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イーグル・ジャンプ(2016) EDDIE THE EAGLE 366本目

オリンピックの本当の意味を知る映画 Eddie the Eagle 
Eddie_the_Eagle_poster.jpg

出演:
Eddie "The Eagle" Edwards役 Taron Egerton
Bronson Peary役 Hugh Jackman as
Warren Sharp役 Christopher Walken

監督:
Dexter Fletcher
お勧め度★★★★☆

リオのオリンピックが終了しましたね!
この大会は本当にすごいと思う。
こんな国が?という国も参加していたりして。
それでもまだ全世界を網羅しているわけではないけれど。
武器を捨てて、オリンピックで戦ってほしい。
平和の祭典という名前にふさわしい大会です。
オリンピックの意義について、これは有名な話だけれど、クーベルタンが言ったとか言わなかったとか。
「オリンピックは勝つことより、参加することに意義がある」
私は昔はそうは思っていなかった。
出場できなかった人の分も含めてなんらかの形で勝利することがマストなんだよ、と思っていた。
でも、最近、勝ったり負けたりしている選手をみていると、自分が間違えてたんだなぁという気がする。
もちろん、過去に負けていったすべての人の想いがかさなるからこそ、勝ちたいだろうけれど、たとえ勝てなくたっていいんだ。
オリンピックに出場したというだけで、最初の目的は果たしている。
でもこのことに納得できない心の狭い人達がたくさんいるから、選手達は大変だろうなぁと思う。
昔はぜんぜん興味がなくて見ていなかったオリンピックだけれど、今回はかなり感動させてもらいました
そんなオリンピックのお話。

エディはアメリカのスキーチームの選手だった。
冬のオリンピック選考会。
残念ながらエディは選手としては選ばれなかった。
それでもどうしてもオリンピックに出たいエディ。
イギリスではオリンピック候補者がいなかったスキージャンプで出場しようと考えた。
ジャンプの経験のまったくないエディがオリンピックに向けて出発する!

この映画はイギリスのマイケル・エドワーズという実在する人物の伝記的映画。
まあ、筋書きはなんとなく想像がつくとおもうけれど、実話なので、なにもかもがドラマみたいにうまくいく、とうわけではない。
その辺りがヤキモキさせられて良い
そしてとにかく、

とっても泣けたよ

悲しいというのではなく、感動の涙。
もちろん、オリンピック選手とは、いろんな努力を重ねてこの大舞台に向かっているんだろうけれど、エディのように、先がまったく見えない場所でも努力を続けるという強い意志とある意味強大な鈍感力に感動!
もちろん、周りにいる心優しい人達にも感動。

ここで重要なのは、普通だったら、オリンピックに出る!という息子をサポートするはずの親が、それほどサポートしない、という事実。
特に父親は左官屋なのですが、そんなのやめて、左官屋を継げ!って感じで。
まあ、母親はやっぱり息子には甘いのですが
ステージママみたいに、しゃしゃり出るようにサポートはしない、でも息子のことは信じてるし愛してる。
両親にのキャラにもとても好感が持てました。

実話を元にしている、といっても、やっぱりフィクションの部分はあります。
まず、ヒュー・ジャックマン演じる過去を引きずる男ブロンソン。
残念ながら彼は架空の人物。
実際にエディは2人のアメリカ人コーチの元でジャンプを練習していたんだけれど、ここまでドラマチックなコーチは実在していません。
いろんなエピソードを集めて一人の架空のコーチブロンソンを作り上げたとのこと。
というわけで、ブロンソンが架空の人ということは、もちろんウォーレンも架空の人です。

実は子供時代に「もう二度と歩けない」といわれたこともなく(似たような怪我をしたことはあったようですが)、映画ではスキーも下手のように描かれていますが、相当に上手だったようです。
ただ、ちょっと間抜けなところは実際のエディにもあったみたいです。
映画では一人っ子という設定ですが、実際には妹がいます。
まあ、一人っ子のほうが、両親との関係を描く上でドラマチックではあるね。
マイケル・エドワーズは「この映画は5%が真実」と言っているように、イギリス人が初めてジャンプ競技に出場し、そのキャラでみんなの人気者になったという要素だけが真実みたい。
まあ、それでもオリンピックの閉会式のスピーチでその名を語られるくらいにはドラマチックな人だね。

今回主役のエディを演じるタロン・エガートン。
Taron_Egerton_SDCC_2014.jpg
「キングスマン」に出演していた時とは全然違う様相で。
でも、コミカルなところは相変わらず。
笑顔とイギリス英語がとても素敵です。

そして相手役のコーチ、ヒュー・ジャックマン。
Hugh_Jackman_2015.jpg
コメディーのイメージはないかもしれないけれど、とても良い!
彼とエディとの掛け合いがかなり面白いです。
ちょっとかっこつけているところも面白い。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな
実は日本では11月に公開という噂が!!
とても良い映画です。
是非公開してほしい。
タイミング的には今でしょ!って思うけどね。

追記:劇場未公開でしたが、2017年2月3日にDVD発売されました!



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バットマン リターンズ (1992) BATMAN RETURNS 360本目

ファンタジー? バットマン リターンズ (BATMAN RETURNS)

出演:
ブルース・ウェイン / バットマン役 マイケル・キートン
セリーナ・カイル / キャットウーマン役 ミシェル・ファイファー
オズワルド・コブルポット / ペンギン役 ダニー・デヴィート
マックス・シュレック役 クリストファー・ウォーケン

監督:
ティム・バートン
お勧め度★★★☆☆

とりあえず旧バットマンシリーズは「バットマン (1989)」とこの「バットマンリターンズ(1992)」を見ておけばよい、というくらい、この二つだけが飛びぬけて有名。
とりあえずバットマンあんまり知らない私が見直してみました!

ペンギンの姿をした奇妙な男がいるという町の噂。
実は悲しい過去を持ち地下に暮らす男だった。
彼は表の世界に出ようと、自作自演で町を騙す。
そして、それに協力させられるのが、ゴッサムシティーの実業家マックス・シュレック。
彼の秘密を知った秘書のセリーナの身に、危険が迫る!
そしてバットマンはペンギンとマックスの悪行を暴き、町を救うことができるのか?!

またもやティム・バートン節さく裂です!
最初のペンギンの生い立ちのストーリー、

新しいファンタジー映画かと思った!!

っていうくらい、ファンタジー色が強い。
そして、今回、なんだかバットマンが脇役っぽい感じ
今回の映画ではペンギンの過去とキャットウーマンがなぜキャットウーマンになったか、という理由がわかってそれはそれで面白かった。
ただ、仕方がないことだけれど、二人のストーリーが薄っぺら過ぎて基本、誰にも感情移入はできません。
ペンギンの過去、両親を探すペンギンがなにやらやってくれるのかと思ったら、意外にあっさりと解決。
キャットウーマンもマックスに恨みがあるのは、理解できるが、仕事もできないし、余計なことするし、秘書としては使えない。
そして、なぜバットマンを敵対視するのかもちょっと納得いかなかった。
でも、一番好きなのは、バットマンとキャットウーマンが微妙に絡むところ。
ちょっとしたラブロマンス
お互いに「もしかしてあなた!?」って気が付いた時の表情とかが最高に素敵だった!
ただ、ちょっと気になったのは、前作で恋人関係になったヴィッキー、

ヴィッキー、どこ行ったの??

まあ、結局、上手くいかなかったってことですかね?
ちょっとだけ嬉しい事に、忘れられた、もしくはなかったことにはなってない!
このブルースの言葉。
"Security? Who let Vicki Vale into the Batcave? I'm sitting there working and I turn around, there she is. "Oh hi, Vick - come on in." "
つまり、前回バットケイブに勝手に入れたアルフレッドを非難しているブルース。
名前だけでも出てきてよかった。
まあ、とりあえず彼女がどうなったかは知らないけれど、なかったことになってなかったから、良しとしよう。

今回実業家役マックス役で出演のクリストファー・ウォーケン。
Christopher_Walken_at_the_2009_Tribeca_Film_Festival.jpg
なんだかこの人の吸血鬼顔が怖くて・・・。
でも、吸血鬼の役はそんなにやってない
良い奴なのか、悪い奴なのかわからないけど、結局やっぱり悪い奴!ってところが面白い。
どうやら仕事を選ばないことで有名な彼。
とにかくこの↓ファットボーイスリムのPVが強烈すぎてちょっとキモカッコいい印象が付いてしまった・・・。

今回は悪い実業家なのに、なんだか品がある。
若いころの彼、素敵です。

キャットウーマンは前作でヴィッキー役の候補にもなったミシェル・ファイファー。
Michelle_Pfeiffer_2007.jpg
マイケル・キートンと元恋人という事で、前作ではヴィッキーになりませんでしたが、今回も実は最初はアネット・ベニングがキャスティングされていたとか。
結局彼女になった。
なんとなく元恋人同士と思いながら見てると余計にキュンキュンしちゃう
という別の楽しみ方もあり。

ペンギン役のダニー・デヴィート。
DannyDeVitoHWOFAug2011.jpg
とにかく気持ち悪い。

今回の映画ではペンギンやら猫やらサルやらと沢山の動物たちが登場します。
こういう映画で必ず最後に出て来る"No Animals Were Harmed"という言葉。
もちろん、徹底的に管理された状態で動物たちが登場しています。
流石に何万と飛び立つコウモリはCGですが、ペンギンはほとんどホンモノ。
クライマックスシーンの大量のペンギンは12匹のキングペンギンと24匹のケープペンギンを使用し、CGで数を増しています。
もちろん背中に着けているロケットは偽物だし、頭のヘルメットもとても軽量なものを付けていて、俳優も絶対にペンギンには触らないように、演技しています。
最後に登場する6匹のペンギン。
人間が着ぐるみを着ているように見えるけれど、ホンモノのコウテイペンギン
オズワルドは全然可愛くないけど、ペンギン達はやっぱり可愛い!

本当は次作も監督をするはずだったティム・バートンが監督を降板したので、現在ティム・バートンのバットマンはこの二つ。
まあ、主要悪役も登場し、良い感じで終了しています。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
次はこの続編を見るか、それともクリスチャン・ベールのバットマンを見直すか!?


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