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幸せのレシピ(2007)NO RESERVATIONS 394本目

なんということもないホッコリストーリー 幸せのレシピ(NO RESERVATIONS)

出演:
ケイト・アームストロング役 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ニック・パーマー役 アーロン・エッカート
ゾーイ役 アビゲイル・ブレスリン

監督:
スコット・ヒックス
お勧め度★★★☆☆

アメリカに住んでいた時はよく見ていた「Food Network」
一日中食に関する番組だけを放送するチャンネルです。
「料理の鉄人」のアメリカ版”Iron Chef”も見てた。
Iron Chefを生み出した日本なのに、Food Network的なチャンネルがないのが残念。
うちのBossも好きでいつも見ていた。
料理の映画も好き。
と、いってもこの映画、料理人の映画ですが料理にはそれほどスポットライトは当たってません。
料理を作るシーンは結構あるけれど、やっぱり人間関係メインの映画だからかな?

完ぺき主義のケイト。
厨房で働く人間も、メニューも、それを食べるお客さんも自分が決める。
ある時、彼女は姉の訃報を聞き、お店を休む事に。
復帰してみると、イタリアかぶれの新しいシェフが厨房に!

この映画は2001年のドイツ映画、「マーサの幸せレシピ」のリメイク。
残念ながら私はオリジナルを見ていないので、なんともいえないのですが、
これは完全に役者に支えられた映画だ!と思ったよ。

おそらく主人公ケイトは料理の腕は一流だけど、人間として何か欠けている、
人とコミュニケーションができない、という設定なんだろうけれど、
厨房にいる彼女はみんなとそれなりに仲良くやっているし、ただ料理にこだわりがあり、まっすぐなだけ。
趣味が料理というまじめな人。
全然嫌な女じゃない。
これがもっと嫌味な女だったら、彼女の変わっていく姿を目を細めて見ることができたんだろうけれど、
彼女は結構いい女なので、幸せになって当然だと思う。

とにかく大きなドラマのない映画!

当然のように新しいシェフ、ニックと恋に落ちるんだけれど、
そのあたりもまあ、さらっとしています。
そしてちょっと別れたりもしますが、たいした展開にもならず。
引き取った姪と確執があるのか、と思いきや、それほどでもなく、
とにかく事件は何も起こりません!
ただ、ほっこりといい女といい男の生活を美味しそうな食事が彩るという映画。
それなのになぜかちょっと面白い。
おそらくそれが女優力。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが美しく、時々かわいいから見とれちゃう。
ニック役のアーロン・エッカートのキスの仕方がいい
そこはキュンとしました。

ちょっとだけ確執があるとすれば、店のオーナーとケイト。
でも、そもそも、ケイトの事を心配してセラピーに通わせたり、休みを取らせたり、
かなり理解のある素敵なオーナーです。
だから、オーナーの心変わり的なこともなんだかよく分からず。
最後、彼女が登場しなかったのが、なんだかモヤっとしたなぁ

素敵彼氏のアーロン・エッカート。
200px-Aaron_Eckhart_by_Gage_Skidmore.jpg
見たことあるけど、誰?って思うかもしれない彼。
「サンキュー・スモーキング」に出演していました。
笑顔がキュート。

姪っ子役のアビゲイル・ブレスリン。
Abigail_Breslin_by_Gage_Skidmore.jpg
私の大好きな映画、シャマラン先生の「サイン」でデビュー。
とにかくかわゆい!
こんな子供が欲しい!
今ではすっかり大人ですが「ザ・コール」にも出演していました。

ちなみにケイトが勤めている” "22 Bleeker”というレストランですが、
残念ながら実際にNYにはありません。
これは住所が店名になっているのですが、この住所、全然角地でもなんでもないし。
実際にはマンハッタンの70 Bleecker street and Charles streetで撮影されましたが、
ここもそのレストランではなく、撮影のためにセットを作った場所だとか。
こんな素敵なレストラン、行ってみたかったなぁ。

もしもケイトがもっとビッチで姪っ子がもっと問題児だったら、
全然違った刺激的な映画になっていたと思うけれど。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
これはこれで、それなりに素敵な映画です。


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アトランティスのこころ (2001) HEARTS IN ATLANTIS 333本目

不思議なおじさんと出会う アトランティスのこころ (HEARTS IN ATLANTIS)
(日本公開は2002年)

出演:
テッド・プローディガン役 アンソニー・ホプキンス
ボビー・ガーフィールド(少年時代)役 アントン・イェルチン
ボビー・ガーフィールド(大人時代)役 デヴィッド・モース
キャロル・ガーバー役 ミカ・ブーレム

監督:
スコット・ヒックス
お勧め度★★★☆☆
あらすじは下記アマゾンリンクをご参照ください。

あんまりマメには更新しないけれど、Facebookをやっている。
Facebookをやっていて驚いたことは、今まで何十年も音信不通だった友人と繋がるところ。
子どもの頃、いろんな事情でなかなか会えなくなった時、いつも「手紙書くね」とか「ずっと友達だよ」なんて言っていたのに、環境が変わって落ち込んでいるのはほんの1週間くらいなもので、すぐに新しい友達と楽しくやって、手紙も書かなくなって、会うこともなくなって・・・。
そうなると今度いざ会おう!となってもなかなか連絡が付けられなかったり。
でも、そういう子供時代のちょっとした気まずさも、なぜか大人になるとすっかり忘れて、「久しぶり~!」とまるでなんでもなかったかのように繋がれる。
それがFacebook
特に私は過去の悪行に関してはすべて忘れているので、今となっては気まずさなんて全然ないのだけれど、自分からは友達申請しない。
大抵の大人はそういう子供時代のことは忘れたか、もしくは覚えていても水に流しているが、中にはしぶとく覚えている人もいて、もしかしたら相手が私となんか繋がりたくないかもしれないしね。
それと悪行以外にもいろんな事を忘れていて、名前を見ても確信がなかったり、写真見てすら確信がなかったりするので、自分からは申請できないのです~
まあ、そんなに真剣にはやってないので、別にいいんだけどね・・・。
でも、子供時代の友達って、なんだかいいよね。
過去だからこそ、キラキラしている、そんな映画。

父を亡くして、自己中心的な母と二人でくらすボビー。
彼の家へ不思議な老人、テッドが彼の家の二階に引っ越してきてから、すこしだけ彼の生活が変わった。
「仕事」としてテッドに新聞を読んだり、自分への追手の情報がないか調査したり。
ボビーの少年時代のお話。

この映画はスティーヴン・キング1999年に発表した小説"Hearts in Atlantis"の映画です。

ただ、小説の中の一部だけしか映画になっておらず、だからなのか、一応完結しているのだけれど、何か物足りない感じはある。

ちょっと不思議なお話。

何処までが本当で、どこまでが嘘なのか。
テッドは何者なのか、いったい何に追われているのか。
そういうこと、一応なんとなくはわかるんだけれど、ボビー目線で描かれているので、それが本当のところどうなのか、正直、はっきりしない・・・
いろいろ想像してみてみたけれど、結局のところボビーの楽しくて不思議な「あの夏」的な映画になっている。
たぶん、小説ではそこから派生してもっと大きな話になっているのだろうと思う。
というのも、この小説は下記の5つの部分からできているのだけれど、
1."Low Men in Yellow Coats"
2. "Hearts in Atlantis"
3."Blind Willie"
4. "Why We're in Vietnam"
5. "Heavenly Shades of Night Are Falling"
映画はその中で1と5をベースにしているらしく、タイトルになっている"Hearts in Atlantis"すら入っていない!
それならなぜ、このタイトル・・・?
監督が言うには"Atlantis"が失われた子供時代を意味しているからこのタイトルを選んだらしいのだけど。
ただ、あらすじを読んだ限りではこの"Hearts"はカードゲームのことらしい、邦題に関してはハーツと心をかけているのかな?
残念ながら小説を読んでいないので、比較はできませんが、この小説はキング先生のライフワークといえる「ダーク・タワー」にもつながっているそうで、それを映画で表現するにはまあ、無理があったということかな?
なので、ジャンル的には「スタンド・バイ・ミー」を軽くした感じに出来上がっています。

主役のボビー役アントン・イェルチン
Anton_Yelchin_2011.jpg
今は大人になっていますが、とにかく可愛い!
物分かりが良くて我慢強くて、賢くて、優しくて。
どうしてあんな自己中心的な母親からこの子?

キャロル・ガーバー役にミカ・ブーレム。
Mika_Boorem_02.jpg
彼女も大人になっていますが、とにかく綺麗!
子どものボビーとキャロルが心を通わせていくところが実に萌えます。
映画の冒頭でいきなりネタバレしちゃうのが、ちょっと悲しいけれど・・・。

そして、不思議な老人テッドはアンソニー・ホプキンス。
AnthonyHopkins10TIFF.jpg
怖いイメージしかないけれど、今回は顔は怖いけれど優しい老人。
でも、強くて・・・やっぱりちょっと怖い

1960年代が舞台とあって、音楽も素敵です。
エンディングの「煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)」とか。
実際には1930年代の曲ですが、プラタ―ズのカバーバージョンなので、1960年代を演出しています。

他にも劇中で流れるお馴染みのオールディーズが「古き良きアメリカ」を思わせます。

正直なんということもないお話なのですが、もしかして・・・と深読みするといろいろ面白い映画。
そして、やっぱり小説読まないとだめだなぁ~と思わせる映画です。
心の中の積本がまた増えました・・・いつ読めることやら・・・。


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Author:ロココ
いらっしゃいませ。カフェへようこそ!
ここでは素人目線で映画について言いたい放題、アメリカから映画レビューをお届けしています。→日本に帰国しました!
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