Shall we ダンス? (1996) 83本目

日本らしさ満載 Shall we ダンス?

出演:
杉山正平役 役所広司
岸川舞役 草刈民代

監督:
周防正行
お勧め度 ★★★★★ 
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

アメリカで人気番組の「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」
毎回誰が勝ち抜いていくか、芸能ニュースでも結構話題になる。
私はYou tubeでPVを見るのが好きなんだけれど、そういうのを見ていると必ず「オススメ」に入ってくる"Choreography by XXX"というバージョン。
Choreographyとは日本語でもコリオグラフィーと言っていると思うけれど、振り付けのこと。
人気の楽曲に合わせて独自のダンスを踊った映像をアップしているのがある。
これを見るのも結構好き
その中でも最近かなり感激したのが、MKTOの"Classic"という楽曲にのせて踊った番組内でのエキシビションパフォーマンス。

そもそもMKTOの曲が好きでいろいろ検索していたのが始まりなんだけれど、MKTOのこの曲も大好きだし、カメラワークも凄い、そしてそして、とにかくダンスが素晴らしい!
Choreography byで沢山他にも同じ曲で別の振り付けをしているビデオもあるので、いつまででも楽しめます!
てなわけでダンスの映画!

郊外に一戸建て、会社では課長、可愛い娘と優しい妻。
すべてが順調に思われたけれど、何か足りない。
ある日電車からふと見上げたダンススクールから見えた美しい女性。
彼女が気になって、そのダンス教室に通うようになるが・・・。

この映画、とにかく大好きなんです!

いつか書きたいと思ってた。
ちょうどアメリカに帰ってくる時の飛行機で上映していたので、久しぶりに見ました。
いやぁ~、もう何回観たかわかんないんだよね。
それでも・・・、

やっぱり大好きだった!

毎日に不満はない。
やるべき事はみんなやっている。
それでも、何か足りない。
そんな気持ち、なんとなくわかるなぁ。
でも、この映画は日本だから、日本のサラリーマンが主人公だから成立している話なんです。
リチャードギアじゃあ、だめなんです!
役所広司がちょっとハンサムだけれどどこにでもいそうな疲れたサラリーマンをすごく上手に演じてる。

沢山好きなシーンがあります
公園でダンスを練習するシーン。
優しいたま子先生がいい感じでいつも橋渡しをしてくれるシーン。
ダンス仲間のタナカが泣きながら自分がダンスを始めたきっかけを語るシーン。
主人公杉山がどんどんダンスにのめりこんでいくシーン。
舞先生とダンスのレッスンをするシーン。

今となっては、なんでダンスをやっていることを家族に秘密にする必要があるんだろう・・・?とちょっと疑問に思ったけれど、この映画が公開された時代、社交ダンスはなんとなく怪しげで、お年寄りの趣味というイメージがあったそう。
この映画がヒットしてから、社交ダンスが爆発的に人気が出たので、今見ると「なんで?」ってなるけれど、そういう背景を考えると、すごく納得できる
なので、「言っちゃえばいいじゃん!」っていうのはナンセンス。
私の友人でも大学時代に日本で競技ダンスをやっていた人がいて、「大学生で社交ダンス!?」と驚いたけれど、よく考えてみたら、この映画の公開後の社交ダンスブームの後だから、まったく躊躇なく始められたんだろうね。
最近はいろんな趣味をもったオジサンが沢山いるけれど、当時は本当に仕事だけに没頭して、定年後にすることがなくて…っていう人が沢山いたらしい。
そういう意味では本当に社会にいろんな影響を与えた映画なんだと思う

この映画は全体を通して「成長」の映画。
杉山や他のダンス生徒だけじゃない、すべての人の成長の映画。
舞先生は最初「ものすごく美人」って言われていて、正直私は・・・。

舞先生、いうほど美人かね?

って思ってしまった(失礼!)
生意気な気の強そうな女だなぁって感じ。
演技も・・・ねぇ・・・。でも、これが不思議!
映画が進むにつれて、舞先生がどんどん魅力的に見えてきて、最後のホールダンスの時「Shall we dance?」と決め台詞を素敵な発音で言った時、彼女は最高に輝いていて、神々しく美しかった
そしてエンディングがオープニング続く感じもセンスいいなぁ・・・!
ダンスのシーンも躍動感あふれ、座っていても体が動いてしまいそうな感覚に陥る(いや、私、ダンスできませんけどね・・・
すべての登場人物がちゃんと生きていて、それぞれにストーリーがある。
この映画以来、私は竹中直人見るとなんとなく気持ち悪いイメージがあるんだけれど、そのぐらい彼はシンクロしてました!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
はじめてこの映画を見た時、まだ子供だったけれど、とてもドキドキした。
そして何度もこの映画を見ているけれど、やっぱりまたとてもドキドキした。
ストーリーもセリフでさえ、覚えているのに、それでもこんなにドキドキさせて感動させてくれる映画はそんなにない。
とにかく、とっても日本らしい映画。
だからいつ見ても、私にとって懐かしくてキラキラしているんだろうな。


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