ファミリー・アゲイン/離婚でハッピー!?なボクの家族 (2013) A.C.O.D. 196本目

テーマは結構重い ファミリー・アゲイン/離婚でハッピー!?なボクの家族 (A.C.O.D.)

出演:
カーター役 アダム・スコット
ローレン役  メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ドクター・ジュディス役 ジェーン・リンチ
ヒュー役 リチャード・ジェンキンス

監督:
スチュアート・ジッカーマン
お勧め度 ★★☆☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

離婚大国アメリカ。
今や日本だってそんなもん。
でもやっぱりアメリカに住んでいると周りのかなりの数の人が離婚、再婚している。
当たり前だけど、アメリカに住んでいる日本人だって離婚してます。
常にうちのボスは「アメリカ人は我慢が足りない」っていうけれど、アメリカに住んでいる日本人の女の子だってレディーファーストに甘え、自己主張ばかりする、我慢が足りない人間になります(代表:私
そんな女が日本に帰るとかなり面倒くさい。
ドアを開けてくれるのを当たり前と思っている、会社では男と平等に扱われないと不満を言うくせに、いざという時には女の武器を振りかざす・・・日本男児に嫌われるのは当然です。
気を付けよう、気を付けよう
でも、離婚で本当に迷惑するのは当然子供。
私の友人は大真面目な顔して言う。
「女の子の一人っ子と両親が離婚している子供は世界観が独特すぎて扱いずらい。わざわざ人間活動に専念するとか言いだす」
ウソだろ~~

ニートの弟が突然結婚すると言いだし、困惑するカーター。
彼の悩みは結婚式に最悪に仲の悪い離婚した両親を招待すること。
考えた挙句、こっそり両親をレストランに呼び出した。
しかし結果はカーターが予想もしなかった方向に進んでいって・・・!?

こちら原題はA.C.O.D.(Adult Children of Divorce)、つまり、離婚した親を持つアダルトチルドレンってこと。
カーターの両親は彼が小さい頃に離婚している。
本来こういう話ってセンシティブなテーマなんだろうけれど、まー、軽く描いてます。
その分、軽い気持ちで見れる。

カーターの両親はとにかく仲が悪い。
離婚してもう何年、いや、何十年も経っているのに、これでもか!ってくらい仲が悪い。
そんな元夫婦っているのかなー、って思ったら、結構いるらしいこれが
この映画の本当に面白いところは実はエンドクレジット。
エンドクレジット中にスタッフと思われる人達が自分自身について語ります。
まー、A.C.O.D.の多いこと、多いこと、そんで、両親は仲が悪い
当然ですが、これが子供に良い影響を与えるはずもなく。
クリスチャンでも離婚する自由の国アメリカなので、人生の選択は無限大。
カーターの母親の素敵な言葉
"The Heart wants what the heart wants"
これはエミリー・ディキンソンの“The Heart wants what it wants - or else it does not care” を引用してるんだろうか?

この映画の最大のつっこみどころは、やっぱり弟の婚約者。

エセ日本人キエコ!

そもそもみんなキエコって言えてないし
「キーコ」ってなんだよ!
というか本当はケイコなんじゃないかと思った(でもクレジットではKiekoだったけど)
今回キエコ・コバヤシを演じていますヴァレリー・ティアンさん。
valerie_tian.jpg
中華系、カナダ生まれ!
日系人でもない~~!
たぶん両親役の人もそうだと思う。
日本でビデオスルーなのはしょうがないね。

私は伝統的な結納とかリハーサルディナー(そんなもんが日本にあるとは思わないけれど)がどんなもんか知らないけれど、「お茶会」ってことはないだろ~~!!
完全にイメージで話してる。
弟の婚約者が日本人である必要があったのかどうかもよくわからん。
たぶん、日本人にはA.C.O.D.が少ない、というイメージからのキャラかしら?

実はこの映画ジェーン・リンチやジェシカ・アルバなんかも出演していて、脇が以外と豪華。
その分マイナー映画な感じはしません。

この映画の脚本と監督を手掛けたスチュアート・ジッカーマンと共同で脚本を担当しているベン・カーリンのインタビューによると、この映画は彼らの実体験に基づいているらしい。
「両親の離婚によってどのくらい俺たちの人生がめちゃくちゃになったか映画にしようぜ!」ってな感じか?
コメディーちっくに仕上げながら結構テーマは重い。
そして結構多くのアメリカ人に共感されているから恐ろしい・・・。

カーターが"Existential crisis"について考えている、という。
「実存危機」とでも言うのだろうか?
自分の存在意味を失いそれについて悩むことは両親の離婚を経験している子供にはよくあることらしい、っていうか、誰にでもあることでしょ!
フリーライターなんていう自己満足の仕事をしている私は本当に時々「何のために生きてるんだろう」なんて思うことがあるよ。
だからこそ、少しでも役に立っていることを感じたくて自己満足ブログに「アメリカの小ネタ」なんてものを書いてるんだろう

この映画、面白かった!という人がいたら、どのあたりが良かったか、教えてくださいな。
いろんな想像ができる結末のこの映画。
たぶん私はA.C.O.D.じゃないから、共感できなかったのかも・・・。


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