マーダー・ライド・ショー(2003) HOUSE OF 1000 CORPSES 314本目

怖いというより気持ち悪い マーダー・ライド・ショー(HOUSE OF 1000 CORPSES)

出演:
キャプテン・スポールディング役 シド・ヘイグ
ベイビー・ファイアフライ役 シェリ・ムーン

監督:
ロブ・ゾンビ
お勧め度★☆☆☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

日本にも国道沿いや温泉地なんかに奇妙な博物館なんかがあるけれど、アメリカもまあ、同じような感じです。
いつ、だれが始めたのかわからないような小さな博物館や展示館がハイウェイ沿いにあったりする。
"Roadside America"というサイトにいろんな変な見どころが掲載されています
(ホームページはこちら)
アメリカをロードトリップする際に是非参考にしてみてくださいな!
そして、こちら、ロードサイドにあるおかしな店に入ったら・・・大変なことになった話!

ロードトリップ中の若者4人が偶然給油に立ち寄った店には奇妙な博物館があった。
その主人からドクター・サタンの伝説について聞いた若者たちはドクター・サタンが首を吊ったという「首吊りの木」へ行こうと計画する。
大雨の中、目的の木へ向かう途中、ヒッチハイクをしている美女を乗せると、彼女の家の近くで車がパンクして立ち往生。
仕方がなく、彼女の家へ立ち寄るが・・・。
そこから恐怖の夜が始まる。

こちら、1時間半弱という短い時間なのに、とても耐えられない!

怖いというより気持ち悪い!

よくもまあ、そんな気持ち悪い物ばっかり集めたと感心するような小道具たち。
家の中も奇妙な構造になっているし、変な人達ばっかり出て来る!
久しぶりに最低な映画を見たなぁと思ったら、

この映画、監督が趣味で作った映画だった!

失礼!
いや、でもそうじゃないの?
監督のロブ・ゾンビはホラー映画大好きなヘビメタバンドのボーカル。
映画好きがこじれて映画を作ってしまいました!
実際インタビューで、「映画監督になるのはすごく難しいんだよ!バンドで成功して映画作る方が近道」って言ってるし
でも、その趣味の部分を徹底的に突き詰めて、物凄く気持ち悪いホラー映画に仕上がっているから、それはそれで凄い。
この映画が彼の監督デビュー作。

この奇妙な博物館のライド「マーダーライド」では実在したアメリカの有名サイコパス達を見ることができます。
●アルバート・フィッシュ・・・アメリカ犯罪史上最悪の殺人鬼、満月の狂人」(Moon Maniac)、「グレイマン」(Gray Man)、「ブルックリンの吸血鬼」(Brooklyn Vampire)などと呼ばれることもある。人間を殺害し、その肉を好んで食べたということで有名
●エド・ゲイン・・・お墓から死体を盗んでランプシェードやブレスレットなどを作ったりしていた殺人鬼。
ちなみに、この映画に登場するドクター・サタンは映画の中で作られたフィクションのキャラクターです。

おそらくいろいろ監督がこだわって作ったんだろうけれど、途中で映像が乱れたり、いろんな回想が挟まれたりする部分は正直言って、うざい。
そして1977年が舞台なのに、テレビが白黒っていうのも、なんだか設定が不安定。
映画の中ですでに何人かの女の子達が行方不明になっているのだけれど、小さな町なのに、なんにも手がかりが見つからないって、警察の怠慢としか思えない!
実際、捜査に繰り出す警察官たちもとっても頼りなく、あっさりとさようなら。
テンプレ通りだけれど、殺人鬼の方が警察より何倍も強い
もう、本当に最後の方は訳の分からない気持ちの悪い人達が沢山出てきて、ハラハラしっぱなしです。
結末は予想通り。
期待を裏切らないクズ映画です。
でもこの監督その後も映画を作り続けていて、特にスプラッタ―映画の代表作と言われる「ハロウィン」のリメイクを発表し、かなり評価されているらしい監督。
だから、この映画もある意味前衛すぎて、私が理解できていないだけなんだろう。

いきなりオープニングのエピソードからぶっこんでくるこの映画。
博物館のオーナー、キャプテン・スポールディング役にはある一部のジャンルのコアなファンにはお馴染みのシド・ヘイグ。
Sid_haig.png
それ以外のキャストは全然知らない・・・。
でも実は、最初にヒッチハイクしてきたスタイル抜群の美女はなんと!監督の奥様
セクシー!

この映画、面白かった!という人がいたら、どのあたりが良かったか、教えてくださいな。
一体誰に向けてこの映画を作ったのだろうと、疑問な映画ですが、気持ち悪くなりたい時(そんな時あるか?)にオススメ。


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またまたお邪魔しますー

気軽にコメント、に調子に乗ってストーカーのようにコメント書きそうな私。
今日ずっと、日本公開してない映画の記事を拝見してました。日本買い付けの配給会社の判断はいつも謎です。
マーダーライドショーは私にはストレス吹っ飛ぶ気持ちよさで、ほぼ笑いながら見る映画なんです。こういうホラーが好きな理由は、アウトロー精神が根底にある気がするからでしようか。好きなバンドを応援してる気持ちです。だから、B級どころかZ級でも好物です。まわりには、特に女には、これを好きな人いないんですけどね。
しよせん作り物の嘘っこ残酷だし、本物の人間がやることのほうが非道だし、ホラーってロックっぽくてかっこいいと。 ではでは失礼いたします。

Re: またまたお邪魔しますー

びーさん、

コメントありがとうございます!

> 今日ずっと、日本公開してない映画の記事を拝見してました。日本買い付けの配給会社の判断はいつも謎です。
過去記事読んでくださってありがとうございます。
アメリカ公開時に日本公開未定でも、その後1年とか2年後に公開されたりするから驚き!です。
一応、1ヶ月に一回はこのリストを見直して、日本で公開(劇場未公開も含む)した映画はデータを更新しています。
今までもいくつもの映画がカテゴリー移動しました!
1ヵ月に一回の「絶対視聴映画」の冒頭部分で紹介しているのがありますので、よかったらどうぞ!
確かに、配給会社の判断って謎ですよね。
でも、確実に大物俳優であることが優先されていて、内容は後回しのような気がします・・・。
たぶんそれは、日本の映画館が少し高いことと、日本には映画を映画館で見るよりもっと面白いことが沢山あるから、なかなか集客できず、確実に人を呼べるような映画しか上映できない、というジレンマもあるのかも。

なるほど、マーダーライドショーはそういう風に楽しむのですね。
確かに作り物、ウソの物語とわかっているのに、私はかなりビビリなので、自分がこういう目にあったら・・・と最悪な気持ちになってしまいました・・・( ;∀;)
というか、びーさんがこの映画を見ていて、好きって所に本気で驚きです!
きっとロブ監督はそういう人のためにこの映画を作ったはず。
確かに彼はインタビューで「純粋なホラー映画好きのために作ったんじゃない」と、つまりホラーロック好きのために作ったんだ!(とは言ってないけど:笑)
たいへん参考になりました。
ありがとうございます!

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