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サニー 永遠の仲間たち (2012) 써니 537本目

友達ならできること サニー 永遠の仲間たち (써니 )

出演:
イム・ナミ役 ユ・ホジョン
高校時代のナミ役 シム・ウンギョン

監督:
カン・ヒョンチョル
お勧め度★★★★☆

私は時々友達に「オススメの映画」を聞くのだけれど、その時に彼女がオススメしてくれたのがこの映画だった。
彼女は癌サバイバー。
そしてまた今再発して入院している。
彼女がどんな気持ちで私にこの映画を勧めたのか考えるととっても感慨深いなぁ。

旦那と娘の世話を毎日せっせとこなす、専業主婦のイム・ナミは42歳になった。
ある日、母親のお見舞いに病院に行くと、ある病室の前に見覚えのある名前が。
それは高校時代の親友だった。
彼女はすでに末期の癌。
そして彼女の願いとは、当時の友人たちのグループ、「サニー」のメンバーと再会することだった。

このタイトルの「サニー」とは、女子グループの名前です。
仲良しグループに名前を付けるのが当時韓国で流行っていたかどうかはわからないけれど、そのグループ名の決め方とか、そういうのも含めて

すごく面白かった!

末期ガンの友人に偶然あって昔の友達を探し出そうとする。
ありがちなストーリーなんだけれど、国も文化も違うのに、彼女達の昔懐かしい、とにかく楽しかった高校時代というところは凄く共感できた。

本来なら物凄い口の悪い女子高生や、ヤンキーみたいな人達と喧嘩したり、労働運動があったり、正直自分に当てはまるところは全然ないのだけれど、とにかく女の子たちが元気で、可愛くて。
その過去を思い出している今現在42歳のナミを見ていると、なぜか共感しちゃう

そしてやっぱりこの「韓国映画の雰囲気」が好きなんだよね。
ちょっと大げさな演出とかも、韓国映画なら許せる、というか。
これが韓国なら普通なんだろうとすんなり受け入れられちゃう

過去と現在が交錯する演出も違和感なく素敵です。

「親友なのに20年も会ってないって?」と疑問を感じる人がいるかもしれないけれど、ちゃんとそれも理由がある。
今はSNSなんかで嫌でも居場所を知られてしまうけれど、一昔前は地元から出て居たり、実家が引っ越したりしていたら、連絡先がわからなくなるっていうのは普通にあったと思う。
私も実家が引っ越してしまっているので大学のサークル内では「行方がわからない先輩」になっている!!
まあ、同学年の誰かに聞けばわかるんだけど、誰も教えないという・・・。
私も高校時代の親友たちとは大学卒業してからは、仕事だったり、家族だったり、子供だったりの都合で全然会えてない。
かろうじてメアドを知っているので連絡は取れるけれど、SNSをやっていない子達とは近況は全然知らない。
というわけで、親友といえども20年くらい会わないというのはアラフォー世代あたりでは普通の事のような気がする。

今回主役のイム・ナミを演じるユ・ホジョン。(真ん中が彼女です)
is.jpg
とっても清楚な奥様という感じ。
それぞれ高校生役と現代役でちょっと似ているなぁと思うところがあるんだけれど、高校生のナミ(シム・ウンギョン)は田舎者で落ち着きがなく、おちゃらけているのに対して、現代のナミはちょっと大人しくなりすぎて。
彼女が一番昔と今との差が激しかった
まあ、主役だからしょうがないね。

ガンに冒された親友ハ・チュナはクールでカッコいいリーダー。
そしてその他のサニーの仲間はどちらかというと、それほど美少女というわけでもなく、愛嬌たっぷりの女の子たち。
正直主役のナミと、チュナ、スジとぽっちゃりチャンミまではちゃんと区別がつくんだけれど、あとの3人は、「あれ?これ誰だったっけ?」ってなったけどね
その中でひときわ目立っていたチョン・スジ。

本当に可愛い!

小西真奈美似の清楚な美少女!
サニーの中でもダントツです。
だから、このキャラクターは納得。

この映画にはいろいろな懐かしい音楽も登場します。
韓国の音楽もあって、私にとってはまったく知らない曲なので、なんの共感もないのだけれど、それでもきっとこの曲が韓国のアラフォーたちには懐かしい!って感じるだろうなっていうのはわかる。
その他にちゃんと「タイムアフタータイム」(シンディーローパーバージョンではないけど)とか洋楽も入っているので、そういう意味で「懐かしい!」も共有できる

とにかくサニー達がまた再開できるのか?!どんな大人になっているのか?!ってことが気になって最後まで一気に見てしまう名作です。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
韓国文化を知らなくても、大人が楽しめる青春映画です。

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ファースト・マン (2019) FIRST MAN 536本目

宇宙飛行士にはなりたくない! ファースト・マン (FIRST MAN)

出演:
ニール・アームストロング役 ライアン・ゴズリング
ジャネット・アームストロング役 クレア・フォイ

監督:
デイミアン・チャゼル
お勧め度★★★☆☆

以前、フロリダのケネディー宇宙センターに遊びに行った時のことを、「オデッセイ (2015) 」のレビューでも書いたのですが、シャトル打ち上げ体験はとっても怖くて、改めて宇宙飛行士ってすごいなぁと思った記憶があります
その時に月面着陸した時の映像や、音声なども展示してありました。
ついでに「月の石」なるもの(見た目も触った感じもただの石)を見ることもできて、なかなか楽しい施設でした。
そこで、アポロ計画の詳細を見たはずなんだけれど、全然覚えてなかった・・・。
そういう意味で歴史を知るいい映画です。

宇宙飛行士ニール・アームストロングの、1961年から1969年にかけてのジェミニ計画、そしてアポロ計画についての物語。

人類で初めて月に降り立ったアームストロング船長の話は、本当に有名過ぎて知らない人なんていないだろう。
当然これまでにも映画になっているだろうと思っていたら、アームストロング船長が主役という映画は実はないみたい。
1995年に公開された「アポロ13」はアームストロング船長のお話じゃないし、2019年に公開された「アポロ11号(完全版)」はまさに題名のままなんだけれど、ドキュメンタリーなので、この映画とはちょっと違う。

最初にこの映画のストーリーを聞いた時、なんとなく「またか!」って感じたけれど、実際にはそういう意味で、今まで何度も何作品もアポロ計画に関する映画は作られてきたのに、アームストロング船長が主役で、彼視点で彼のプライベートを題材にした映画は今までなかった。(たぶん)

そしてなにより監督がデイミアン・チャゼル。
「セッション (2014)」といい、「ラ・ラ・ランド (2017)」といい、私が好きな、興味深い映画ばかりだったから、期待大!
率直な感想といえば、

2時間以上の大作が、あっという間だった!

ここで注意して欲しいのは、この映画はアームストロング船長が月へ行った時のお話がメインではない、ということ。
正直月に行くまでがかなり長いです。

これはあくまでアームストロング船長がただの「ニール」だった時から始まって、月へ行くまでの彼の人生が語られた映画。

でも、だから面白かったし、他の月面着陸を描いた映画とは違っていた!

どうしても宇宙飛行士の映画って、英雄譚になってしまいがちだけれど、この映画はそういう感じがあまりありません。
主人公ニールが本当に真面目で堅物な性格だったのかどうかは知りませんが、ヒーロー的な性格の要素はあまりなく。
どちらかというととっても静かな映画。
そしてニールと家族の不安定な感じが始終心配な映画

歴史的事実を元にしているので、結末は皆さん知っての通り。
だけど、私の中でアームストロング船長とは、”That’s one small step for man, one giant leap for mankind.”(これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である)というあまりにも有名で、カッコ良い言葉をスラスラと言っているので、とても豪傑なユーモアのある、ザ・アメリカ人って感じをイメージしていた。
そうすると、ちょっと映画の中のニールとは全然違っていました。

そういう意味でもこの映画は見る価値がある。

そしてたぶん、フロリダのケネディー宇宙センターで見たはずの「アポロ1号」の事件に関しても、すっかり忘れていて衝撃的でした。

よくよく考えるとあの時代に人間の未開の地へあんなハリボテみたいな宇宙船で行こうなんて、自殺行為でしかない。
しかも、結局アメリカの宇宙開発はロシアとのくだらない競争で推進された感が半端なく、それに携わっている人達の犠牲が軽んじられているように感じた。

今となってはアメリカの宇宙開発やNASAの活動は今後の地球の未来を支える大切な活動だってわかっているけれど、当時は宇宙開発に関して、「そんな事にアメリカ国民の税金を使う必要って本当にあるの?」と蓮舫でなくても文句いいたくなるはず。

確かにこういう事って、「本当に必要なことなのか?」の判断が付けづらい。
ゴールが見えないし、失敗を重ねて犠牲が大きくなればなるほどこのまま続けていいのかって不安になる。
実際にアポロ以降、月面着陸をしなくなったのは、あまりにもお金がかかり過ぎるからだとか。
そしてスペースシャトルの打ち上げも終了してしまっている(別の有人宇宙船が開発されているらしいけど)。

この映画の主演のライアン・ゴズリング。
監督とは「ラ・ラ・ランド (2017)」でもタッグを組んでいた。
Ryan_Gosling_Cannes_2011.jpg
どんだけライアン好きなんだよ!

と言いたくなるけれど、きっと彼の中でイメージが最高にマッチしたんでしょう。

ライアンは「アームストロングが成し遂げた偉業はアメリカの偉業ではなく人類の偉業だと思っています」と発言したことで、この偉業にすべてのお金と犠牲を払った、アメリカ人からのバッシングを受けたというけど、ホント、くだらない。
アームストロング船長が"American"ではなく"Mankind"という言葉を使った意図をアメリカ人にもわかって欲しいものです。
しかも映画ではいろいろな国の人々がこの偉業を称えているシーンがあり、そのぐらい凄い事だったというのに、どうしても血税の出どころをはっきりさせないとモヤっとしちゃうという国民性がホント、嫌になっちゃうねぇ。

あとは月面着陸の映像で必ずと言っていいほど出て来るアメリカの国旗がこの映画には登場しないことを批判する人達も。
その事について、映画にも登場しているニールの子供たち(もうすっかりオジサンですけど)は、「全く気にしてない」と言っていた。
さすが。
この映画は2人の子供たちだけでなく、奥さんのジャネットやニールの妹にも取材を重ねて作り上げた映画。
そして、CGを極力排除し、LEDスクリーンをセットに設置したり、ミニチュアを利用したりして、監督がリアル感を追及して撮影した映画だそうです。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
この映画は事実を元にしているので、知っている人にとっては目新しい事実は何もないと思うけれど、ニールという1人の人間が宇宙飛行士としてどんな苦悩があったのか、そしてアポロ計画の裏側にあったいろいろな犠牲や問題点をサラりと見せてくれる映画です。

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のみとり侍 (2018) 535本目

大人のエロティックコメディー時代劇 のみとり侍

出演:
小林 寛之進役 阿部寛
おみね役 寺島しのぶ
清兵衛役  豊川悦司
佐伯 友之介役  斎藤工
甚兵衛役 風間杜夫

監督:
鶴橋康夫
お勧め度★★★☆☆

時代劇の好きなシーンは食事のシーン。
たぶん、たいしたものを食べているわけではないと思うけど、なんだか美味しそう。
そういうシーンもあります、この映画。

失言で藩主の怒りを買い、「猫ののみとり」になれ!と言われ、本当にのみとり業に転職した小林寛之進。
しかし、「猫ののみとり」とは表の仕事。
彼らの本当の仕事は女性に奉仕することだった!

私、あらすじを知らず、この豪華なキャストならハズレはないだろうと思って観ましたよ。

何という下ネタの嵐!

一応コメディーなので、面白おかしく表現されてはいるものの、濡れ場が多いので、気をつけて!

女性に奉仕する仕事、「猫ののみとり」。
いわゆる今でいうホストみたいなもん?
この職業はどうやら本当にあったらしく、もともとは本当に猫ののみとりをしていたらしい。
それが廃れてホスト業になった?
とにかく不思議な職業だけど、確かになぜ女性は堂々と花魁とかいって町を練り歩いているのに、男性はないのか?と考えると、この商売も不思議じゃないね。

ただこの映画、下ネタコメディーだけで構成されていたら、それはそれで面白かったんだけれど、ちゃんと映画としてストーリーを追及しちゃったところがちょっと冷めた
特に藩主のキャラがブレブレ。
悪い人なのか、いい人なのか、頭が悪いのか良いのか。
まあ、実際人間なんてそんなもんだろうけれど。
最後の方は真面目な話の流れに無理やり感がたまらなかった。
もちろん、のみとり業だけで映画にはならないだろうから、喜劇の定番、笑いあり、涙あり、エロあり、ってことかね?

この映画の原作は小松重男の「蚤とり侍」という短編集。

この中の独立した短編である「蚤とり侍」、「唐傘一本」、「代金百枚」を1つのストーリーにしているらしい。
だから1つのお話としてちょっと違和感があるのかも?

今回主役の小林寛之進を演じた阿部寛。
ここまでの濡れ場は今まであったんだろうか?
なんとなくそういうシーンが少ないイメージの彼。
監督も「誰もやってくれそうにない役」と言っているだけあって、今まで見たことのない阿部寛を見ることができます。
「テルマエ・ロマエ (2012)」でも肉体美をさらしていたけれど、今回も素晴らしい!
特に太ももの筋肉が素敵です。

そしてトヨエツに斎藤工も登場していい男祭り

斎藤工が裸のトヨエツを見て、恥ずかしそうにしてたから、斎藤工とどんな絡みを演じてくれるのかと期待したけれど、正直斎藤工のエピソードがベタすぎて面白くなかった。

そして女優陣もなかなか豪華でそれがこの映画をただのエロコメディーではなく、ちゃんとした時代劇に仕上げている。
寺島しのぶもいいんだけれど、トヨエツの相手役となったお仙を演じた飛鳥凛。

美しすぎる!

彼女の半裸を見るだけでも価値があります。
もしかして本業の方かしら?と思ったら、いろいろな映画にも出演している女優さんでした。
私の好きなタイプの女優さん

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
キャストが豪華なだけに、無駄遣い感が半端ない!
でも、それぐらい豪華な方が、こういう映画にはいいのかも。
ただ、家族で見るのはオススメしません!

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365日のシンプルライフ (2014) TAVARATAIVAS 534本目

捨てるのではなく、選び取る映画 365日のシンプルライフ (TAVARATAIVAS)

出演:
ペトリ・ルーッカイネン

監督:
ペトリ・ルーッカイネン
お勧め度★★★☆☆

引っ越しすると物が減るとよく言うけど。
私が初めてアメリカに引っ越した時は、確かにスーツケース1つだけだった。
部屋には何もなくて、それからもどちらかというと少ない物で暮らしてた。
何度目かにアメリカに再渡米した時は、日通さんが来て家の中の荷物をひとつ残らず持って行ったので、全部の荷物が届いた。
でも、最初の2、3週間くらいは荷物が無くてありあわせの生活をしてた。
どちらも経験したことがあるけど、やっぱり今は物に囲まれ過ぎて困ってる。
だから密に断捨離している。
ひとつずつ、ひとつずつ。
ミニマリストに憧れる私

ペトリ・ルーッカイネンは失恋してから、心にぽっかりと穴があいた。
物で心を埋めようとしてもできない。
そこである「実験」を思いつく。
ルールは4つ。
ルール1:自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける。
ルール2:1日に1個だけ倉庫から持って来る。
ルール3:1年間、続ける。
ルール4:1年間、何も買わない。
実験を通してペトリの生活はどうなったか!

このあらすじを見て、断捨離している私はパッと、飛びつきましたよ!
そしてこの映画のカバーがなんともオシャレ。
きっとフィンランドのおしゃれ生活が見れるのかなぁなんて、思っていたのですが。

どちらかというと、特に山も谷もない映画だった!

まあ、ドキュメンタリーだからしょうがないのだけれど。
それなりに小さな事件は起こりますが、どちらかというととっても静かな映画。
ドキュメンタリーという割には、自撮り以外にもちゃんとカメラマンがいるシーンもあり、映画のような演出になっているところが見やすくてよかった。

この実験で驚くことは、最初に倉庫に荷物を預ける時点で、「すべての」ってところ。

なんと、文字通り裸一貫から始まります!

多少エクストリームに演出しないと面白い映画にはならないだろうけれど、服どころか、下着もないって・・・。
ちょっと間違えば街中で逮捕されちゃう話です。
正直言って、そこまでしなくても・・・と思いましたよ。
倉庫から帰ってくるとき、どうしたんだろう?
いくら物がない状態から始めたいといっても、家具や洋服くらいはあってもいいのにな。

彼はだんだん物に対する執着心がなくなっていく。
これは私も経験したので、よくわかる。
断捨離していると、今までなんとなく手放せなかったものがだんだん簡単に手放せるようになってゆく。
結局、「必要な物」ではなく「私が必要だと思い込んでいた物」だったんだねぇ。

あと、ルールの4にある、「何も買わない」っていうやつ。

食べ物はどうしてんの?

最初は弟に買ってきてもらったみたいだけど、そんな物乞いみたいな生活はシンプルライフとは違う気がする。
そして、この実験は当然、彼のような不定期な仕事をしている人にしかできないだろうなぁ。
会社員なら最低限仕事に行くための服は必要だし、歯磨きとかした方がいいし。
なかなか真似のできない実験っていうところも映画で自分に当てはめて考えられて面白い。

あとは、彼氏がこんな風に何も買わない人だったら、ちょっとがっかり
公園でのピックニックとか全然いいけど、サンドイッチくらいは買って欲しい。

監督のペトリ・ルーッカイネン。
Petri_Luukkainen.jpg
ツイッターを見ると2019年で更新が止まっていて、そこには現在カリフォルニアにいますって書いてある。
なにしてんだろうね?
彼のHPでは所在地はヘルシンキとなっていて、映画製作はしているようだけれど・・・。
詳しいことはよくわかりませんが、また面白いドキュメンタリーを撮って欲しいですね。

この映画の原題”TAVARATAIVAS”は「モノ天国」という意味らしい。
(翻訳ソフトで調べたら、グッズスカイと出てたなんだそれ?)
英語のタイトルは”My stuff”。

この映画のも1つの見どころ、というか聞きどころはその音楽!
北欧ナンバーワンとも言われているティモ・ラッシーがお洒落なジャズを奏でます。
これが何かこの映画とマッチしているようなマッチしていないような奇妙な感じで映画の雰囲気をかなり良くしている

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
確かに何もないところからもう一度始めたら、本当に必要なものが見えてくるかもね。
さあて、断捨離頑張ろう!

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ナミヤ雑貨店の奇蹟 (2017) 533本目

人間関係複雑な映画 ナミヤ雑貨店の奇蹟 

出演:
矢口敦也役 山田涼介
小林翔太役 村上虹郎
麻生幸平役 寛一郎
浪矢雄治 - 西田敏行

監督:
廣木隆一
お勧め度★★★☆☆

Hey! Say! JUMPでは誰が好き?
私は断然山田君!
あんなかわいい子が世の中にいるんだぁと感激したなぁ。
「グラスホッパー (2015)」では、映画はそれほど面白くなかったけれど、その演技力とオーラに驚いた!
もちろん、その前に「理想の息子」というドラマで可愛らしさにノックアウトされたけど。
とにかく、山田君が今度はどんな魅力を振りまいてくれるのか、ミーハーな気持で見た映画

訳ありの3人の男の子が逃げ込んだ廃屋。
それはかつて「ナミヤ雑貨店」と呼ばれる雑貨店だった場所。
そしてナミヤ雑貨店の店主は手紙を通して人の悩み相談を受け付けていた。
すると突然3人がいる廃墟に手紙が投げ込まれて・・・。

この映画は東野圭吾のベストセラー同名小説の映画化です。

そりゃあ、おもしろいんだろうな!と期待して視聴。

うん、確かに点と点が線になって、最後に繋がる。
その感じは面白かった!
でもなんだかモヤっとする。
その理由は、たぶん、映画の中で点と点が繋がっていく様子を視聴者は見ることができるのに、登場人物たちは、その繋がりを全然知らずに過ぎて行ってしまうってこと。

例えば最初に写真だけで登場する皆月暁子。
いったい誰なんだろうと映画を見ていると、「あ!この人は!」というシーンがいくつもある。
でも、それは映画の中の人達は何一つ知らず。

廃屋に迷い込んだ3人も、「きっと何か繋がりがあるはず!」と思いながらいるのに、彼らも何もわからずに終わってしまう・・・。

もちろん、映画見ている側の視聴者は全部知ってますけど
その感じがとっても寂しい。

そして時系列が1969年、2012年、1980年と飛んで歩あるくので、ちょっと気を抜くと、いったいいつの時代だったか、わからなくなっちゃう。
特に田村晴美役の尾野真千子が30年経っても若々しすぎて、全然「おばさん」じゃない
そのせいで、2012年なのに、そうじゃないみたいに見えたり・・・。

そして沢山の人達が登場するので、いろいろとごちゃごちゃします。
その割にテンポが遅くて、このエピソード数なら2時間はちょっと長いなぁ。
もう少し短くできたはず。

おそらく小説ではもっとたくさんの悩み事の相談があったんだろうと思うのだけれど、映画では主に3人からの悩み相談を通じて、人の繋がりが紐解かれていきます。

「魚屋ミュージシャン」の悩み。
この魚屋ミュージシャンを演じて居るのが林遣都。
いつもの林遣都とは全然違う!
変な髪型にギター姿。
歌が下手なところがやっぱり一流ミュージシャンにはなれなかったってことかね?

「グリーンリバー」さんの悩み。
この悩み相談はあってもなくてもどっちでも良かったような気がするけれど、敢えて「人との繋がり」という部分で必要だったのかな?

そして一番面白かったのが「迷える子犬」の悩み。
これは見ていてワクワクした!

だけど、全体として言えることは

みんなナミヤ雑貨店の奇蹟に対して寛容すぎ!

不思議な事が起こっているのにみんなすんなり受け入れてるし
そして冒頭で廃屋になったナミヤ雑貨店にとどまっている3人の理由も不自然だし。

ところで山田君は、というと、今回はヤンチャな青年の役。
正直そういうイメージじゃないんだけど。
ヤンチャで必要以上にアツくて、涙もろい。
まあ、いいでしょう。
最後のシーンの彼の横顔がとってもいいです。

そしてやっぱり主題歌の山下達郎の「REBORN」でしょう。
エンドロールが悲しくて切なくて美しい
そしてこれは劇中歌としてセリという歌手が歌っている設定で登場します。

同じ曲とは思わなかった!

どちらも良い曲なのですが、まるでイメージが違う・・・。
歌っているのはセリ役の門脇麦です。
雰囲気あっていいんだけれど、やっぱり「黄泉がえり」の時の柴咲コウのよなインパクトはなかったなぁ・・・。
これは歌手の人がキャスティングされたら良かったのに。

それと、最初に登場する3人組の1人、麻生幸平を演じている寛一郎。
ずいぶん丹精なイケメンだなぁと思ったら、佐藤浩市の息子だった!
どうりで

このナミヤ雑貨店のある町は昭和の雰囲気が残っているとってもノスタルジックな商店街。
大分県豊後高田市でロケが行われて、本当にこんな場所がある!
ロケ地マップまであって、行ってみたいなぁ。
map_01 (1)
この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
悩み相談って難しいよね。
私は基本、そういう相談に対しては当たり障りのない発言しかしません。
この映画をみて、ますます相談に乗るって責任重大!って思いました。

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ハッピー・デス・デイ 2U (2019) HAPPY DEATH DAY 2U 532本目

これはもう、ホラーではない! ハッピー・デス・デイ 2U (HAPPY DEATH DAY 2U)


出演:
ツリー・ゲルブマン役 ジェシカ・ローテ
カーター・デイヴィス役 イズラエル・ブルサード
ロリ・シュペングラー役 ルビー・モディーン
ライアン・ファン役 フィー・ヴ

監督:
クリストファー・B・ランドン
お勧め度★★★★★

さて!予告通り続編です!

なんと私、この作品に★5つ付けましたよ!

本当に、久し振りに心が震えました。
みんなに見てもらいたい!そう強く思う映画です!

さて、でも、こちら続編なので、前作を見ていない人は今ここで回れ右!
もちろんこの映画はストーリーとしては前作のツリーの誕生日9月18日の次の日から始まりますので、独立したストーリーなのですが、前作を見てからでないと100パーセント楽しめません!
ぜひ前作を見て、前作の私のレビューも見てからこちらに戻ってきてください
そして、絶対にネタバレサイトを見ない事!
もちろんこのサイトではネタバレしていませんので、ご安心を。

9月18日を乗り越えたツリー。
すると今度はライアンがループし始める!
そして、このループの原因が今明かされる!
そしてそこからまた新しい問題が発生し?!

このタイトルで、このカバーで、この出演者で★5つって、本当に良い意味でいろいろ裏切られました。

またまたオープニングのUniversalのロゴから注目してください。
なかなか面白い事になっています。

そして登場するライアン君。
前回はほとんど出番のなかったカーターのルームメイト君です。
今回はなぜかライアン君がループに!
そっか・・・、ライアン君が主役のストーリーか・・・、まあ、いいけどさ・・・、でもなんかパッとしないよね。

いやいや、そんな事ない!

めちゃめちゃ面白かった。

だいたい、続編によくありがちなんだけれど、やっぱり同じようなストーリーだと、すでに前作でネタバレしているので、新鮮さはゼロ。
ライアン君の1日がループして、またその原因を探る、とかだと、正直ここまで面白い映画にはならなかったでしょう。
そう、そうなんです。

ライアン君はただのかませ犬

メインのストーリーは別にあります。
ただ、ライアン君は今回大活躍しますので、そのあたりも見どころ。

前作と設定は同じ、お馴染みのキャラクター達が再登場しているというのに、ストーリーは全然違う。

そう、これはホラーではない、SFです!

こうなると、本当になんでもアリで、映画の最初の方はちょっと「これは期待外れかな」と思わせる。
ところがどうでしょう?
これがどんどん面白くなっていって、涙あり、笑いあり、ホラー(ちょっとだけ)あり。

前回同様にサスペンスの部分もあって、素晴らしいことに伏線も全部回収し、最高のエンディングを迎えることができます。
まあ、ちょっと強引なところや、コメディー感を出し過ぎな演出もあるにはあるけれど、その上で感動のシーンなども含まれていて、バランスが最高!

不覚にも泣いてしまいました!なんとホラー映画で涙・・・

やっぱり私が一番好きなのは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985)」を彷彿させるような効果音と高揚感!
これがたまらない。
実際監督のクリス・ランドンはバックトゥザフィーチャーの大ファンとインタビューで言ってました
カーターの部屋の壁にも映画のポスターが貼ってあります。

映画の中でカーターがツリーに「バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985)」知ってる?って聞くシーンも好き

今回とっても重要な役回りのライアン役フィー・ヴ。
Phi Vu
彼はアメリカ生まれのアジア人。
名前からして東南アジア系でしょうか?
とにかく、この映画にはインド系やアジア系のアメリカ人が登場して、その多様性もなかなか面白い。
アメリカにいるアジア人のアルアル、アジア人なのに金髪、そして眉毛が黒い、そして科学に強い。
きっとそういうイメージなんだろうなぁ。

さて、前回、絶対に覚えておいて欲しいといった停電する時の「学費の無駄遣い」というセリフの意味。
これがなんとこの続編で明かされます。
ライアン君たちが原因です。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
本当に面白い映画です。
ちょっと刺激が強いシーンもあるけれど、ほとんどコメディーなので、家族で見るのにもオススメ。
こちら、続編がさらにあるのかなぁ?

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ハッピー・デス・デイ (2019) HAPPY DEATH DAY 531本目

ループものの最高峰! ハッピー・デス・デイ (HAPPY DEATH DAY)

出演:
ツリー・ゲルブマン役 ジェシカ・ローテ
カーター・デイヴィス役 イズラエル・ブルサード
ロリ・シュペングラー役 ルビー・モディーン
ライアン・ファン役 フィー・ヴ

監督:
クリストファー・B・ランドン
お勧め度★★★★☆

私、以前も言いましたが、ホラーは好きなのに、ビビリなので夜見れません
基本は昼に見てる。
そして、もう一つ、タイムループものが大好き
ここに最高に面白いホラーコメディータイムループ映画が誕生!

9月18日月曜日。
ツリーの誕生日。
彼女は自分の誕生日に殺されてしまった。
しかし、目を開けると殺されたはずなのに、9月18日の朝に戻っている!
いったい彼女を殺したのは誰なのか!
そしてこのループはいつ終わるのか!

ホラーでタイムループ。
この題材ってみんなが大好きだからか、本当に使い古されていて、大概「何かの映画の焼き直し」になっちゃう。
もちろんこの映画も監督本人が言うには、数々の映画を参考にしたって名言しちゃっているくらい。
そうなると結構飽き飽きしてしまうんだけれど、それがどうしてか、

この映画、控えめに言っても最高に面白い!

もう一つ、この映画の特徴なのだけれど、

もはやホラーではなく、コメディーそしてサスペンス!

そもそも、この映画はアメリカでは2017年に公開しているのに、日本での公開は2019年。
わかるよ、わかる。
この映画の陳腐なタイトルといい、カバーといい、出ている役者がほとんど無名な事といい、絶対に日本の配給会社が買わない映画。

しかも主人公が金髪美女。
そしてホラー。
三流ホラー映画の要素を全部持ってる。
それなのに、

この映画は本当に面白い!大事なことだから二回言いました!

おそらくそれに気が付いて日本でも2019年になって公開されたのかな?

まず、オープニングから注目して欲しい。
最初の「Universal」のロゴがループしてなんともニクい演出。

そして、主人公のツリーが死ぬとその日(9月18日)に戻ってくるっていうあたりは、「オール・ユー・ニード・イズ・キル (2014」かな?
それとも、「Re ゼロから始める 異世界生活」?
いずれもみんなが大好きな設定。

映画の中でもカーターが言っている「恋はデジャヴ」も多いに参考にしたらしい。

自らの死から逃げようとする辺りは「ファイナルディスティネーション」(この映画も好き)を彷彿させる。

そしてカバーにもあって殺人鬼がかぶっている豚のような子供のようなお面。
これは「スクリーム」的な発想?

とにかく、みんなが大好き!を集めてさらに独自のヒネリを加えて最高に面白くしている!

この映画ではツリーが何度も同じ日を行き来して、自分を殺した犯人を探し出そうとする。
でも、その探し出し方もなんというか、推理とかそんなカッコよいことではなく、かなり力技。
それなに、最後にはいろんな伏線を全部回収してスッキリ終わる、エンターテイメント映画。

主役のツリー役のジェシカ・ローテ。
190px-Jessica_Rothe.jpg
「ラ・ラ・ランド (2017)」で主人公のミアのルームメイト役で出演していたのだけれど、覚えてる?
覚えてないよね
でも、彼女、典型的な金髪美女です。
この映画のツリーのキャラクターの面白いところが、

主人公なのに、ツリーはとにかく嫌な女

だから殺されたって全然いいんだけれど、それが何度もループしているうちに不思議と彼女に感情移入してしまう。
ジェシカ・ローテの凄さよ。

私がこの映画が面白い!と感じたのは、後半、ちょっと先が読める展開になるところ。
それなのに、さらにその上を行く展開!
そこが最高に面白かったわ。

主人公を演じたジェシカでさえ、結末の予想がつかなくて、台本を読んでびっくりした!というくらいだから、そのヒネリ具合、わかるでしょ?

ただ、この映画ではなぜツリーがタイムリープするのか、という理由については語られません。
でも、おかしなシーンが1つある。
それは「停電のシーン」。
ツリーの住んでいる寮(いわゆるソロリティの家)でダニエルと話をしていると、一瞬停電が。
そしてダニエルが「学費の無駄遣い」と言うシーン。
これ、なんで学費の無駄遣いなの?と思う訳。

このシーン、絶対に覚えておいてくださいな!

理由は次回、お伝えします!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
この映画がホラーにジャンルされているのが不思議なくらい、ホラー苦手な人にもオススメしたい!
久しぶりにパンチのある映画でした。
そして、次回は続編、観ますよ!

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億男 (2018) 530本目

お金の価値を教えてくれる?億男 

出演:
大倉一男役 佐藤健
古河九十九役 高橋一生
あきら役 池田エライザ
安田十和子役 沢尻エリカ
百瀬栄一役 北村一輝
千住清人役 藤原竜也

監督:
大友啓史
お勧め度★★★☆☆

宝くじ、買ってる?
私は買ってる。

あれ、本当に当たるの?

当った人、見たことない。
3億じゃなくていい、1億、いや、1000万でいいから、当たってくれー!
そういう映画。

兄の借金を肩代わりしたせいで、昼は図書館司書、夜は食品工場で働き、借金を返す事だけのために生きる大倉一男。
そのために妻と娘とは別々に暮らしている。
そんなある日、福引でもらった宝くじが当選!
一男の人生が変わる・・・のか?

この映画はトレイラーの時点から見たくてしょうがなかった!
だって、主役に佐藤健、友達役に高橋一生、そして脇を固める沢尻エリカや北村一輝、そして藤原達也まで!

何て豪華な映画なんだ!

しかもお金にまつわるお話、さらにベストセラー小説の映画化。

原作は未読なので、比較はできませんが・・・。
映画の全体的な感想は、というと、

ちょっと期待しすぎたかな?

ストーリーはいたってシンプル。
急に大金を手にした一男がお金の相談に友人を頼って、その友人がお金を持ち逃げされる。
それを友人の交友関係から探し出そうとするというお話。

その交友関係を探る中で出会う人々がとってもインパクト強くて。
でもちょっと奇をてらいすぎ?
百瀬の関西弁も、千住の怪しいセミナーも、小説だったら受け入れられただろうけれど、映像になるとリアル感が失われて、この映画の本当のストーリーをかすめてしまう。
実際、その部分と学生時代にモロッコを旅行した時の話がまるで別の映画のように見えるくらいの違和感。

そして映画を見終わった後に思うのが、

まあ、だいたい当たり前の事を言ってたな

だけど、キャラクターのインパクトの強さなどでエンターテイメント性は失われていない。
それ以上にモロッコ旅行のシーンが良かった!
さすが、モロッコでロケしただけある!

ところで「億男」とは?
これは池田エライザ演じるあきらが携帯に登録している名前の前についている種類。
「億男」と「雑魚」
池田エライザはもっと可愛らしい感じの人だというイメージだったんだけれど、映画でみたら、ニューハーフのような迫力があった!
そしてパーティーであった時と普段の感じの落差がスゴイ。

お金の映画だけあって、登場人物に数字が入っているのも面白い。
九十九(つくも)って珍しい名前だなぁとおもったけれど、学生時代、落研で、二人が「100点コンビ!」と呼ばれていた。
主人公の一男が1で九十九が99。

それと、ちょっと面白くないのが、一男の夫婦の在り方。
そもそも、一男は全然悪くない。(保証人になったのは悪いけど)
一生懸命家族と自分のために働いているのに、それを妻が理解していないのも、納得いかなかったし、ここはちょっと無理がある設定だなぁと思った。

とにかく、宝くじが当たっても人に言ってはいけない!そして決して保証人になってはいけない!

これがこの映画で学べることです。
いや、もちろん、それがこの映画の神髄ではないんだけど

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
私は宝くじがあたっても仕事もやめないし、質素な生活します。
映画の中で沢尻エリカが演じる安田十和子が一番羨ましい。

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恋愛だけじゃダメかしら? (2012) WHAT TO EXPECT WHEN YOU'RE EXPECTING 529本目

妊娠と一言にいってもひとそれぞれ 恋愛だけじゃダメかしら? (WHAT TO EXPECT WHEN YOU'RE EXPECTING)

出演:
ジュールズ・バクスター役 キャメロン・ディアス
エヴァン・ウェバー役 マシュー・モリソン
ホリー役 ジェニファー・ロペス
アレックス役 ロドリゴ・サントロ
ロージー・ブレナン役 アナ・ケンドリック
マルコ役 チェイス・クロフォード
ラムジー・クーパー役 デニス・クエイド

監督:
カーク・ジョーンズ
お勧め度★★★☆☆

私、妊娠中の事、あんまり覚えてないの
毎日とりあえず気分がパッとしなくて、特に朝は元気に起きられても、夕方すごくだるくなるっていうのは憶えてる。
酷いつわりがあったわけでもなく、お腹もそれほど大きくならなかったので、たぶん酷いことはなにもなかったんだと思うのだけれど、常にちょっと具合が悪い感じだった。
これがいつまで続くんだろうと憂鬱になったりした。
よく、安定期になると妊娠ハイみたいになるとか、妊娠期を楽しめるようになるって聞いていたけれど、私の場合最初から最後までずーっとそれほど何もないけれど、ちょっとだけ不調というなんとも中途半端な感じだったなぁ。
そう思うと、本当に妊娠とは人それぞれで。
特に私の場合、妊娠するまで降圧剤を飲むほどの高血圧(年の割には高すぎるというドクターの判断でした)だったのに、妊娠したら血圧が下がって薬いらずに。
妊娠高血圧症候群というものがあるというのは聞いたことがあったけれど、妊娠して血圧が下がるって不思議だったなぁ。
そういう妊娠のいろいろがあるドラマ。

自分のTVプログラムを持つほどフィットネス界で人気のインストラクタージュールズ。
未婚のままダンサーのエヴァンとの子供を妊娠。
養子を迎えることにしたホリー。
一晩限りの関係を持ったロージーが思いがけない妊娠。
そして2年間の不妊治療の末、ようやく妊娠したウェンディ。
いろいろな女性の妊娠と出産にまつわる物語。

テレビのダンス番組で知り合ったジュールズとエヴァン。
この番組、絶対"Dancing with the Stars"だよね!
私もアメリカにいる時に大好きでいつも見てた!
それだけでもちょっとテンションあがったこの映画。

タイトルだけ見ると、恋愛に関する映画かと思っちゃうけれど、これは

妊娠に関する映画です!

妊娠、とひとくくりに言っても、いろいろなパターンがある、というお話。
その中には養子を迎えることで子供を授かるカップルについても描かれています。
たぶん、これがなかったら、世の中簡単に妊娠しすぎだろ?って思っちゃうけれど、何年も不妊治療をしてさずかった2人や、不妊治療の末に養子を迎えることを決意した2人など、できるだけいろいろなパターンを描こうとしていることに好感がもてます。

この映画の原作は妊娠ガイド本として有名なハイディ・マーコフ「すべてがわかる妊娠と出産の本」。
日本語版もあります。

こちら、ちょっと読んでみたのだけれど、各妊娠週によってどんな事が起こっているか、どんな変化が予想されるか、食生活のアドバイスなどが書いてあるみたい。
今はインターネットとたまひよの情報で何でも調べられるし、網羅されていると思うのだけれど、この本が最初に出版されたのは1984年の頃。
きっとママたちはこの本を読んでいろいろと勉強したんだろうなぁ。

映画でカリスマインストラクター役のキャメロン・ディアス。
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2015年に結婚してから全然表舞台に立っていない彼女ですが、今は生まれたばかりの娘の育児に忙しそう。
それでも最近久しぶりにインスタライブに登場し、変わらぬ可愛さに驚きました。
なんとなく彼女が出演しているというだけでコメディーの格があがる
彼女のスタイルブックは二冊とも読んだ!
とてもためになる内容でした

その他にもジェニファー・ロペスやアナ・ケンドリックなど主役級の女優が登場して映画を引き締めてくれる!

私が特にグッと来たのは、やっぱり不妊の末、養子を迎えることを選んだホリーカップル。
2人はとっても仲が良くて、理想の夫婦。
でも、子供がいない事を、ホリーはとっても気にしている。
しかも「女ならできて当然の事ができない」苦悩
私もこれに悩まされたから、気持ちわかるわ。

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
たまに、こういう軽めのコメディー見たくなるんだよね。
でも、妊活している人にはオススメしません。
いろいろセンシティブな内容が詰まっているので。
でも、妊活している奥様をお持ちの旦那様や、それ以外の人達にはオススメ。
妊娠についてのいろいろなリアルなエピソードがわかります!

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何者 (2016) 528本目

これが就活のリアルのなの? 何者 

出演:
二宮拓人役 佐藤健
田名部瑞月役 有村架純
小早川理香役 二階堂ふみ
神谷光太郎役 菅田将暉
宮本隆良役  岡田将生
サワ先輩役 山田孝之

監督:
三浦大輔
お勧め度★★★☆☆

私の初めての就職はアメリカだったので、いわゆる日本の大学生4年生がやるような「就活」はやったことがありません
当時は100社エントリーして10社通るか通らないか、っていう話が多くて、本当に大変そうだった。
もちろんアメリカにも就職のための試験や面接はあるんだけれど、結構な確率でインターンから就職したり、テンプからフルタイムになったり、エージェントに斡旋してもらったり、紹介で就職したりといろいろな方法で就職している人がいる。
1つの会社に正社員として就職せずに、いくつもの仕事を掛け持ちしたり、働いているのに学校行ったりしている人も沢山いて、大学4年生になったら就活しなければ!っていう雰囲気があんまりないのも事実。
だからこそ、この就職戦線を乗り越えてきた人達ってやっぱり真の部分で強いんだろうなぁと思う。
人間、挫折を味わったり、我慢したり、頑張った経験があるからこそ、成長するもんでしょ。
そういう映画。

二宮拓人と神谷光太郎はルームメイト。
同じマンションに友人が住んでいるとわかり、田名部瑞月と小早川理香を加えた4人は就職活動中に定期的に会うようになる。

この映画は第148回直木三十五賞受賞作である朝井リョウ原作「何者」の映画化です。

私はこの小説を映画を見る前に読みました。
小説を読んだ後の感想は

なんて冷たい小説なんだ!

なんというか、人間の見たくない部分を見ちゃったというか、知られちゃったというか、そうなってほしくない展開になってしまったというか。
特に主人公であるはずの二宮拓人がなかなか内定をもらえず、可哀想で・・・

映画の内容はほとんど同じですが、小説だと結末までいかないとわからないところがあり、そのために読み直したりしたのだけれど、映画ではとっても解り易く映像化されているので、結末まで行って何もかも納得できる感じです。

小説では冷たいと感じたいろいろな事が、映画ではむしろスッキリしたというか。
気持ちの良いエンディングではないのだけれど、絶望感はありません。
最後に拓人が歩いている映像の中で流れる主題歌の中田ヤスタカの「NANIMONO(feat. 米津玄師)」。
これが切ないけれど力強くて、何かパワーを感じる。
小説よりマシな終わり方だった気がする。
音楽の力ってすごいのね。

では、ネクラな演劇青年の佐藤健と、チャラ系のバンドマンの菅田将暉とどっちが好みか!
いや、そういう映画ではない!

とにかくこの映画は

マウンティングの嵐!

就活生ってこんな感じなの?
みんなで就職活動の情報交換したり、手伝いしているように見えて、実は内面では嫉妬や羨望、絶望の嵐。
でもさ、これってしょうがないよね。
就職だけじゃない。
遡ってみれば、大学受験だって、高校受験の時だって、自分が行きたかった所に行けなくて、そこに行っている人達が羨ましくて、悔しくて、まっすぐに見ることができない時期ってあったはず。
もっと遡れば、ファミコンを持っている友達が羨ましくて、買ってもらえない自分は「ピアノを買ってもらう」とウソついて対抗してみたり・・・。
とにかく人生、相対的に幸せを探そうとしてばっかり。
だからこそ、今さかんに「自己肯定感」を高めようなんていうけど、そんな簡単にできるのかね?
小さな子供だって、人がもっているおもちゃと自分のおもちゃを比べて妬み合うというのに。
ある時私は、このことに本当に疲れて、人と比べない人生を歩みたいと真剣に思った。
まあ、今はそれほどそういう事がなくなったけれど、一時期自分の中にある「嫉妬心」にムカついてしょうがなかった時期があったよ。

だからこそ、この映画は就活をした事がない私でも共感できる部分が多くて、なんだか辛かった。
それでもその事を映画として客観的に見ることができて、それほどダメージはなかったな。

今回主役の二宮拓人役の佐藤健。
私が小説を読んだときにも好きだった拓人の言葉。

「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作なんだよな」

ホント、これにはガツーンとやられました。
そう、本当にそう、でもそこから出られずにその頭の中の物は何者にもならずに終わってしまっているのです。

田名部瑞月役の有村架純。
瑞月はもっと、アクティブなイメージだったのだけれど、映画ではとにかくいい子でした。

そして最高だったのが、小早川理香役の二階堂ふみ。
私は彼女が一番嫌いだったので、二階堂ふみの「意識高い系」の感じが本当に素晴らしく嫌味だった。
可愛いのに、女子にも男子にも嫌われる感じがうまい。

宮本隆良役の岡田将生。
小説ではもっともっと嫌な奴だった
たぶん岡田将生の爽やかさがそれを薄めてしまったのだと思う。
それでも十分嫌味な奴だけど。

ただ、全員に言えることだけれど、

ちょっとみんな大学生には見えない

唯一神谷光太郎役の菅田将暉だけは大学生っぽい感じがあるけれど、他の人はみんな落ち着きあり過ぎて・・・。
まあ、でも豪華キャストだからいいか!

この映画、面白かった!と共感する人がいたら、教えてくださいな。
この映画は「最後に驚くような事実が!」という前フリがあるけれど、そういうどんでん返し系がメインの映画ではなく、あくまで人間の内側をえぐるドラマです。

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ここでは素人目線で映画について言いたい放題、アメリカから映画レビューをお届けしています。→日本に帰国しました!
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