アイ・オリジンズ (2014) I ORIGINS 251本目

可能性を残して去る映画 アイ・オリジンズ (I ORIGINS)

出演:
イアン役 マイケル・ピット
カレン役 ブリット・マーリング
ソフィ役 アストリッド・ベルジェ=フリスベ
ケニー役 スティーブン・ユァン

監督:
マイク・ケイヒル
お勧め度 ★★★☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

アメリカで免許を取る時に「瞳の色」を書くところがあります
これっていかにもアメリカ、だよね。
いろんな瞳の色があるから。
日本人でもそれぞれ微妙に色が違っているけれど、みんな「黒」と思ってません?
実は日本人の瞳の色はアメリカの免許申請の時は「茶色」と書くのです!
いやあ、別に黒って書いたからってどうにかなるわけではないけれど、厳密には「茶色」と表記するように言われます。
まあ、よく見ると茶色なんだよね。
だけど今まで自分の目は黒って思っていた人からしたら、「え?茶色なの?」って思うかも。
純日本人の瞳の色は茶色。
そんな瞳のお話。

瞳の研究をしているイアン。
ハロウィーンの日、彼を引き付けた瞳の持主。
仮装していた彼女の顔は知らない。
知っているのは瞳だけ。
どうしても彼女のことを忘れることができないイアン。
偶然手がかりを見つけ、彼女を探し出そうとするが・・・。

巷で結構評判が良い映画だったので、かなり期待していました。
なんだか不思議な映画。
科学者が主人公なのに、とても非現実的な物語です。

ハロウィーンでその瞳に一目ぼれしたソフィを探してっていうラブロマンスかと思いきや!

途中からホラー?サスペンス?SF?

怒涛の展開を見せます。
映画の途中で「なんだよー、ただのラブストーリーかよ」と思って観るのを辞めてはいけません!
その後、思いもかけない展開が待っています!
ソフィとイアンとカレン達が歩む未来。
そして瞳が繋ぐ現世と前世。

この映画で出て来るいくつかのロケーションは実際にアメリカに存在する場所。
最初はCafe de la Esquina。
なんだかお洒落なカフェ
NYブルックリンに実際にあります。
(カフェのホームページはこちら)

そしてもう1つはボイジーというオハイオ州の町。
Dan's Dinerは探せなかったんだけれど、うちのBossが結構よく行くところだから、なじみ深い
店の人が「この周りには何にもないのよ」と言っていたけれど、そうらしい。
うちのBossも「何もないよ」と言っていた。

科学者って大変だなぁって思う。
だって、自分の研究の終わりが見えないし、もしかしたら、全然検討違いのことをやっているかもしれない。
そういえば、そういうプレッシャーに耐えきれなかったからか、結果をねつ造しちゃうっていうケースはあるけれど、きっと何にも前に進んでいないと感じている時はそういう気持ちになっちゃうんだろうね。
でも、そんな時カレンが言っていた一言が心に刺さった。
"Turning over rocks and finding nothing is progress"
研究ってそういうものなのかも。
アタリを見つけるんじゃなく、ハズレを排除していく、っていう作業。
そうして最後の答えにたどり着く・・・。
もちろん一生かかってもたどり着けない答えもあるわけで。
でもそういう小さなプログレスを重ねていって、ある日偶然も合わせて答えが見つかる。
だから研究者に対して、私たちもこういう考え方をしないといけないんだなぁと思った。

さて、イアンが好きといった香水の香り。

そんなにいい匂いなの?気になる~

最終的にインドまで行ってしまうという意外にスケールのでかいこの映画。
映画の中でインドでは国民全員に対して、"Iris recognition"つまり、虹彩認識によるID管理をしている、というシーンがあるんだけれど、これ、調べてみたら本当のことだった!
国民12億人に対して、3年かけて行うと2011年の時点で発表していました!
本来だったらもう完了しているはずなんだけれど、2014年の時点で半分ほど完了しているそうです。
虹彩認識はすべての人によって違っていて、指紋のように薄れたり消えたりすることがないので、個人認識には最適みたいです。
でも、あんまり使われてないし、と思ったかもしれませんが、アメリカ国内に入国する際に目の写真撮られてる
つまり、私もデータの中にはすでに入ってる!

そして、インドで出会う少女は本当にインドの孤児院にいた女の子だそうです。
1400人もの中から選ばれた彼女。
監督は最初アメリカでインド人女優達に会いましたが、アメリカナイズされていて、映画の雰囲気に合わないということで、インドまでキャスティングを拡大。
その時に出会ったのが彼女だったそうです。
彼女は英語もあんまり話せなかったし、本当にインド在住、孤児院の女の子。
ただ、瞳の色は黒です。
ここはCGで色を足して特別な瞳に仕上げています。

この映画の主人公イアン役、マイケル・ピット。
Michael-pitt-2011-critics-choice-television-awards-01.jpg
正直あんまり知らなかった。
あまりビックタイトルに出演はしていませんが、コンスタントに映画に出演しています。
映画の中の若い頃のイアンの風貌がなんだかジョニー・デップに似ていると思ったのは私だけ?

そして友達ケニー役のスティーブン・ユァン。
Steven_Yeun_2011.jpg
「ウォーキング・デッド」でおなじみの彼。
研究室の中に必ずアジア人はいるってことか?
でも私、彼の顔好きなんだよね~
韓国生まれアメリカ育ちです。
なんだか頭よさそうじゃない?

正直言って、ソフィもカレンもそんなに絶世の美女ってわけではないのだけれど、二人ともとっても役柄に合っていて魅力的です。
ただ、イアンがソフィに惚れた理由もよくわからんし、そんなソフィを追っかけって、ストーカーのようなイアンにソフィも惚れるという状況もよくわからなかった。
ただ、それがいわゆる"ment to be"だということかな?
映画の中盤から急に非現実的なことが起こりだす。
特にイアンの周りに突如出現する"11"の文字。
これは"II"ということで、二つの瞳を表しているらしい
でもその中にセブンイレブンを入れるのはどうかと・・・だってセブンはどこいっちゃたんだよ!
都合良すぎじゃない?

全体を通して不思議な雰囲気をかもし出しているこの映画。
実はエンドロールの最後におまけがあります!
結局・・・結末はついたのか、ついてないのか、よくわからない終わり方だった・・・
希望、というか可能性を残して終わる映画です。

個人的にこの映画、日本でリメイクしたら面白いだろうなぁと思った。
なんとなくラノベの雰囲気が漂う映画なんだよね。
ただ、日本人の瞳の色はだいたい同じなので、瞳の見た目だけで人間を識別することはできないから、別の要素を色々いれないといけないけど・・・。
でも、だからこそ、大勢の中からたった1人を探し出すっていう凄いロマンスを潜ませることができるような気がする。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
実は20年後、という設定で続編があるとかいう都市伝説みたいな噂があるのですが・・・。
ホントかな?
日本では残念ながら劇場未公開、レンタルビデオもあまり出回っていないみたいです。
デジタル配信を行っているサイトがあるので、探してみて!


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