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のみとり侍 (2018) 535本目

大人のエロティックコメディー時代劇 のみとり侍

出演:
小林 寛之進役 阿部寛
おみね役 寺島しのぶ
清兵衛役  豊川悦司
佐伯 友之介役  斎藤工
甚兵衛役 風間杜夫

監督:
鶴橋康夫
お勧め度★★★☆☆

時代劇の好きなシーンは食事のシーン。
たぶん、たいしたものを食べているわけではないと思うけど、なんだか美味しそう。
そういうシーンもあります、この映画。

失言で藩主の怒りを買い、「猫ののみとり」になれ!と言われ、本当にのみとり業に転職した小林寛之進。
しかし、「猫ののみとり」とは表の仕事。
彼らの本当の仕事は女性に奉仕することだった!

私、あらすじを知らず、この豪華なキャストならハズレはないだろうと思って観ましたよ。

何という下ネタの嵐!

一応コメディーなので、面白おかしく表現されてはいるものの、濡れ場が多いので、気をつけて!

女性に奉仕する仕事、「猫ののみとり」。
いわゆる今でいうホストみたいなもん?
この職業はどうやら本当にあったらしく、もともとは本当に猫ののみとりをしていたらしい。
それが廃れてホスト業になった?
とにかく不思議な職業だけど、確かになぜ女性は堂々と花魁とかいって町を練り歩いているのに、男性はないのか?と考えると、この商売も不思議じゃないね。

ただこの映画、下ネタコメディーだけで構成されていたら、それはそれで面白かったんだけれど、ちゃんと映画としてストーリーを追及しちゃったところがちょっと冷めた
特に藩主のキャラがブレブレ。
悪い人なのか、いい人なのか、頭が悪いのか良いのか。
まあ、実際人間なんてそんなもんだろうけれど。
最後の方は真面目な話の流れに無理やり感がたまらなかった。
もちろん、のみとり業だけで映画にはならないだろうから、喜劇の定番、笑いあり、涙あり、エロあり、ってことかね?

この映画の原作は小松重男の「蚤とり侍」という短編集。

この中の独立した短編である「蚤とり侍」、「唐傘一本」、「代金百枚」を1つのストーリーにしているらしい。
だから1つのお話としてちょっと違和感があるのかも?

今回主役の小林寛之進を演じた阿部寛。
ここまでの濡れ場は今まであったんだろうか?
なんとなくそういうシーンが少ないイメージの彼。
監督も「誰もやってくれそうにない役」と言っているだけあって、今まで見たことのない阿部寛を見ることができます。
「テルマエ・ロマエ (2012)」でも肉体美をさらしていたけれど、今回も素晴らしい!
特に太ももの筋肉が素敵です。

そしてトヨエツに斎藤工も登場していい男祭り

斎藤工が裸のトヨエツを見て、恥ずかしそうにしてたから、斎藤工とどんな絡みを演じてくれるのかと期待したけれど、正直斎藤工のエピソードがベタすぎて面白くなかった。

そして女優陣もなかなか豪華でそれがこの映画をただのエロコメディーではなく、ちゃんとした時代劇に仕上げている。
寺島しのぶもいいんだけれど、トヨエツの相手役となったお仙を演じた飛鳥凛。

美しすぎる!

彼女の半裸を見るだけでも価値があります。
もしかして本業の方かしら?と思ったら、いろいろな映画にも出演している女優さんでした。
私の好きなタイプの女優さん

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
キャストが豪華なだけに、無駄遣い感が半端ない!
でも、それぐらい豪華な方が、こういう映画にはいいのかも。
ただ、家族で見るのはオススメしません!

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恋妻家宮本 (2017) 474本目

すべての夫婦に見てもらいたい映画 恋妻家宮本

出演:
宮本陽平役 阿部寛
宮本美代子役 天海祐希

監督:
遊川和彦
お勧め度★★★☆☆

子供が巣立つと「夫婦2人きりになる危機」みたいなことを言われるけれど、私の場合、子供がいなかった時期が長かったので、夫婦は常に2人きりでした。
だから2人に戻ることになんの危機感もまだ感じていないんだけれど、これから20年くらい経ったら、そういう事、感じるようになるのかしら

中学教師の宮本洋平は息子が独立し、25年ぶりの夫婦2人きり。
ある日本棚から妻が書いたであろう離婚届けを発見する。
妻を問いただしたいが、できない洋平。
その一方で自分の担任する中学のクラスの生徒に別の問題が起こっていた。

とってもホンワカした、コメディーです。
そして、夫婦のアルアルが詰め込まれた映画。
例えば、お互いを「お父さん」「お母さん」と呼んでいる。
キスとか、ずっとしていない。
みたいな。
こういうの、欧米では理解されないんだろうなぁ。

原作は 重松清の「ファミレス」。

映画でも「デニーズへようこそ!」とリアルに出てきます。

この映画では離婚届を見つけた洋平のバタバタと、同時に洋平が勤務する中学でのエピソードが同時進行するので、なかなか見ごたえあります。
しかも、なかなか一筋縄ではいかず・・・

そして、私がこの映画で好きなシーンはズバリ!

料理のシーン!

いえいえ、料理の映画ではないんですよ。
でも洋平が料理をしている時、とっても生き生きしているし、その語り口や映像が、とても好き。
私も別に料理が趣味とは言えないけれど、好きです。
例えば他の趣味だと、練習を積んで最後に達成するまで、ある程度の時間がかかるけれど、料理はレベルの差はあれど、完成するまでに短ければ数分、長くても数時間で完成する。
だから、達成感をすぐに味わう事ができる。
そこが好き。
洋平じゃないけれど、料理をすると考えがまとまったり、心がスっとする
だからわかるなぁと思いながら見ていた。
そしてナレーションのように語りながら作る洋平の姿もまた良いね。
こういう1人お料理番組みたいなの、家でやってたりする

主役の洋平役は阿部寛。
ちょっとおとぼけな中年男性を上手に演じていました。

その妻役は天海祐希。

でも、ちょっと中年の母親を演じるには美人過ぎないか?

と思ってしまいましたよ。
映画の冒頭で白髪やシミなどを見せる場面があり、メイクかもしれないけれど、インタビューでは「これが素の私」と言っていました。
それでもやっぱり普通の主婦には見えない。
オーラあり過ぎ

私が特にいいなぁと思ったのは、妻の若いころを演じた早見あかり。
なんだか仕草やしゃべり方が天海祐希に似てるの!
でも彼女は現場で監督にかなり怒鳴られながら演技をしていたそう(そういう監督だそうで)。
それでも、天海祐希が監督は憎くて怒っているのではなく、力があるのに出し切れてないことを指摘しているのだからありがたいこと、悔しいと思うなら怒りを表現して、と彼女にアドバイスしたとか。
そのおかげなのか、とても素晴らしいです。

そして脇を固めるのがなんと菅野美穂や相武紗季という主役級の女優!
なかなかクセのあるキャラです。

洋平の生徒のお祖母ちゃん役に富司純子。
昔、この人を見て、「なんて品のある、美しいおばあさんなんだろう」(私にとってはおばあさんだった・・・)と見惚れてしまっていましたが、今回、オニババのような役で、そんな顔もできるのかと感動しました、逆に。
さすが女優。

ただ、ひとつだけどうでもいいことだけれど、つっこませてもらえば、洋平たちが子供の名前を考えるシーン。
子供名前は生後14日以内に提出しないといけなくて、14日っていったら、まだ産後すぐだから、ママはあんな感じでファミレスに行けるような状態ではないと思う。
ついでに赤ちゃんはまだ生まれたばかりなので、基本寝てばかりいて、笑う、とかほとんどありません。
起きている時は基本泣いている・・・。
人によるとは思うけど、ここだけ急にリアリティがなかったなぁ。
って、どうでも良いことだけど

この映画では最後に福島にある「こいづま」という駅が出てくるのだけれど(漢字は鯉津真)、タイトルと絡めてなかなか味のある駅です。
実際にはこの駅は茨城県の新守谷駅がロケ地になっているそうで、関東の駅百選にも選ばれているそうな。
駅名がちらっと見えるので注目!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
エンディングもまた良いです。
みんなが吉田拓郎の「今日までそして明日から」を歌うんだけれど、阿部寛のヘタウマな感じがなんだかクセになる。
なかなか聞けないみんなの歌声が聞けて楽しいです。

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テルマエ・ロマエ II (2014) 427本目

ちょっとやり過ぎ感アリ テルマエ・ロマエ II (2014)

出演:
ルシウス役  阿部寛
山越真実役 上戸彩
ハドリアヌス役  市村正親
ケイオニウス役 北村一輝
アントニヌス役 宍戸開

監督:
武内英樹
お勧め度★★★☆☆

勢いにのって2作目も視聴。
丁度テレビでも放映されていたので、見た人も多いはず!
もちろんこれ単体で見ても面白いけれど、やっぱり1作目を見てからがオススメ。
というのも、全キャスト前作と同様に出演しているので、テルマエ世界観が気に入った人は大好きなルシウスにまた会える

またもやハドリアヌス帝からテルマエの建設を依頼されたルシウス。
そしてまたもや平たい顔族の世界へタイムスリップしながらいろいろなアイディアを得ていく。
しかし、ハドリアヌス帝と対立する元老院側との争いに巻き込まれて…。

大まかな流れとしては、前回と同様です
なんとなくタイムスリップしながらいろんなアイディアをローマに取り入れていくという手法。
前回その斬新な設定に大興奮したのですが、まったく同じことを違う内容でやるという、確かに見たかった筋書ではあるのだけれど、草津からの帰りのくだりは、あきらかにローマを逸脱しているので、面白いけど、やり過ぎ感あるなぁ。
まあ、そのくらいがこの映画ではちょうどいいのでしょうけれど。

ラーメンに感動していたルシウスですが、ローマといえば、パスタの原型と言われているプルタスとかいう小麦料理が生まれた場所。
古代ローマにはパスタはなかったのかな?
ラーメンにそんなに驚くようには思えないけど。
もちろん、味には驚いただろうけど。

ところでどうやら泣くとタイムスリップできるみたいなのですが、そうだったっけ?
そんな設定前回あったかなぁ

あとは浪越徳三郎、松島トモ子、白木みのるなどの主演者による小ネタ。
これ、わかる人にしかわからない。
かなり監督の個人的な趣味が伺える
まあ、でもいろいろな世代の人が楽しめるってことで。

そして真美とルシウスのラブロマンスが少しでも描かれるのかと思いきや、

そうでもない

しょうがないけど、真美に感情移入するとやっぱりちょっと寂しい。
それでも結末はなんだか良い感じで終わってくれています。

もちろんルシウスやケイオニウスの美体を堪能することもできる
草津でのルシウスの全裸の後ろ姿、

最高です!

今回はグラディエーター役で曙や琴欧州が出演していることでも話題になりました。
ただ、なぜか曙は吹き替え
なんでだろうー?
そのせいで、すぐに曙だとわかりませんでした
前回はローマでのロケだったのですが、今回はブルガリアだそうです。
それでもCGだけでなく、ホンモノにこだわってセットを組んだという監督。
素晴らしい!

ずっと昔に女子旅で草津にいった事があるのだけれど、小さい無料の共同浴場が沢山あって、湯めぐりするのに素敵な場所でした。
ただ、暑いお風呂が苦手な私にはかなりきつかったけど
その頃、あんなライトアップあったかなぁ?
映画でみたら、その幻想的な雰囲気がとても素敵でした。
また行きたいなぁ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
本気で見ると結構ばかばかしいのに、私は結構好き。

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テルマエ・ロマエ (2012) 426本目

なぜか違和感ナシ! テルマエ・ロマエ

出演:
ルシウス役  阿部寛
山越真実役 上戸彩
ハドリアヌス役  市村正親
ケイオニウス役 北村一輝
アントニヌス役 宍戸開

監督:
武内英樹
お勧め度★★★★☆

数々の漫画が映画化されて、失敗してきているけど、この漫画は「成功!」って言っていいと思う
特に漫画で海外が舞台(もしくは海外と設定されていなくても、容姿が外国人風のキャラの場合)の場合、日本人キャストで演じるって、かなりリスキー。
でもそれを「顔の濃い俳優」という枠で全部やりきっちゃうという勇気とアイディアに脱帽!

古代ローマの浴場設計技師ルシウス・モデストゥスは、ローマの公衆浴場(テルマエ)からなぜか現代の日本の温泉地へタイムスリップし、様々なアイディアをテルマエに生かしていく。
そんな中、史実が変わってしまうような出来事が起こりそうになり、軌道修正をしようとするが・・・

実際阿部寛はただの「顔の濃い日本人」なのに、それがなぜかしっくりきていて笑える
ローマ人からみたらただの日本人なんだろうけれど、周りのキャストの外国人から浮いてないから不思議。
しかも外国人キャストは吹き替え。
それなのに何かしっくりきてる。
不思議!

阿部寛がローマ人役と聞いて不安と笑いの要素しか思い浮かばなかったけれど、

それを完全に覆してくれた!

ただ、彼が日本にタイムスリップして来た時はもちろん日本語がわからない設定なので、ラテン語を話しています。
まあ、それもどこまで正確かは全然わからないのだけれど、コミュニケーションできないのになぜか辻褄があっちゃう不思議。
これは筋がとても練られているなぁと感心します
ただ、真実とどうやって今後コミュニケーションしていくのか!って思っていたら、ちゃーんとその辺りは準備済み。
ツッコミどころ満載なはずなのに、なぜか納得して、その辺りに関して違和感なし(もちろん日本人から見たらってことね)で見れる。

すごいよ!

数々のお風呂エピソードも面白くて、そして胸が熱くなるような展開!
面白かった!

私は先に漫画を読んでいたので、ある程度の筋は知っていたのですが、それでも「平たい顔族」の文明を知ってそれを活用しようという話の流れはワクワクした

さて、この映画は実際にイタリアと日本の両方で撮影されています。
CGとかでよかったんじゃないの?とも思いますが、イタリアの撮影所チネチッタ(川崎じゃないよ)で巨大なセットを使って撮影しているので、そのリアルさも圧巻!
ただ、お風呂のシーンは川崎の体育館や水戸の七ツ洞公園などで撮影されています。

その他日本の温泉シーンは有名温泉地(伊香保や那須)などでも撮影されているので、その辺りのリアルさも素敵です。

じゃあ、史実に基づいたお話なのか、というと、ルシウスは架空の人とのこと。
でも、そんなの全然気にならないの。
だって面白いから。

そして途中に出て来るコントみたいなオペラは歌声はなんと!
三大テノールのプラシド・ドミンゴ!
演じているのはアメリカの俳優ですが、歌声を使用することを承諾してくれるだけでも珍しいらしい。
彼、この映画見たのかしら。
見てほしいね、是非。

この映画、もう一つの話題として、映画が大ヒットしたのに原作者には100万円しかギャラがでなかったって話。
確かに気の毒な話だけど、なんとなく聞きたくなかったなぁ。
実際には原作本も映画化を経てさらに売れたし、DVDの配分はあったわけだから、純粋には映画の影響で得たお金は100万円だけではないはずだけど、興行成績がどんなに良くてもそれに関わらず金額は一定という事らしい。
これはよく聞く話で、確かになんでだよ!、と文句言いたくなるけど、興行成績で得た利益はいろんな所にコストとして使われているんだろうから、それを全部原作者に返すっていうのも違う気がする。
だったら、映画がヒットしなくて借金しちゃったら、その分も肩代わりしてねってことになっちゃうし。
それは嫌でしょ。
確かに爆発的にヒットしちゃったからこういう事、言いたくなるのはわかるけど、この話って随分昔から他の作品でも言われていた話だから、「勝手に決められてた」とか「知らなかった」という理由で納得しいていないとしたら、なんだか残念。
まあ、「その後」の彼女の言動などを見ていると決してお金の事をいっているわけではない!(映画がヒットしたことでかなりのお金が手に入ったわけではないことを説明したかった)ってことだから、いいけど。
こういう感じで原作者がリスペクトされていないということはとても悲しいことだから、もちろん今後はお互いにWin-Winになるように交渉してほしいものです。
実際2作目ではちゃんと交渉したということでしたので、話の分からない人達を相手にしているというわけではなかったということかな?
詳しくは知らないし、知りたくもない、ということで。(だったらここで言うなって話ですが

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
すごい挑戦をしたこの映画、いろんな背景は忘れて、楽しみたい、面白い映画です!

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ここでは素人目線で映画について言いたい放題、アメリカから映画レビューをお届けしています。→日本に帰国しました!
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