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君の膵臓をたべたい (2017) 495本目 

なんとなくノスタルジー映画 君の膵臓をたべたい

出演:
山内桜良役 浜辺美波
「僕」 / 志賀春樹役 北村匠海 / 小栗旬
滝本恭子役 大友花恋 / 北川景子

監督:
月川翔
お勧め度★★★☆☆

住野よるのの原作本はなんと260万部以上も売れている

オーディオブックにもなって、アニメ映画にもなって実写映画にもなって・・・。
とにかく引っ張りだこ!
それぐらい人気のこの作品、気になるよね~!

映画を見た後、実はこの原作(ジュニア文庫)を読みました!
アマゾンプライムで読めたので
やっぱり原作はもっと「僕」とヒロインの沢山の会話とエピソードがあって、面白かった。
あと、結構ストーリーの流れとして映画で不自然だと思っていた事も小説の中ではちゃんと説明されていたり、エピソードとして存在していたので、いろいろ補正されました。

母校の高校の教師となった「僕」。
思い出の図書館の取り壊しが決定し、自分が図書館の委員だった頃の事を図書委員の生徒に話し出す。
それは、病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本の持主だった、山内桜良との思い出だった。

とにかく人気のこの作品、見ました。

あれ?この映画、どこかで見たことがあるような・・・

「セカチュウ」かな?
ヒロインが病気で、主人公と仲良くなっちゃうやつ。
まあ、ある意味、ありがちな設定です。
正直言って、なぜここまで人気があるのか、評価されている理由はよくわかりませんでした。
あれかな?もう「セカチュウ」は一周回っちゃった?
知っている人がいなくなっちゃったんでしょうか?
おそらく、これは衝撃的なタイトルとそれに反してピュアなストーリー展開が心に残るということなのかしら?
「膵臓を食べたい」といっても、ホラーな映画では決してなく、実は

ただの青春映画じゃないか!

まあまあ、とにかく2人が初々しくて、可愛くて。
この後、きっとなにか大変な事件が起こるんだろうなというフラグが立ちまくっている流れ

鑑賞後は何とも言えない清々しい気持ちになりました
原作と映画の最大の違いは、原作では結末が最初に書かれているのですが、映画では「この先どうなるんだろう?」と思いながらソワソワしなが見てました。

ただ、つっこみたい所はいっぱいある!
まず、ネクラで人と関わりを持たない、地味なクラスメートの高校時代が北村匠海で大人になったら小栗旬って・・・

全然地味じゃないじゃん!

まあ、本当に地味な人を配役しちゃったら、映画として成り立たないけど。
そして、この2人が演じることで、主人公の「僕」はとても魅力的な人間になっています。
その辺りは後半でジワジワと生きてきます。
私が特に好きなのは、ヘタレなはずの北村匠海がおもむろにヒロインをお姫様抱っこするシーン。

悔しいけどキュンとした!

そして、大人の「僕」が高校時代のことを語るという流れで始まるんだけれど、生徒に先生を辞めようと思ってるみたいなことを匂わせる先生ってなんなんだ・・・。
そんな先生いるかな?
武勇伝を語る先生は沢山いるだろうけど。
ちなみに、原作では12年後の「僕」は登場せず、高校生の「僕」だけが登場します。

それと不思議なのが、高校時代の2人に「親の存在」が全然出てこない。
最後の方で登場しますが、それまで全く存在感がなく、なんとも都合の良い感じで不在です。
現実には高校生が突然旅行とか、よっぽど放任主義の親でなければ難しいような気がするけど。
とにかく、地味でネクラなクラスメートが人気者の女子にちょっかいかけられるという男子の夢物語のような映画です。
なので、女性より、男性の方が楽しめるのかも?
こんなことあったらいいなぁみたいな?
その点も原作ではちゃんと「僕」の両親が登場して、特に母親の存在が印象的でした。

主人公の高校時代を演じる北村匠海は言わずもがなですが、

今回、ヒロインの内桜良役の浜辺美波がすごく良かった!

私は彼女をNHKのラジオ「ボキャブライダー」でしか知らなかったのですが(すみません)、ラジオの中の彼女はなかなかの棒読み調子なので、ちょっと心配でした。
しかし!すごく良かった(二回目)
磯山さやかにちょっと似ている素朴な美少女。
泣き笑いのような笑顔。
透き通る声。
すべてが山内桜良のイメージにぴったり!
めちゃめちゃ可愛かった。

私がもう一人好きなキャラは「僕」のことをなんとなく応援してくれていて、ガムをくれる友人。
こういう人本当にすごい。
そして彼は後々とても重要な役割を果たします。

映画の中でとても印象的な桜のシーン。
残念ながらこのエピソードは逆に原作にはありませんでした。
この場所は京都の伏見であい橋という場所だそうです。
桜ってなぜこんなにも美しいのでしょう

そして私が好きな桜良の言葉。
「違うよ。偶然じゃない。私達は、皆、自分で選んでここに来たの。
偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの」
こういう考え方好きだなぁ

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
正直目新しさは全然ないのですが、言葉選びが秀逸で、なんといっても役者の魅力満載の映画です。

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