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LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 (2016) LION 546本目

テクノロジーってすごいなぁ LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 (LION)

出演:
サルー・ブライアリー役 デーヴ・パテール
ルーシー役 ルーニー・マーラ
スー・ブライアリー役 ニコール・キッドマン

監督:
ガース・デイヴィス
お勧め度★★★☆☆

昔勤めていた会社の裏口をグーグルマップのストリートビューで見ると、裏口に人影が見える。
なんとなくぼやけてはいるけれど、そのシルエット明らかに同僚のあの人!ってことがあってみんなで笑った。
後、昔住んでいたマンションを見てみたり、いろんな楽しみ方ができる。
そしてグーグルアースで家族を見つけた男の物語。

サルーはオーストラリアで育った。
しかし彼はインド人。
5歳の時に兄とはぐれ、彷徨ったあげくオーストラリアへ養子にもらわれた。
そんな彼がグーグルアースで見つけた自分の過去とは・・・?

この物語は実話を元にしています。
”Lion: A Long Way Home”というサルーが書いた本が原作。


だからほとんどすべてが実話なんだろうけれど、インドでサルーが兄とはぐれてからの物語は結構壮絶。

よく生き残っていたなぁ

というのが単純な感想。
そしてやっぱりインドってすごい国。
こんな日本でも迷子になっちゃう子供は毎年何人もいるんだから、インドで迷子になるのは簡単だろう。
それでも、サルーが生きていた貧困と人混みを考えるとなんだか切ない。

この映画の見どころはなんといっても子供時代のサルーのストーリー。

とにかく子供サルーが可愛過ぎ!

本当に可愛くて、ずーっと見ていられる。
ぎゅーっとしたくなります

そしてどんな可愛いい大人になったんだろうか・・・と期待していると・・・
こうなります↓
190px-Dev_Patel_(29870651654).jpg
大人サルー役のデーヴ・パテール。
うん、悪くない、悪くないんだけど、でも、

違う―!

デーヴ・パテールといえば、「スラムドックミリオネア」で主役を演じた彼!
そうです、当時はまだ10代だったデーヴだけど、そんなに可愛いキャラではないので。
子供サルー役のサニー・パワールがどんな大人になるか、今から楽しみ!

この映画の素敵な所はやっぱり養父母の2人。
映画の中で母親のスーが言うセリフ。
"The world has enough people in it. Have a child, couldn't guarantee it will make anything better. But to take a child that's suffering like you boys were. Give you a chance in the world. That's something."
彼女達は子供が持てないから養子という選択をしたのかと思ったら、実はそうではなく、あえて子供を産まない選択肢を選んだ。
世界に人が溢れても幸せになれない、それなら今助けが必要な子供たちを救いたい。
本当にすごい考え方だなぁと思うし、感激しました

これは実話といえども、映画になるためにある程度は脚色しています。
例えばルーシーという女性。
彼女はサルーの恋人役ですが、実際にはルーシーという女性は存在せず、当時のサルーのガールフレンドの何人かのイメージを合わせて作り上げているそうです。
なんというか、この彼女とのシーンは確かに映画に必要なスパイスなのかもしれないけれど、サルーが自分のルーツ探しに没頭しすぎて今を見失ってしまう感じがいかにも「映画」って感じで違和感あった。
そして、気が付いた人もいたかもしれませんが、この映画では恋人同士の2人が唇にキスをするシーンはありません。
なんでも、インドではそういう映画が公開できない可能性があるというのを見越して、キスシーンをなくしたそうです。
なんか、インドもめんどくさいなぁ

逆にサルーと同じように養子に来た弟のマントッシュ。
彼は実際に問題を抱えた子供だったそう。
祖母に育てられたのだけれど、養子になる前に孤児院に預けられ、そこで虐待などをされて精神を病んでしまった。
映画ではマントッシュの出番は少ないので、わかりませんが、もしかしたら、映画より真実は酷かったのかも。

家族と離れ離れになって可哀想だなぁと思う気持ちと、サルーはオーストラリアに来て、ちゃんと育てられているので、もしかしたら、こっちの方が良かったのかもと思ってしまう。
親にとっては子供を手放すことはとっても辛いことだけれど、子供にとっては良かったのかも。
そうでなければ、インドで野垂れ死にしていたかもしれません。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
映画の最後にホンモノのサルーが登場しますので、最後までお見逃しなく!

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チャッピー (2015) CHAPPiE 482本目

母性本能くすぐられる映画 チャッピー (CHAPPiE)

出演:
チャッピー役 シャールト・コプリー
ディオン・ウィルソン役 デーヴ・パテール
ニンジャ役 ワトキン・チューダー・ジョーンズ
ヨーランディ役  ヨ=ランディ・ヴィッサー
ヴィンセント・ムーア役  ヒュー・ジャックマン
ミシェル・ブラッドリー役 シガニー・ウィーバー

監督:
ニール・ブロムカンプ
お勧め度★★★☆☆

今までSiriちゃんの存在は全然必要としていなかったのだけれど、最近では赤ちゃんのお世話などで手が離せない時とかに、時間を確認したい時、よくSiriちゃんに聞いてます
でも、やっぱりできることが限られていて、「アマゾンミュージック聞かせて」といっても、アプリを起動できないので、聞かせてくれません。
そういう時に意地悪して「アレクサ呼んで」というと・・・
気になる方はやってみてね。(まあ、そんな大したことは言わないけど)
いつかそういう事、全部やってくれるようになるのかなぁ。
そうなったら、便利だけどなんとなく怖いような・・・。

未来のある日。
ヨハネスブルグの犯罪を減らすため、南アフリカ政府は、高性能の人工知能を半分取り入れた最先端の攻撃ロボット「スカウト」を購入した。
その開発をしたエンジニアのディオンは一方で感情を持つ人工知性の開発に取り組んでいた。
同じころ、同じ会社のエンジニアであるヴィンセントは「ムーア」の開発をしていたが、こちらが「スカウト」を上回ることができず、なかなか採用されない。
そんな中、ギャング達がこの政府のロボットをどうにかしようと画策する。

ロボット刑事と言えば元祖はやっぱり

「ロボコップ (1987)」 でしょう!

と思いましたが、こちらはAIが進んだ近未来。
完全にロボットです。
そういう意味では「アイ、ロボット」とかが近いのかな?
ロボットが知性を持つ=ロボットの氾濫的な流れを予想するけれど、この映画はそういうわけではありません。

でも単純に人間がロボットに代わっただけ

と、いうような気もする。
ロボットが生まれる時ってあんなふうに怯えたりするのだろうか?
それは人間の感性がAIに含まれているから?
ただ、周囲の環境によってチャッピーと名付けられたロボット自身が悪にも善にも染まっていく感じはまさに人間そのものだった。
やっぱり周りの友達や親の影響って大きいよねぇ。

私が子供を持つ前だったら、チャッピー、全然可愛くない、ロボットのクセに頭悪いし
とか思っただろうけれど、今や、

うん、うん、カワイイ、チャッピー、可愛いよ、マミーとか呼んで欲しいよ

みたいに、映画の中でチャッピーの母親がわりのようになるヨーランディーに感情移入しちゃいました。

ところで、なぜ舞台がヨハネスブルクなのかというと、これは監督がヨハネスブルクの人だからだろうね。
そして

なんでギャングはみんなマッドマックスみたいなの?

と思ったけれど、どうやら彼らはデフォルトでこんな感じなのか?
ニンジャ役 ワトキン・チューダー・ジョーンズとヨーランディ役のヨーランディ役  ヨ=ランディ・ヴィッサー。
330px-Die_Antwoord_Ninja_on_the_street.jpgYo-Landi_of_Die_Antwoord_during_an_interview_at_the_Coachella_Oasis_2010.jpg

2人とも南アフリカで活躍するラッパーだそうです。
手裏剣使うからニンジャか?と思ったら、この映画に関係なく、むしろ彼らのステージネームからこの役名がついたみたい。

正直お二人の事は存じ上げておらず、なのですが、そんな中、ロボット会社の社長役にシガニー・ウィーバー、ライバルのエンジニアに ヒュー・ジャックマンを従えることで、厚みのある映画に!

これ、ホント、チャッピーの成長物語だけでは到底映画にはなりませんが、やっぱりライバルのエンジニアのチャチャが入ることで、映画としてある程度成り立っている気がします。
とはいえ、つっこみどころも満載で。
ギャングにさらわれたエンジニアのディオンですが、ある意味用なしになっても殺されずに家に帰っています
あれかね、「カタギには手をださない」的な?

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
リアルにロボットを作っている人達からしたらリアル感ゼロかもしれませんが、子供の成長を見守る映画と思えば面白いです。

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Author:ロココ
いらっしゃいませ。カフェへようこそ!
ここでは素人目線で映画について言いたい放題、アメリカから映画レビューをお届けしています。→日本に帰国しました!
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