天国は、ほんとうにある (2014) HEAVEN IS FOR REAL 205本目

死後の世界を信じるか? 天国は、ほんとうにある (HEAVEN IS FOR REAL)

出演:
トッド・パーボ役 グレッグ・キニア
ソンジャ・パーボ役 ケリー・ライリー
コルトン・パーボ役 コナール・コラム

監督:
ランダル・ウォレス
お勧め度 ★★☆☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

私はビビリのくせに怖い話大好き
つまり、死んだ後、人はもしかしたら霊になるのかもしれない。
でも、誰かが言っていた「自分が霊になったとして、できることってそんなにないと思わない?」
つまり、人を呪い殺したり、悪さしたりするような能力は到底自分にはないだろうってこと。
霊になったとしてもできることって限られているはず。
私は神様が人間を作ったとは思わないけれど、神様の存在は信じている。
ただ、今まで幽霊を見たこともなければ、奇跡体験もなく、人に語れるような経験全くなし
だから、信じているけれど、確信はない。
だって、自分で見てないから。
そして人が見た、経験した、と言う話も正直信じてない。
人間って、かなり曖昧なものよ。
信じたいものを信じ、信じたいものを見ることができるんです。
信じるのは、ただ一つ。
自分で見たものだけ。

ネブラスカ州の田舎町の牧師、トッド。
彼の息子のコルトンが生死をさまよい、奇跡的に助かった後、「天国を見てきた」と言いだす。
半信半疑のトッド。
しかしコルトンが知りえないようなことを彼が話し出して・・・。

アメリカでベストセラーとなったクリスチャン小説が原作であり、実話です。
クリスチャン映画といえば、怒りさえ覚えるクソつまらない映画「神は死んだのか (2014)」を思い出しますけど、

そんなに悪くなかったよ

まあ、映画館に見に行くほどの映画ではないですけどね。
まず、説教臭くないのが良い。
確かに「天国に行くには神様を信じないといけない」というメッセージはあるけれど、それでも非キリスト教徒をあからさまに非難するような演出はない。
そしてなにより面白いのは、「キリスト教徒って全員天国を信じてるんじゃないの?」という考えを覆してくれたこと。
実は神父の父親はコルトン君の天国話を始め信じていません。
それどころか、教会の人達も信じていない。
その辺りの流れがキリスト教徒ではない私にとっては意外であり、面白かった。
まあ、でも最終的には「天国は、ほんとうにある」ってことになるんだけどね。

私の知り合いにも牧師がいますが、牧師ってこんなに貧乏なの?と映画を見て思った。
トッドは牧師の仕事の他にもいろんなアルバイトをしています。
いつもギリギリの生活をしていて、ある意味コルトン君の天国話のおかげで生計が立てなおったって感じ。
それを聞くとちょっと商業的な感じがして嫌だけれど。
実際この本は2010年の11月に出版されていますが、その前、2010年の7月に出版された"The Boy Who Came Back From Heaven"という本に類似していることが指摘されています。
そしてこの"The Boy Who Came Back From Heaven"の著者アレックス・マラーキー君はこの体験について「虚偽を語った」と告白しています。
その理由として、「人の目を引きたかったから」。
そう、この手の話はビジネスになるんです。
コルトン君の体験が真実かどうか、それは本人にしかわからない。
でも、正直真実かどうかはそんなに重大なことではなく、この本によって沢山の人がインスパイアされたってこと。
コルトン君の本によって、キリスト教徒達はますます自分たちの信仰に確信を持っただろうし、そうでない人は改宗したかも・・・いや、そこまではないかな?
とにかく、キリスト教徒達にとっては重要な物語になったはず。

臨死体験をした人はキリスト教徒じゃなくたって沢山いる。
ほら、川の向こうに・・・とか、暖かい光が・・・とか言う話。
だから特別な話ではないけれど、これを宗教に絡めだすと結構うざいことになる。
もちろんこの手の映画の目的は宗教勧誘なんだろうけれど、この映画はそこまで強いメッセージを感じなかった。

私の好きなセリフ。
戦争で息子を亡くしたナンシーの正直な気持ち。
"Why God would give you your son back and take mine away… "
私もいつもそう思う。
神様がいるならば、なぜ大切な人の命を奪っていくの?
なぜ宗教戦争が起こるの?
なぜ悪い人達はいなくならないの?

特に子供は小さい頃、おかしな事を言いだしたりする。
これってなんでなんだろうね。
そして大人になるとすっかり忘れてしまいます。
コルトン君も今や元気なティーンになって、天国話はしていないみたいです

私は死んだらどうなるかって考えることが昔はよくあった。
「生まれ変わって~」なんて妄想したりして
でも今はたぶん死んだら「無」になるんじゃないかなって思う。
そう思うと悲しいことだけれど、なくなってしまって終わりだと思う。
そして、それでいい。
無理して現世にしがみつく必要もないし、天国とかいう新しい世界が結局自分にとって現世になるだけなんて、意味がない。

この映画、面白かった!という人がいたら、どのあたりが良かったか、教えてくださいな。
クリスチャン映画って絶対はまらないはずなのに、「ベストセラー小説を映画化!」とかいう言葉に弱い私。
ベストセラーって言ったって、クリスチャンしか読んでないのにな・・・。


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