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ジャケット (2005) THE JACKET 313本目

時を超えた ジャケット(THE JACKET) 
(日本公開は2006年)

出演:
ジャック・スターク役 エイドリアン・ブロディ
ジャッキー・プライス役 キーラ・ナイトレイ
ルディ・マッケンジー役 ダニエル・クレイグ

監督:
ジョン・メイバリー
お勧め度★★★☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

アメリカにいると電車とかバスとかに乗らないので、あんまり気が付きませんが、日本にいると、電車やバスで大きな声で独り言を言っている人とかをよく見る。
もしも私が人生やり直せるなら、そういう人達の脳の構造や、精神の構造について知りたいと思っていたことがあった。
中には電車のアナウンスを完全に暗記して、車掌さんが言うより早く駅の案内を話したりする人がいて、関心したものです。
でも、彼らは周りの人達からは完全に冷たい目で見られていた。
もしかしたら彼らは特別な能力をもっているのでは?と思うことがあった。
そしてこれはある精神病病棟に入れられた男が体験した話。

ジャックは1997年の湾岸戦争で脳に重症を負い、記憶が時々混濁することがあった。
そのせいで無実の罪を着せられ、精神病院に送られてしまう。
そこで拘束衣(ジャケット)を着せられて小さな引き出しに入れられるという実験的な治療方法中、ジャックは不思議な体験をする。

最初戦争の映画かと思ったら、全然違いました
あくまで戦争のシーンは最初だけ。
ジャックが湾岸戦争で頭に重傷を負い、記憶障害を負ってしまうということだけだった。
でも、そのせいで警察官殺しという無実の罪に・・・。
警察だったら、車の指紋とか、DNAとか、所有者とか、まあ、いろんな方法で調べられると思うけど・・・まあ、ジャックが無実の罪を着せられて精神病に行かないとこの話は進まないので、しょうがないか。

この映画はJack Londonの"The Star Rover"(星を駆ける者)という本が元になっているようです。

ただ、この原作は1915年に発表されているので、もちろん湾岸戦争とか全然関係ない
殺人の罪で刑務所に入った主人公が不思議な体験をする、というところだけが共通なのか?
しかもこの小説、Ed Morrellという実在の人物へのインタビューが元になってできた小説だとか。
また、1920年に"The Star Rover"というタイトルで映画化もされているから、正確に言うとリメイクって感じなのかな?
原作も1920年の映画も見ていないので、何とも言えませんが…とても興味深い内容です。
バタフライエフェクトに似ているという人もいるけれど、バタフライエフェクトより2か月ほど公開が早かったということと、原作は1915年に発表されているので、こちらの方が古いです。
ただ・・・、

無実の罪に関しては特に深追いしない!

不思議な体験を通して無実の罪を晴らすような方向に行くのかと思ったら、それも全然違っていて。
どちらかというと、恋愛映画(?)でした。
その点はなんだか納得がいかないなぁ。
キーラ・ナイトレイ扮するジャッキーと良い感じになるんだけれど、なぜ?って感じ。
二人が急接近するのが、唐突すぎて驚きます。

今回主役のジャック・スターク役のエイドリアン・ブロディ。
Adrien_Brody_2011_Shankbone.jpg
「戦場のピアニスト」で有名な彼。
いろんな映画で、「見たことあるなぁ」って思わせる。
退役軍人で、精神病院にいるのに、なぜかすごくいい体してる
殺し屋みたいな顔しているのに、優しく笑うのが素敵。

そして、今回精神病院での意味深なお友達ルディをダニエル・クレイグが!
Daniel_Craig_2012.jpg
今と全然違う、もっさーい感じのおじさんです。
最初誰かに似てる、でも誰だろう・・・って気が付かなったよ!
そして、彼が重要なようで重要でない役回りっていのも惜しい。
もっといろいろ使えそうだったのになぁ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
そんなわけで、題材はとてもいいのに、なにか不完全燃焼気味のこの映画。
それでも、不思議な雰囲気があって、最後まで一気に見ることができます。


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