、本筋とは関係ないように見えるエピソードがいくつかあって、それがいったいなんのためにあるのか、いまいちわからなかった。
しかも二つの事件が同時に起こっているように見えて、片方(友人のエピソード)については全く掘り下げないという演出も疑問。
そっちの事件も「なんだかすごい事」みたいに表現されているので、いつか明かされるとワクワクしていたのに…。
わかる人にはわかるってことか?

それでもこの映画が高い評価を受けるのは、ストーリーというより、役者なんだとおもう。
まさに役者頼みの映画!
個々の役者の存在感は素晴らしいです!
ストーリーどうでもよく、入り込むことができれば、演技を堪能できるでしょう。
ただ、入り込めないとなんとなく寒い…。

キムタクはただただイケメンの役よりも、こういうダークな役のほうがあっているかも。
最上というキャラクターは検事としてはかなり優秀みたいだけれど、バツイチ子持ちの妻と結婚していて、今や夫婦関係は完全に冷え切っている。
こういう完璧じゃないところもいい。
そしてこの妻…誰かに似ている…

あれ!工藤静香に似ている!(顔ね)

と思ったのは私だけかね?

それと、ドラマでは自然体を意識しすぎて台詞が聞き取れないことがよくあるんだけれど、この映画ではそういうことはなく、
こっちのキムタクはとてもハマッていました!

ところで最上がコレクションしているガベル(木槌)。
確かにアメリカの裁判ドラマではガベルをバンバンたたいているけれど、日本では見たことがないね。
日本では使われていないようです。
「なぜ使われていないか」って映画で問いかけていたけど、答えてた?
聞き逃したのか語られなかったのか?
日本でガベルが使われない理由は、裁判自体が書類をベースにしていて静かだから(アメリカみたいに陪審員に芝居がかった演説をする必要もなかったんでしょう)、
という理由と日本では「発声」によって判決が下されるので、ガベルの代わりに裁判官が発声した時点でその役割を果たしている、といことみたい。
どうなんでしょ?
とにかく、今は使われていないみたいね。

この映画の好きなところは役者の演技とそれと、

美味しい食事!

検事ってこんないいところで食事してんの~?
食べ物が美味しく撮られているの映画が好き

この映画、面白かったと共感する人がいたら教えてくださいな。
推理小説みたいな面白さを期待していると肩透かしくらうけど、映画としては見ごたえあります!


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なんと!....4周年!

皆さま

最近少しずつ再開し始めたカフェ。
昔からの常連さんも、初めてのお客様も、いつもありがとうございます!

なんと!本日でこのブログ、
4周年となりました~!


いつの間に!
しかも、去年は開店休業状態でこの日も何もしてなかった…

時が経つのは早いもので。
細々と今後も不定期でカフェを営業して行きたいと思います。

「なんか映画見たいけど、何を見たらいいかな?」
と思っている人の参考に、今後も出来るだけネタバレなく、それでいて100%独断と偏見でレビューしていきます!

これからもお気軽にお立ちよりください。
古い記事へのコメントも大歓迎、TBなどもお気軽に。

では皆さま、今日も良い日でありますように
Don't just have a great night, have a great movie night


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プロフィール

ロココ

Author:ロココ
いらっしゃいませ。カフェへようこそ!
ここでは素人目線で映画について言いたい放題、アメリカから映画レビューをお届けしています。→日本に帰国しました!
基本はネタバレなし!ゆっくりしていってくださいね。
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