
ワイルド・ワイルド・ウエスト (1999) WILD WILD WEST 315本目

出演:
ジェームズ・ウエスト役 ウィル・スミス
アーティマス・ゴードン役 ケヴィン・クライン
アーリス・ラブレス役 ケネス・ブラナー
リタ・エスコバー役 サルマ・ハエック
監督:
バリー・ソネンフェルド
お勧め度★★★☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。
アメリカと言えば西部劇。
西部の街並みを残した場所ではショーが行われたり、いまだに西部劇ファンも沢山。
私はウェスタン映画もあまり見てないし、歴史も苦手なので、西部開拓時代の知識と言えばディズニーランドのウェスタンランドと「RED DEAD REDEMPTION」の知識のみ

まあ、そんな西部劇を知らない人にも楽しめるSF西部劇!
1869年、南北戦争終結直後のアメリカ合衆国。
陸軍のジェームズ・ウエスト大尉と連邦保安官のアーティマス・ゴードンはそれぞれ別々の理由で悪人マグラスを追っていた。
戦い方も性格も全く違う二人が協力してマグラスを追う事に、しかし、マグラスの背後にはもっと強大な力、ラブレスの存在があった!
SF西部劇という面白いジャンル。
西部劇なんだけれど、アーティマスが発明家なので、いろんな道具を駆使して戦う、これがこの映画の面白いところ。
そして、すぐに鉄砲をぶっ放したがる西部劇にありがちなキャラ、ジェームズ・ウエスト君こと、ウィル・スミスと組んで捜査するわけです。
まあ、つまり、バディ物ということか?
「MIB (1997)」というか、あぶ刑事というか・・・。
よく見た感じのデコボココンビです。
1960年代のテレビシリーズ「0088/ワイルド・ウエスト」の映画化ということなので、もしかしたら、シリーズ化を狙っていたのかもしれないけれど、残念ながら、ラジー賞を頂くほどの評判の悪さ

でも、それほど悪くないよ!

確かに、それ、どうやってそこまで行ったの?とか、
どうやってこの時代に作ったの?とか
なんで主人公たちはすぐに撃たれないの?とか
せっかく登場したイーストさんが・・・!とか
ウエストの田舎の話はどうなったんだよ!とかいろいろ疑問はありますが。
特に体が鉄でできている敵とウエストが戦うシーン。
どうやって勝ったのか、全然わからなかった・・・

でもそれ以外はとっても解り易い映画です。
解り易い伏線を引いてそれをちゃんと回収しているし。
そしてなによりも、西部劇の雰囲気っていのがいいよね。
全体的に砂漠のシーンが多いですが、最初の方は西部の町をちょっとだけ見ることができて、ちょっと素敵です。
あとは、アーティマスが作り出すいろんな道具。
夢が詰まってます。
そして何より音楽がいいよね!
オープニングテーマから西部劇を意識している感じもいい。
この映画を知らなくても、主題歌の"Wild Wild West"は知ってるはず!
この歌詞、映画に沿ってるっていうのもクール!
この映画で大物悪役ラブレスを演じているケネス・ブラナー。

あれ?こんな顔だったっけ?って映画を見て思った。
足がないラブレスを演じるのに、実際には膝をおって撮影してたとか。
そのせいで、撮影中、何度も立ち上がって足を延ばさないとしびれて大変なことに!
CGとかでなんとかならなかったんかね?
大物悪人なんだろうけれど、小物感たっぷり!
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
私、ウィル・スミス大好きだから、かなりひいき目に見ている気がするけれど、そんなに悪くない。
確かに粗削りだし、もったいないシーンは沢山あるけれど。
西部劇が好きで、SFが好きな人にオススメ。

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