マネーモンスター (2016) MONEY MONSTER 357本目

筋書き通り映画 マネーモンスター (MONEY MONSTER)
Money_Monster_poster.png

出演:
リー・ゲイツ役 ジョージ・クルーニー
パティ・フェン役 ジュリア・ロバーツ
カイル・バドウェル役 ジャック・オコンネル

監督:
ジョディ・フォスター
お勧め度★★★☆☆

私、お金は好きです
でも、いまいちよくわからないのが株。
よく株を資産といって、凄い額のお金を持っているように言う時があるけど、結局紙切れでしょ?
株自体はお金ではなく、それを使って物が買えるわけではない。
あくまで現金化した時の額をいっているだけで、今手元にはお金はないのに、何を偉そうに言うのでしょう?
まあ、株の紙切れすら持っていない私にいわれたくないだろうけど、その紙切れが本当の紙切れになるか、それとも紙幣になるか、わからないってところにリスクがある。
だから私はお金以外の物で資産があっても、あんまり意味ないなぁって思っている。
うちのBossが車を買う時に結構高い車を買っていたから、「そんなのお金の無駄だよ」と言ったら、「いや、売ったらお金になるから、これは資産だ」と言った。
いや、それは違う。
売ってないからお金になってない。
お金でない物は今この瞬間にご飯を食べるのには役に立たないのだよ。
もちろん彼もそれはわかっているけれど、たぶん、単に車を買いたかったから、言い訳しただけだろう。
でも、そういう言い訳で株も買おうとしたから、必死に止めた。
ただの紙切れ(いまや紙でもないだろうけど)を高額なお金で買うなんて、本当にバカらしい。
この映画を見たら、なんだか株の勉強して、一山当ててやろう!ってことがさらにバカらしいと思える話。

人気の経済番組「マネーモンスター」の司会を務めるリー・ゲイツ。
ある日の収録中、突然訪れた若者がリーを人質に番組をハイジャック。
彼はリーの助言に従って株を買い、全財産を失ったカイル・バドウェルだった。

予告編を見るとだいたいのお話の筋が分かります
それでも、ずっと目が離せなかったのは、どうやってリーとパティがこの危機を乗り越えるか!ってところ。
そして、テレビ収録の様子も含め、セリフ、話の流れなど、かなりテンポが良くて、「株」という一見すると難しい題材を扱っているように見えて、ごくごく簡単に映画にしていてとても見やすい。
別に株式について知識がなんにもなくても、楽しめる、エンターテイメント性が強い映画。
もしかしたら、この映画の裏にはいろんなメッセージが含まれているのかもしれないけれど、経済について興味がなくても、見ていてワクワク感がある。

私が好きなのは、所々に笑いがちりばめられているところ。
こういう演出があるから面白い。
例えばジョージクルーニーに変な踊り(たぶん番組的にはクールと思っている)をさせたり、アシスタント君がアホだったり、犯人の彼女が酷い罵声を浴びせて来たり、人気番組の司会者なのに全然人気がなかったり・・・。

この映画ではリーを人質にとったカイルにはもちろん、ちゃんと理由があって、主張があるんだけれど、私としてはどうにも彼には共感できなかった。
映画の流れとしては彼の主張から「本当に悪いのは誰?」という所にいくんだろうけど、そもそも株で大損したとかいう話はどこにでもあるだろうし、最終的に言えば

自分が悪い

ってことになると思う。
株とは元本割れするリスクがあるというのを承知で買うわけで、いくらリーが「この株は絶対当たる!お勧めです!」と言ったとしても、買うか買わないかは自分が決めること。
どんなにお偉い経済アナリストの言葉だったとしても、「この馬券は絶対当たる!」と同じぐらいの信ぴょう性しかないのだ。
だからリーは責任を感じる必要なんて全然ないと思うし、株で大損したのは可哀想だけど、自分の責任だよという気持ち。
でも、本来はそこから、この事件の裏には別の真実があった!って感じでカイルに共感していくんだろうけど、私はそうはならなかったなぁ。
もしもカイルがこの事件のからくりに気が付いていて、真相を暴こうとしている!とかだったら話は別だけど、単にちょっとおバカな奴だった・・・。
自分の人生についてもいろいろと不満があるようだけれど、確かに育った環境や家族の事情はあるだろうけれど、貧乏から並々ならぬ努力をして成功した人達はいくらでもいるから、結局自分がなりたい自分になるためにどんな努力をしたか、ってことだと思う。
それを他人の責任にしようとするカイルの姿勢には全然共感できない。
むしろカイルの彼女に共感
でも、共感はできないけど、同情はしたよ
結構切ないヤツです。

今回主演のリー・ゲイツ役ジョージ・クルーニー。
George_Clooney_66ème_Festival_de_Venise_(Mostra)_3
相変わらずカッコいいけど、今回おかしな踊り(ジョディ・フォスターはヒップホップダンスと言ってたけど??)を見せてくれます。
しかもこれ、自分で言いだしたとか。
"I can do some moves"と言ったとか。
コリオグラフィーもある程度自分で考えたとか
とにかく、キャラを掴んでいる気がした。
リーってこういう奴だよね、っていうのが一発でわかる。

そしてプロデューサー、パティ役のジュリア・ロバーツ。
Julia_Roberts_2011_Shankbone_3.jpg
最近「8月の家族たち (2013)」「シークレット・アイズ (2015)」で見事な老け顔をお披露目してくれた(いや、年相応なのか?)彼女ですが、今回はやり手のプロデューサーって感じで若々しいです!
こんな女性になりたいなぁ。
あ、私、実はとても目が悪いお方に昔、「ロココってジュリアロバーツに似ているね」と言われたことがあるのですわよ、ホホホ。
実はリーとパティの間のちょっとした恋愛物語を期待してたんだけど・・・まあ、そういうものは特にありません。
でも、二人の間の絆は感じられる!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
確かに面白いんだけど、たぶん、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツじゃなかったら、全然違う印象の映画になっている気がする・・・。
彼らの功績はデカイと思う。


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マネーモンスター (試写会)

投資は自己責任 公式サイト http://www.moneymonster.jp/splash6月10日公開 監督: ジョディ・フォスター  「ホーム・フォー・ザ・ホリデイ」 「それでも、愛してる」

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ロココ様 こんばんは

今、LAのファーマーズマーケット、ホールフーズ、Kマートなどまわってきました。毎日ホールフーズのデリを買う生活がしたいですー。

マネーモンスターは、ジョディの人柄が出てる映画だと思いました。
ノルウェーだったと思いますが、女性のCEO率がすごく高くて、男性は自分の力を見せつけたくて投資に力を入れる。それが架空のようなものでも。女性は実態のあるものしか買わない。だから女性が金融世界で中心にいれば、リーマンショックもおきなかったんでは?というようなことを、マイケル・ムアの映画で言ってました。

Re: ロココ様 こんばんは

びー様、コメントありがとうございます!
もしかして、びー様もブログやってらっしゃる?
さて、私は今、ネバダで休暇中なので、すれ違いでしたね(^_^;)

私はホールフーズのすぐ近くに住んでますが、行くのは年に数回です(涙)
私も毎日いけるようなセレブになりたい…

> ノルウェーだったと思いますが、女性のCEO率がすごく高くて、男性は自分の力を見せつけたくて投資に力を入れる。それが架空のようなものでも。女性は実態のあるものしか買わない。だから女性が金融世界で中心にいれば、リーマンショックもおきなかったんでは?というようなことを、マイケル・ムアの映画で言ってました。

なるほど!
まさにその通り!
だから私は株に興味を持てないのか!と納得しました。
でも、お金は欲しいから、勉強して儲けたい、という欲はあるんですけどね…。
南カリフォルニアは最近珍しく天気が悪くて、寒いですが、明日くらいから暑くなるようなので、アメリカを満喫してくださいー!

ロココ様

ネバダですか!あらら、すれ違いですねー。バカンス、お楽しみくださいませ。
私もお金でできる、いいこと楽しいことがいっぱいしたいですが、お金稼ぎは体動かして対価を頂くことでしか実感できません。不労所得を生み出さないと、余裕のある金持ちにはなれないのかもしれませんが。

はい ブログをやってます。

今日のLAは晴れてます♪

Re: ロココ様

びー様、

やっぱりそうでしたか!
リンクがいつもなかったので、確信が持てなかったのですが…
早速コメントまで残してきちゃいました!

やっと本来のLAを取り戻したみたいですねー!
楽しんで下さい!

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